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大人しい子でした

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緑の中に潜んでいる

祭囃子と夕暮れと

毎日あっついよなー、残暑厳しいよなー…と辟易しておりましたが、
ここ数日、朝と夜はぐんと暑さが和らいで、涼しくなってきましたね。
勿論、日中はまだまだうだるように蒸し暑いのですが、
夜には虫の音が聞こえます。季節はちゃんと移り変わっているんだ。
そういや、地元の和菓子屋さんも、もう水羊羹の販売は終了してたな。
残念、もう一回ぐらいは食べたかった。来年に持ち越しか…。

八月最後の日曜日、地元のお祭りに行ってきました。
この時期、我が地元はちょっと変わったお祭りが目白押し。
どれもバラエティーに富んでいて、とても楽しませて貰ってます。

まだ雛鳥ですから

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落ちてきた小鳥さん。一度低空飛行で、庭の隅まで飛びました。

親子愛情物語

夕方、母が水撒きをしていると、庭に鳥が落ちてきたそうです。

何の事だと話を聞いてみると、突然ぽてっと空から降ってきたそうな。
どうやらまだ空を飛び始めたばかりの子供の鳥さんらしく、
見ると庭の真ん中で丸くなって、ぱかっと口を開けてじっとしていました。
鳥の事は詳しく知りませんが、これってもしかして雛鳥の習性なのかな?
どうも口を開くと、親鳥が餌を運びにこっちに来てくれると思っている模様。
見上げると、すぐ傍にある電線には親御さんらしき二羽の鳥さんが、
あちこち忙しく羽ばたきながら、大きな声で囀りながら、
それでも決して離れることなく、こちらの様子を窺っております。
しかも暫くすると、御兄弟らしき小鳥も増えておりました。皆心配なんだね。
落ちてきた小鳥は、ぱかっと口を開いたまま、動かず親を待っているし、
助けてあげたいけど野生動物に人間が触れちゃいけないし、
近くに人間がいたら小鳥さんも緊張するし、親御さんも近付けないから…と、
一旦家の中に入って、暫く姿を消す事にしました。

囀りが聞こえなくなったかな?と庭に戻ってみると、鳥さん達の姿は無く、
飛んで行ったのを母が目撃しておりました。ひとまず一見落着。良かった。
何と言うか、親子関係は鳥も人間も同じなんだな。微笑ましかったです。

バニラの入った

今年の桃は、梅雨の影響からか、あんまり美味しくなかったのですが、
連日の炎天下パワーが漸く追いついて来たのか、
旬も終わりになった今、店頭に並ぶ桃が非常に美味しいです。
ちょっと遅れてはおりますが、只今家庭内桃ブーム真っ盛り。
買ってきた桃を、台所の窓辺に一列に並べて、にまにましています。

そんな最中、母が桃ジャムを作りました。なんと贅沢な!
桃のジャムなんて何だか勿体無いよな…と思いながら、
今だ健在のカスピ海ヨーグルトと混ぜて食べたのですが、
これがまあなんと、「フルーチ○」そっくりの味でびっくり。
確かに考えてみれば、基本的な材料ってか原料は同じだもんね。

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ラッピングしたものは、来月姉の元へ遊びに行く際に持って行く分です。
久しぶりに甥っ子に会えるのが楽しみだ!!

酔わせてみたり

8月のお題、「ビール」より小噺。
ジャンル違い要注意。
以下、楊太です。



これでも、いろいろ考えていたのだ。
出張だって一人でも良かったが、二人で始めた件だからと許可を取って。
今日で最終日だし、折角だから部屋で祝杯をあげるか…なんて誘って。
シャワーも浴びて、浴衣に着替えて、ベットの上で話をして。
こう、少しは互いの距離も近くなって、お互いの警戒心も薄れるかなーと。
その上、ちょっとお酒の力も借りて、勢い付けたらいいかなーと。

「なのに、なーんでお主が先に酔い潰れるのだ」

サイドテーブルの上に転がるのは、空き缶の山。
ベットの上で呑気に寝息を立てる、綺麗でお気楽な寝顔を見下ろし、
冴えた頭でぬるくなった缶ビールのプルトップを開けた。



今日は朝は機嫌が悪いみたいですけど、何か怒らせることしましたか?

