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ぐるぐる考える

足の親指が痛いなーと思って見てみたら、黒っぽく変色していました。
丁度、爪の先の端の角っこの所。<文字書きとしてこの表現はどうなんだ

あれ、これもしかして、爪が肉にめり込んでいるとか?
そう言えば、つい先日、知人が巻き爪の手術の話をしていたな。
手術前に麻酔の注射を何本も刺されて、
それが痛くて反対足の手術を挫折したって言ってたっけ。
もしかして、それ、自分もしなくちゃいけないとか?
うわ、やべえ、注射、マジ泣きするレベルで嫌いだよー。
とりあえず、傷みが我慢できなくなるまで黙っていよう。<駄目な大人

というか、そうじゃなくて、糖尿の症状とか?
最近(だけでもないけど)チョコレートばっか食べているし、
母親からは常にその心配をされているし、足が腐るとかって言うよね?
野菜不足の自覚があるし、この前電車で寝た時貧血になっていたし、
もしかするとあれは糖尿の兆候だったとか?いや、よく判んないけど。
とりあえず、洒落にならなくなるまで黙っていよう。<駄目な大人

……とか、いろいろ悶々としておりましたが、
足の変色は順調に治ってきております。多分、単なる内出血。
よく考えれば、凄い勢いで足をぶつけて悶絶した事があったような……。
昔から、いらん妄想がやたらと働きます。
私生活において、ちっともプラスにならない系ばかりです。

それぞれの方法

ポメラの小ネタが、随分増えてきました。
全部走り書き程度のものですが、意外にいろいろ書いていたんだな。
でも、ここから纏め上げるのに時間が掛かるんですよねー。

時々、人様が文章を書くのを見せて頂きたいな……と思う事があります。
以前合同本発行の際、某方と温泉宿に合宿をしまして、
一つのパソコンを交代しながら順番に書き上げていたのですが、
見事にお互いの書き方が正反対だった事実に驚きました。
当然ではありますが、文章も人によって随分書き方が変わるものだと再認識。

絵描きさんは、人様の書く様子をみて参考にする場合があるそうですが、
字書きさんにもそういうのってあるのかな?
文豪の文章をそのままなぞって書く……て練習があるそうなのですが、
それってやっぱり効果があるのでしょうか?
自分だったらこう書くかな?と、自己流に妄想するのは、アリでしょうけどね。

ぐうぐうねむねむ

どうも最近、眠くて眠くて堪りません。
帰宅すると、部屋の真ん中で倒れるように寝ていたりします。
電車の中で寝ていた時は、降りる駅で立ち上がった瞬間、
ぐらんぐらんと眩暈がしました。多分貧血。倒れるかと思った。
てか、どんだけ車内で熟睡しているんだよ。
朝の電車内で、たまに同じ職場の人に見られています。
よく降車駅でちゃんと目が覚めるなと感心されます。自分でも不思議です。

基本、朝に弱いです。ぼーっとしています。半分以上寝ています。
隣に知り合いがいても、全く、本気で、素で、気が付きません。
歩くので精いっぱい。後ろから見たらふらふらしているそうです。
特別血圧が低いって訳じゃ無いと思っていたんだけどな。今度調べておこう。

梅雨空の合間に

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明日は晴れるかもしれない。

所謂飲み会だな

家にある電話機の前の壁に、カレンダーがあります。
家族それぞれの予定とか、不在の日とかが書かれているのですが、
母の予定に「女子会」というのが記載されていました。
女子会……女子会て貴方、孫のいるばーちゃんが女子か……。
しかし便利な言葉ですよね、女子会。いえ、好きですよ、女子会。
心はいつでも女の子なのさ。<視線を遠くに向けながら

そう言えば、秋に東京行きを検討中。
スケジュールの如何によっては、HONDA6に重ねる事も出来そうです。
こそっと覗きに行こうか、いっそ本を作ってみようか、
まだ申し込みには余裕ありましたよね、はてさて。

ドイツ菓子職人

カフェメモ、神戸元町にある「ユーハイム 本店」です。
第一次大戦で日本に捕虜としてやってきたカール・ユーハイム氏が、
波乱万丈の人生を送りながら築き上げた、神戸スイーツ代表のお店の一つ。
今や誰もが知っている、日本におけるバームクーヘンの代名詞ですな。

この日はモンブランを注文。
しっかりして、どっしりして、目新しさは感じませんが、
老舗らしい安心と安定の、実に王道のお味。流石はゲルマンだぜ。

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本当は本店限定の大きなショートケーキにチャレンジしたかったのですが、
残念ながらこの日はお腹がいっぱいだったので断念。次回の楽しみにします。
でも、お店のメニューを見ていると、ランチの方にも興味が出てきました。
お値段もお手頃で、ドイツビールやドイツワインも楽しめるようです。

それにしても、こちらのコラボレーションケーキには心ときめきますな……。

梅雨のひまわり

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庭の向日葵が、もう咲いちゃったよ。

ごうごう言ってる

台風が凄いですね、皆様は大丈夫でしょうか。
こちらは雨はそうでもないのですが、風が凄いです。

帰宅の際、駅のゴミ箱にやたらと傘が突っ込まれておりました。
そういえば、早々に店じまいしている所も多かったな。
帰りに寄ろうと思っていたパン屋さんも締まっていて、地味にショック。
まあ、利用沿線の電車が止まっていなかったのは、助かりました。

そんな中、明日から両親は旅行に行くそうな。
大丈夫かね。風に飛ばされないように気を付けてよ。

冷えは大敵です

冷え性なので、電車に乗る時は弱冷車を探すのですが、
ここ最近、いつも乗る電車の弱冷車両が、あちこち移動するので困ります。
大抵は最後尾から二両目、四両目辺りなのですが、
今日は前から二両目になっていたよ。なんなんだよ、もー。
同じ時間の電車に乗っているのに、何で変わるかなあ。

漸く見つけて列車の扉が開く前に列に並ぶと、
前の人の鞄に妊婦さんのキーホルダーが付いていました。
ああ、大事な身体が冷えないように、この人も弱冷車に乗るんだな。
そう思って見ていたのですが、その妊婦さん、空いた座席に座る際、
鞄からブランケットを取り出して膝に乗せていました。
そうか、自分の寒がりが異常な訳ではなかったかと、ちょっぴり安心。

体感温度は、どうしても個人差があるんですけどね。
鉄道の人も、寒い人、暑い人、幅が広過ぎて困っているだろうな。

手作り系コスメ

庭の裏手に、ドクダミ草が怒涛の勢いで花を咲かせています。
勿論、雑草。気が付けばこの時期、毎年わさわさと繁殖しております。
ドクダミ草って匂いはかなり強烈なのですが、
花は可憐で清楚で清潔感がありますよね。結構好き。
そのうえ薬効成分も含まれているんだから、実に優秀な植物です。

そう言えば、母がこの葉っぱで化粧水を自作しています。
昨今人気のある、無添加&手作りコスメですな。
使わせて貰った事はないけれど、長く使っていると言う事は、
それなりに肌に合っているんでしょうね。

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折角なので、お部屋に飾りました。薔薇の時と同じ花瓶。
ちなみにレースの敷物はドイツ製。
雑貨屋で購入しましたが、あちらの蚤の市で仕入れたものだそうです。
アンティークとして販売していましたが、百年は経ってないよね?
でも、これを作った人は、後に海の向こうの日本に渡り、
こうしてオタクサイトのブログ写真に載るなんて思わなかっただろうな。

夏本番前の対策

凄い雨ですね。今も外で雷が鳴っております。
そして、湿度が凄いですな。梅雨ですな。夏までもう少しですな。

空気が纏わりつくような湿気にうんざりしそうなのですが、
でも昔、この梅雨の湿度の高さは女性の肌に良いと聞いたので、
乾燥肌の持ち主としては前向きに受け入れたいと思います。
保湿、アンチエイジング、美白、紫外線対策、コラーゲン、どれも大切大切。
もう、取り返しのつかない年齢なのですよ、げふげふ。

寧ろ、湿度と暑さよりも、クーラーの方が辛いです。
結構な冷え症なので、電車は常に弱冷車を探して乗り込むのですが、
それでも寒く感じる時があるもんなー。
時々ニットのセーターが欲しくなるってのは、やっぱ異常?