残暑が酷過ぎる

エコポイントが貰える内に…と、家の窓を二重サッシに工事しました。
工事と言っても窓枠にはめ込むだけなので、一日で全て終了。あっという間。
今までの窓にプラス二重窓を取り付けたので、正確には三重窓になるな。
カギが二つ付いている事になるので、防犯にも良いみたいです。
夏にも効果があるそうですが、冬の寒い時期にその真価を発揮する模様。
寒いのが苦手なので、暖房費の節約も含め、かなり期待しております。

それにしても、今年は本当に残暑が厳しいよなあ…早く涼しくなれー。
南と西に窓のある自室の夏の暑さは半端ないです。熱中症が洒落になりません。
クーラーの冷気が苦手な冷え性なので、扇風機のみを使用。
その部屋でホットの紅茶を飲む自分は、多分何かが間違っているんだと思う。
とりあえず、買ったばかりの秋物の服が早く着たいです。秋の服、大好き。

木に咲く睡蓮

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スイレンに似ていると言われるそうです

祇園で生まれた

サービスエリアの売店で、某有名デニッシュ食パンを発見。
これ、ひと昔前は行列ができるくらい、凄く人気がありましたよね。今も?
久々に見かけたし、紅茶風味も珍しいし、二枚入りの小パックを買いました。
ちと贅沢かと思いつつ、それにトマトとゆで卵を挟んでパニーニを作成。

…やっぱり勿体無かった。

作ったパニーニはそれはそれで美味くはあったのですが、
かしっとしてて、柔らかくて、バターと紅茶の風味がしっかりしているので、
これは軽くトーストして、そのまま食べるのが一番ですね。
邪道な食べ方をしてしまった自分に反省。超反省。
再チャレンジしたいのですが、近所に売っている所ってあったっけ?
ああ、勿体無い事をしてしまった…。

お値段とカロリーが気になってしまうのですが、やっぱり美味しいなあ。

秋物中心に購入

新しく出来たという、噂のアウトレットモールへ行って参りました。
アウトレットって初めてですが、どうも認識を激しく間違っていた模様。
家具や電化製品もあると思っておりましたが、殆どがアパレルなんですね。

それでも、予想以上に好きなショップが入っていて、
ほくほくとお買い物を満喫できました。いやあ、幸せ幸せv
とは言えかなり広いので、目当てのショップを回るだけで時間が無くなり、
見逃してしまったあれこれに後で気付いて、激しく後悔しております。
よし、この教訓は次に生かそう。ええ、今から再戦する気満々です。

ひゅうどろどろ

炎天下の中、京都のお寺観光をして参りました。
面白そうな展示物もあったので、それも観て参りました。

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季節的にもそうですが、ゲゲゲの連ドラもあって、ある意味今が旬。
可愛い妖怪画や、本気で怖い幽霊画もあって、とても楽しめました。

しっかし、暑かったー!
お客さんを乗せた人力車と何度かすれ違いましたが、
車夫の皆さんは「こんにちわー」と爽やかな笑顔で声を掛けてくれました。
真っ黒に日焼けした肌と白い歯が、やたらと眩しかったです。
この暑い中、あのお仕事も、本当に大変ですね。

それにしても、観光に来られる欧米系の方々を見てつくづく思いますが、
この炎天下に日傘も差さず、あんなに肩を出して、生肌を露出して、
真っ赤に焼けているのに、お肌は大丈夫なんだろうか?
こちとらシミは勿論、低温火傷並みに水膨れができるタイプなので、
本気で日焼け対策は欠かせません。
見ているこちらの方が、心配になってきますよ。

総オタク国家万歳

お祭りに行った際、後ろにいた女の子達の会話。
「コスプレ写真以外で、こんなにメモリー一杯になっちゃったー」

カフェで隣のテーブルに居た女の子達の会話。
「マクロス…イベント…四畳半…夏コミ(単語のみ聞こえました)」

やたら四畳半って言っていたけど、何の事?…と思っておりましたが、
某森見氏原作の小説のアニメ化されたやつの事なのかな?
その後本屋の前を通った時、店頭のテレビで流れたPR映像がそれでした。
むしろその偶然に驚きましたよ。



ここ数日、やたらとそんなオタク会話が耳に入ってきます。
多分自分もそっちな人間なので、尚更耳に入ると反応しちゃうんでしょね。
果たして、この世に腐女子とかオタクの割合って、どれぐらい居るんだろう。
自分は完全に隠しているのですが、そんな人も結構多いんじゃなかろうか。

とは言え殆どの日本人は、アニメや漫画に限らず、
何らかの形でオタク気質を持っているらしいですけどね。

ゆったり紅茶時間

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カフェ記。大阪が誇る、老舗の紅茶専門店へ行って参りました。
本店はビジネス街のど真ん中という立地からか、
日曜日は定休日なのですが、支店であるこちらは違います。

お店は地味で、女性が好みそうなおしゃれ感も薄く、
言わば昔ながらのオーソドックスな「喫茶店」です。
でも、紅茶の種類はかなり多く、そして専門店だけに本格的。
ランチメニューを注文しても、最初にポットの紅茶が出てきます。
持ってくるタイミングなんて聞かれません。何と言う潔さ!<笑
尚、店内で茶葉の販売もしております。
美味しい紅茶が飲みたい方には、かなりお勧めできます。

ゆっくりと時間を楽しみたい方にはうってつけのお店でしょう。
ただ、この地味さが勿体無いなーと思ってしまいますな。

プロのサービス

一年ほど脚が遠のいていたダイニングバーに、久々に入りました。
カウンターに座ったら、店員さんに一年前に交わしていた話題を振られて、
かなりびっくり!すげえ!そういえば、そんな話をしていたよ!
てか、そんなにちょくちょく通っていたお店でもなかったし、
もうこっちの顔なんてすっかり忘れていると思っておりました。
居酒屋さんとかでも、たまにそーゆー店員さんに遭遇しますが、
こちとら人の名前と顔を覚えるのが超苦手なので、本気で驚きます。

よく思いますが、バーテンさんとかって、頭が良くないと務まらないよな。
ちゃんと来客の顔を憶えて、色んな話題にそつなく乗れて、
しかもお酒の知識は必須だし、お店によっては料理もこなすもん。
某バールの店長さんとは、よく舞台の話をします。
こっちに話題を合わせてくれているのかと思いきや、
何気に維新派を知っていて驚きました。こやつ只者ではないな。

ちなみに今回足を運んだお店の店員さん、
何気に先日行った瀬戸内芸術祭の話をした所、やたらと食い付きが良く、
ネットで調べる!とメモまで取っておりました。凄く気になるそうです。

人形の街にある

カフェ記。とあるチョコレート専門店に足を運びました。
真夏の炎天下でも、相変わらずチョコレートは欠かせません。

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注文したのは、贅沢なデザートプレート。
三種の本日のケーキ、アイスクリーム、生チョコレート5種、
アイスはチョコと抹茶とバニラから選択出来ますが、今回はバニラ。
ドリンクは紅茶と悩みましたが、ここはあえてチョコレートドリンクで。
ちなみにこちらの喫茶室は、お冷と共にウェルカムチョコが出てきます。
まさにチョコレート尽くし。嗚呼、幸せ幸せ…。

チョコレート専門店だけに、チョコレートの濃厚さが堪りません。
特に抹茶の生チョコが、お茶の味がしっかりしてて美味しかったな。
あと、こちらのチョコレートドリンクはかなり濃厚で、
チョコレート好きには一度飲んでみる事をお勧めしますぞ。

フロムアフリカ

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観客参加型のエンターテイメント「ドラムストラック」を観て参りました。
客席に一つづつドラムが置いてあって、舞台に合わせて一緒に演奏します。
夏休みの子供向け公演なのかな?子供連れの家族が非常に多くて、
公演前に子供がロビーにてドラム演奏をしていました。

以前和太鼓集団「TAO」を観ましたが、要はそれのエスニック版です。
こういった原始的な音楽は、言葉やお国柄に関係なく万国共有できますね。
ノリの良いリズムは心地好く、一緒にドラムを叩くのも楽しいです。
実際自分がやってみると、彼らのドラムテクニックが如何に凄いものか、
改めて理解することができます。スピードについて行けないよ…。
子供が全然関係のないところでドラム叩いてしまうのは、まあご愛敬でしょう。

ただ、観終わった後、何となく物足りなさを感じたのは何故だろう。
公演時間の短さ?座席がものっそい後ろだったから?
アンコールの少なさ?先日超大作を見たばかりだから?謎です。

ランチはお参り前

お盆と言う事で、お墓参りに行ってきました。
仏壇が家にありまして、毎年お盆の際には、
お墓にご先祖様を迎えに行きます。
そして、お盆が終われば、お墓に送るのにお参りします。
その送り迎えの際は、ご先祖様を連れているので、
寄り道とか買い物をしちゃ駄目と言われます。
ちょっと不思議なルールです。でも、きっちり守っております。
だから今日も、お買い物と食事はお墓参りの前に済ませました。

で、丁度一年前のお参りの時と同じカフェでランチをしましたが、
あれ、何だかランチメニューががらりと変わってる?
以前は軽いフランス家庭料理風メニューだったのですが、
今はランチはほぼパスタのメニューになっておりました。
パスタは普通に美味しくはありましたが、
たまたま前日の夜もパスタだったのでちと残念な気分でした。