しかし何故次元

キッチンの流し台の所に、ルパン三世の次元のフィギュアがいます。
両親がどっかで貰ってきたのかな?
ガシャポンっぽい、ちっこい、チープなやつ。
いつの間にいたんだろう?多分、ここ数日だと思うのですが。

流しに立つと、目の前が窓で、その縁がちょっとした台になってます。
ガラス瓶やニンニクポット等が並んでいるのですが、
次元はトマトとアボガドが入った籠の横から、
カッコ良くポーズを決めて、こちらにマグナムを向けております。
お弁当箱を洗う時も、紅茶を入れる時も、お皿を流しに置く時も、
常に次元に狙われております。緊張感あるなあ。

何となく気になって、洗いものをしながら帽子の下を覗いてみたら、
洗剤の泡を零してしまいました。エプロンしてて良かった。
残念ながら目は無かった模様です。ちぇ。意味無く残念。

ローマのお風呂

久しぶりに漫画を買いました、今人気の「テルマエ・ロマエ」です。
映画の宣伝を見てるうちに、妙に気になったのですよ。
販売されていた全四冊一気に大人買いして読みましたが、面白かったです。

漫画って、たまに読みたいなーとは思うのですが、いざ本屋へ行くと、
沢山あり過ぎて何が面白いのか判らなくなってしまい、
結局何も買わずじまいになったりするんですよね。なにしに行ったんだか。

代わりに、やたら足を運ぶのが、子供用の絵本コーナー。
ええ、判っていますとも、甥っ子の影響大でございます。
とは言え、もともと絵本や童話は大好き。
子供の頃は童話・絵本作家さんになりたいと、
無謀な夢を持っていた時もありましたよ、ああもう恥ずかしいなおい。
誰が読んでも判りやすく、文字を追うのを自然に促される様な文章で、
読み終えた後に満足感があって、しかもよく考えると結構奥が深い……。
いつか、そんなお話を書けるようになりたいです。日々是精進也。

花言葉は移り気

最近、どうもお天気がよろしく無い日が続きますね。
あれ、もう梅雨入りしてたっけ?まだ?

そろそろ、紫陽花が綺麗に咲き始めてきましたね。
お庭に植えている家、結構多いですよね。よく目にする気がします。
昔は紫陽花は断然色の濃い方が好きでしたが、
今は薄い色も水に濡れたみたいに見えて、綺麗だなーと思います。
なんとなく、紫陽花は水彩絵具っぽいイメージがありますな。

そういや、甥っ子の写メールが来ました。
ピースした手の甲に握り拳を乗せていたのですが、
どうやらそれ、「カタツムリ」のようです。ほう、成程!
保育園で教えて貰ったのかな、すごいな。

五感のコンセプト

カフェメモ、「五感 北浜本館」。美術館の近くにあるお店です。

注文したのは苺のタルト。甘さ控えめで、幾つでも食べられそう。
プレートには、抹茶のバウムクーヘンと、レモンの氷菓が乗って来ました。
この日は暑かったので、さっぱりした氷菓が殊更美味しく感じましたよ。

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実はこちらのお店、個人的にはその建物の方に興味がありました。
大正時代に建築されたビルは、とってもレトロで豪華でお洒落。
元銀行故か、広々と開放感のあるビルは、好きな人には堪らないでしょう。
幾つもの部屋に別れた喫茶室を、全部回ってみたくなりますな。

材料に米粉を使ったり、進物用のラッピングに風呂敷を使ったり、
有名書家にお店のデザインロゴの作成依頼していたりと、
細部に和を意識した不思議なこだわりを持っているお店です。
焼き菓子の種類も多くて、こちらもとても気になりました。

プリンセスローズ

赤もピンクもオレンジも白も好き。薔薇の香りに満たされる。

内側に潜める、仄かな色付き。

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アメリカの薔薇。オレンジは元気なイメージ。

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皇室ゆかりの名のついた薔薇が、結構ありました。

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昔、資生○に「芳純」という、本物の薔薇そのものの名香があってだな。