雨上がりに発見

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ここまで大きいのを見るのも久しぶり

きみの代わりに

8月のお題、「アイスクリーム」より小噺。
ジャンル違い要注意。
以下、ヘタリアです。



時々、衝動的に泣きたくなる時がある。
兄ちゃんには、おめーは感受性が高過ぎるんだ、と言われた事がある。

今もそう。わんわん泣き出したこちらに、黒い瞳が覗き込む。
ああどうしよう、ほら、すごく困っているじゃないか。
それでも涙は止まらない。
ごめんね、ごめんね。でも、どうしていいか判らないよ。
丁寧にハンカチで涙う拭う指先が優しさに、更に涙が溢れてしまう。

怒らないの?呆れないの?なんで、そんなに自分を抑えるの?
そんな君にどうしようもなく悲しくなって、更に泣き声を上げる。
こんなんじゃ嫌われちゃうのに、涙のループは止まらない。

足元に落ちたジェラードは、太陽の熱に溶け、アスファルトで形を無くしていた。



伊日。芸術家所以の、感受性の高さ。

タヌキとミドリと

宇治から信楽までのプチ旅行。



何処かに偽物が混じっていそう

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後ろから見てみる<だから何?的な

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皆で輪になって座談会

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鮮やかな茶の葉色に染まる

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遠くまで続く心地好い緑色

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グリーンティー

信楽までの道のりで、京都の宇治を通りました。
流石はお茶の産地、山の斜面に並ぶ茶畑がとっても綺麗でした。
この季節は既に二番茶も摘み終わっているそうですが、
もう少しすると葉の色が変わって、また別の綺麗さがあるそうです。

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途中、日本茶専門店の喫茶室で食した抹茶パフェ。
抹茶の味が濃厚で、非常に美味。抹茶味大好き。
道中に宇治茶のお店もあったので、お土産に抹茶味のゴーフルを購入。
でも生産場所は山梨と記載されていて、微妙に残念な気分になりました。

日本の六大古窯

陶芸の里、信楽へと行って参りました。
改めて知りましたが、ここって甲賀なんですね。
車で走っていると、道路標識に伊賀への矢印があって、妙に笑えました。

信楽の里に入った途端、たぬきさんだらけ。
あちこちで例のたぬきさんが、小首を傾げてこちらを見ていました。
店先に並んだ中に紛れ込むと、一体化してしまいます。これが甲賀忍法?
しかもやたらでかいのもいます。屋根より高いです。ちと怖いです。

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結構駆け足で巡ったけれど、お買い物もできたし、
近江牛も食べたし、美術館も観れたし、楽しかったな。
時間的に陶芸体験が出来なかったのが、少々心残り。
あと、ミュージアムショップに置いていたお皿が、かなり気になる。
両方とも、次回に持ち越します。近い内にまた行こっと。

その実はまだ青い

とあるカフェの店先にあった木に、実がなっておりました。
多分林檎。空の色とのコントラストが綺麗です。
昨日が立秋だっけ?これからは「残暑」になるわけだな。
確かに今日は、暑いと言えども、何となく風が爽やかでした。
この気温も、あと一ヵ月半もすれば、がらりと変わるもんなあ。
季節の変化には、毎年驚かされます。

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しっかし、暑いってだけで、体力を消耗しますよね。へろへろ。

簡単で美味しい

8月のお題「カレー」「アイスクリーム」「ビール」

「カレー」より小噺。
ジャンル違い要注意。
以下、悟チチです。



玄関の扉が開いたと同時に、電話が置かれた気配がした。
顔を覗かせると、電話代の前に立つ父の姿。

「お母さんからの電話ですか?」

その声にくるりとした目を向けて、おお、と頷く。

「じいちゃん、大丈夫だってよ」

でも、念の為にもう少し、向こうで看病するんだってさ。
オラ達も行こうかって言ったけど、大した事ねえって断られちまった。
そんな事より、おめえの勉強の方が心配だとさ。
来週、テストがあるもんな、おめえは。
それが終わったら、一緒に母さんを迎えに行こう。

「もう少し、二人で飯を作んなきゃな」
「はい」

よおし、今夜はオラがうめえカレーを作ってやるよ。
何日目になるのか、同じメニューの夕食に、息子は苦笑して頷いた。



喧嘩で実家に帰った訳ではありませんよ。

島と生活とアート

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今回犬島で上演された舞台は、瀬戸内国際芸術祭の参加作品の一つでした。
この芸術祭とは、瀬戸内海に点在する島々でそれぞれのアートを展示する、
かなり思いきった、大掛かりなアートプロジェクトなのです。

で、これが予想以上に良かった!