ラヴィアンローズ

美術館の隣にある遊歩道の薔薇園が、丁度シーズンになっていました。
すっごい綺麗で、仄かな薔薇のアロマにリフレッシュされました。

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薔薇の名前と製造元とその国がそれぞれ書かれていたのですが、
ドイツで作られた薔薇って何気にすごく多いんですね。
何となく、薔薇はイギリスっぽいイメージを持っていたので、ちと意外でした。
でも確かに、ドイツ旅行に行った際、街の花壇には薔薇が多かったな。
時期的に、もう花じゃなくて、ローズヒップが盛りになってましたけどね。

それにしても、薔薇の名前って面白いですな。
ポエムチックなのとか、ドラマチックなのとか、イメージや記念的なのとか、
国籍を見て「成程」って思うものなんかもありますね。うん、面白い。

庭師の人に、家で育てている薔薇の相談をしている人もいました。
日本庭園を見に行ってても思いますが、これだけのものを手入れするのは、
本当に大変で、日々の地道な努力が必要なんだろうな。
こうして見ている自分は、本当に表面の美味しい所しか目に映していない。

コースも気になる

カフェメモ、「西洋料理 いまとむかし 井上義平」です。
美術館近郊、ビジネス街にある、アットホームでこじんまりしたお店です。

注文したのは日替わりランチ。肉か魚か選択できますが、今日はお肉で。
メインは二種、この日はポークの和風煮込みとチキンのカツレツでした。
最初に出てくるサラダやスープは印象に残らない程普通なのですが、
ワンプレートに二種乗せられたメインにびっくりしました。
和風煮込みは優しい味が後を引き、カツレツは中が細かな層になっていて、
味も食感も被らず、きちんと手間をかけて凝ったもので、どちらも本当に美味。
これで千円以下。良心的なお値段に、ホントにいいの?と思ってしまいます。

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フレンチのお店ですが、こちらはチーズフォンヂュが人気なのかな。
一度是非、そちらもチャレンジしてみたいです。

欧州一の有名名窯

先月の中頃の話ですが、大阪市立東洋磁器美術館へ行きました。
催しは「マイセン磁器の300年展」、なんだか良いタイミングだったな。

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マイセンの絵付けの移り変わりがよく判り、見ていて楽しかったです。
陶磁器の歴史は、時代や世界の情勢を映し出していて、実に興味深いですな。
面白かったのが、マイセンの柿右衛門様式と、日本の磁器を並べたもの。
それぞれマイセン所有、日本の個人所有(だったかな?)のものですが、
これを手本としたに間違いない!と断言できるレベルで、
びっくりするぐらい本当にそっくりだったんですよね。
よくもまあ、オリジナルを発見出来たもんだ。てか、良く残っていたな。
発見に至るまでの経緯とかを考えると、すごいロマンを感じます。

そういえば。
西洋磁器に良く見る動物や人間像の陶器をフィギュリンと呼びますが、
これってあれだよね、所謂フィギュアなんですよね?
なんだ、現代のオタク層だけじゃなく、昔から愛好家がいるんじゃないか。

ふわふわの幸せ

カフェメモ、「パンケーキ カフェ mog」です。
ちょっと変わったパンケーキ専門のカフェでして、
甘いパンケーキは勿論、ランチになりそうな食事系パンケーキもあります。
注文したのは、マンゴー・ココナツのパンケーキでした。

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なんかもう、このビジュアルだけでテンションが上がりますな。
こんな絵に描いたような「パンケーキ」って、ちょっと憧れますよね。
国産の小麦粉や米粉を使用し、素材にもこだわったパンケーキは、
柔らかくて、ふわふわしてて、甘さ控えめでシンプルなお味。
パンケーキ三枚は流石にボリュームがあって、お腹一杯になります。
お隣の席にいた二人組は、小分け皿を貰って、一皿を二人で食べていました。

内装も可愛いお店で、入店時はすんなり入ることが出来ましたが、
出る時には行列が出来ていました。タイミング良かったんだな。
次は、食事系パンケーキを食べてみたくなりました。

怪談絵本みたいな

APHサイトが三年目に突入したので、サイト改装しました。
つい可愛くてテーブル素材を使ってしまったけど、
暫く様子を見て、もし重いようならもうちょっと軽量化します。
目指せ、軽くて見やすいサイト。