足を運んだのは舞台を上演する犬島でしたが、
民家を改装して作られたアート作品「家プロジェクト」や、
古い煉瓦造りの精錬所がそのまま利用された美術館など、
どれも見応えがあり、アトラクション並みに楽しめます。
中でもI邸「眼のある花畑」には、かなり感動してしまいました。
とても味のある島なので、勿論散策するだけでも充分楽しめます。

今回の公演が無ければ、まず知り得なかった芸術祭でしたが、
開催期間内に他の島にも足を運びたいと思っております。
貴重な体験をする機会を与えてくれた維新派さんには、心より感謝します。
十月末まで開催されているので、気になる方は是非足を運んでみて下さい。
本当にお勧めですよ。

鮮やかな緑の侵略

上陸した島が、やたらと絵になる場所でした。



舞台のセットの一部

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石の階段のその先は

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波打ち際で話をすると

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飴色をした夏の残像

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朽ちた瓦礫に緑が芽吹く

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彼との旅の終着点

一泊二日の岡山旅行の目的は、実は観劇。
維新派公演「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」を観に行きました。
2007年より始まった、20世紀三部作の最後の作品です。
今回は瀬戸内国際芸術祭の参加作品とあって、
瀬戸内海に浮かぶ小さな島、犬島での野外公演でした。
図らずとも、これを千秋楽で見る事が出来たのはラッキーでしたね。

奥行きのある特設会場は細部まで凝っていて、手抜きが無いのは流石維新派。
夕日の沈む角度まで計算され、上から見るとトカゲ型になっているそうです。
長細い尻尾の坂道を上って、胴体が客席、頭が舞台って…凄い大掛かりだな。

タイトルには台湾と有りますが、日本から東南アジアが舞台。
特に中盤からクライマックスへの盛り上がりは絶妙、引き込まれます。
ただ、個人的には前回の「呼吸機械」の方が好きだったかな?
ストーリー性がある方が好きなので、これは単純に好みの問題でしょう。
それでも、集大成と呼ぶに相応しい、本当に素晴らしい作品でした。

公演を終えて島の最終便の船に乗って出港の際、
役者さん達が皆で手を振って見送ってくれた事は、きっと忘れないと思う。
普段の公演で維新派さんは客出しもしないし、現実との隔絶感を保つのに、
観客と距離を置いているような印象を勝手ながら持っていたので、
驚きと共に感激してしまいました。すごく嬉しかったな。

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「維新派の野外公演は、旅を始める所から開始される」
そう評されてもおりますが、成程今回の公演で納得しました。
とにかく、島に足を踏み入れたときから、寧ろ定期船に乗った時から、
別の場所へとトリップするような気分を味わえます。

これだけの大作を全作通じて体感できた自分は、とても幸運だと思います。
素晴らしい舞台と他に類の無い世界を、本当にありがとうございました。
そして更なる次回作、心待ちにしております。

夏旅行へ行こう

某御方と共に、岡山旅行へ行ってきました。
一泊二日でしたが、旅の醍醐味を存分に堪能できた、
とっても充実した素晴らしい旅行でございました。
心の充電もできたし、いろんな刺激も受けてきたし、
本当に良い体験をしました。楽しかったー!

しかしまあ、暑さが凄まじかったよ…。
両日共に見事な夏日で、直射日光の攻撃性は半端無かったです。
日焼け止め、帽子、日傘、アームカバー、ペットボトル装備で、
へろへろになりながらも、いろいろと巡って参りました。

今回購入したお土産のひとつ。
マッチ棒ですが、全部に顔がついています。だから何?な品。
これはひよこですが、こけしと鶴もありました。勿論全部買いましたが?

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そして岡山に行った癖に、桃を買い忘れた絶望感と言ったら貴方…。

お一人様で乾杯

つい先日、誕生日を迎えました。おめでとう自分、ありがとう自分。
でも、当然ながら普通に仕事があって、帰宅したのは22時。
しかも両親が旅行で不在だったので、本格的に一人楽しいハピバスデ。
何も無いのもアレなので、とりあえず帰宅途中、
駅ナカにある閉店間際の週替わりスイーツ販売のお店でケーキを購入。
だってこの時間、そこしか開いているお店が無かったんだもん。

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ケーキはワインと共に頂きました。美味しかったです。
長らく生きていたら、こんな誕生日の時もあるわな。
つ、強がってなんかいないんだからねっ。