二周年かー、早いなー……と一年前のブログを振り返ってみたら、
「菊ユール書きてー」とか言ってて笑ってしまいました。
丁度一年前に考えていたネタを、今漸く書いているのですね。
何かとのんびり&マイペースでございます。これ、もう一生変わらないだろうな。

ちなみに、今書いてみたいのは、ホラーだったりします。ふふ。
来年あたり、もそもそ書いていたら、指さして笑ってやって下さい。

トルコの姫君か

野田地図「THE BEE」、二度目の観劇をして参りました。
観劇した翌日、興奮冷めやらぬままに次の日の当日券を電話予約したのですが、
この公演では必ず当日券を用意しているようですね。実に有り難いです。
一番最後尾の端っこの席でしたが、距離はあれど、意外に観やすかったです。
やや小さめの劇場でしたが、個人的にはこの程度までの大きさが好き。
何より、この濃厚な芝居には、小さめのスペースの方が合ってますね。

予想していた通り、二度目の印象はまた随分と違って観る事が出来ました。
ストーリーを知っているだけに、前半のコミカル部分に笑えません。
野田演出の細やかな計算高さにも、改めて気付かされました。
そして、舞台上の嘘とあくまで抽象的に表現する、暴力の生々しさが凄い。
観る者の想像力に任せ、実際以上にエグく見せる演出は凄い。鳥肌が立ちます。
蜂、ラストシーン等、様々な解釈が出来るのも面白いですね。
どなたか、是非一緒に語り合いませんか。

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観終わった後、例の剣の舞の歌が頭に残ります。妙に笑えますが、何気に名曲。
久々にパンフも買いました。ついでに台本も購入しましたが、薄くてびっくり。
原作もかなり短く、原作の筒井氏が「こんな短編を芝居に?」と驚かれたそうです。
セットが全然違うという英語バージョンも、是非観たいですな。

寒色系狙いでした

ネット注文した布団カバーとクッションカバーの色指定を間違ってしまい、
希望していたものとは違うものが来たでござる。あちゃー。

受注生産だったので、今更取り消し&取り替えが出来ないんですよね、
何度も確認のメールが来ていたにも拘らずこれだもんな、馬鹿過ぎ。
何かにつけてアバウトです。そして懲りません。学習しないとも言います。
でも実際、色的にはこっちの方が部屋の雰囲気に合っているんだけどね。
ま、いっか。これはこれで良しとしよう。切り替え、早いです。

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着物っぽい柄だけど、和にも洋にも見えます。

ペルシャの女王か

舞台を観ました、野田地図公演「THE BEE」です。
筒井康隆氏の短編を元に作られ、初演の年には演劇賞を総なめにした作品。
海外ツアーを終え、待ちに待った国内ツアー&関西上演でした。

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いや、感動しました、びっくりした。すげえ。やっぱりこの人、天才だ。
観終わった後、手が震えたのは久しぶり。席から離れる時、足元ふらつきました。
帰りの電車の中、呆然としていました。久々に、魂持って行かれました。

音楽のコントラスト、紙を使ったセット、鉛筆や割りばしの小道具、
蜂の象徴性等、計算された演出が、どれも非常に効果的に使われています。
観る者の想像力をかき立てるような、舞台ならではの演出は流石。
ラストシーンには、言いようのないショックを受けました。
この人、なんでこんな事を考え付くんだろう……ほんと、すごいよ。
氏の作品を観ると、舞台という空間の無限の可能性を、改めて思い知らされます。
物語的には間違いなく苦手な部類なのですが、もう一度観たいと思いました。
二度目、三度目で、また印象が変わりそうな舞台ですね。

尚、宮沢りえ女史の脚線美は素晴らしかった。マジ素晴らしかった。
そして野田さん、ホンマ頼みますから、関西公演をもっと増やして下さい。
現在日本を代表する演出家の一人なのに、首都圏でしか上演しない公演多過ぎ。
大地抉れるくらい土下座しますから、もっと関西圏にも来て下さい。
そして「贋作・桜の森~」の再演、私が死ぬまでに是非とも、是非とも……っ。