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湖上に浮かぶ城

ドイツ旅行メモ

ハンブルグを観光後、ガイドさんに別れを告げて、
バスで北のノイシュバンシュタイン城と言われる、シュベリーン城へ。
湖上に浮かぶ姿がとても美しいお城で、その庭園も綺麗だそうですが、
館内見学はせず、一人でふらふら街を散策に行きました。

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人口10万人程度の小さくて静かな町。
パステルトーンの建物が多くて可愛かったです。

食は大事ですぞ

ドイツ旅行こぼれ話

お料理の話。
芋が多かったり、野菜が少なかったり、味が濃かったりしましたが、
総じて旅行中のドイツの食事は普通に美味しく頂く事が出来ました。
日本人にはボリュームがありますが、お肉は脂身が少なくて柔らかいし、
パンは歯ごたえがあって美味しかったし、
素朴な味付けながらも、きちんとお料理されたものだったと思います。
同行した母も、じゃが芋好きの父親も、これは概ね同意見。
尤も、旅行会社やお店が、日本人向けに配慮していたのかも知れません。
でも、ドイツに行って以来、結構ヴルストが好きになりましたな。

父曰く。
暖かい料理がちゃんと出たのは良かった…との事。

暖かい料理?と話を聞いてみると、
以前行ったイタリア旅行では、団体ツアー用にと、
既に作り置きをした料理を出すレストランが多くて、
殆ど冷めてしまったものばかりだったそうです。
食に拘りのあるお国のイメージがあったので、これはちょっと意外。
そう言えば旅行後、イタリア料理はイマイチだったって言ってたな…。
しかも旅行会社のツアーで入った現地のレストランで、
お水一杯に20ユーロ支払わされたこともあったそうな。
当時、1ユーロ150円以上か?うわあ、イタリア…。
つか、そこは添乗員さんか旅行会社側が、何か言うべきじゃないのか?

じっくりことこと

ドイツ旅行メモ

ハンブルグからシュベリーンに到着後、昼食。
シュヴァイネグラーデンと赤キャベツのザワークラウト。
ブラウンソースで煮込んだ豚肉ですな。

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これにポタージュスープとゼリーがついてきました。
ザワークラウトは、ここのが一番美味しかったかも。
日本のお漬物みたいなノリなのかな?
お店によって微妙に味や食感が違います。

車内でツッコミ

電車の車内広告を、思わずぱちり。
10月20日は頭髪の日だそうです。知らなんだ。
でも博士、その丸めた頭でブラシについて語るには、
やや説得力に欠ける気がします。大変失礼ながら。

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パーマをあてているので、ブラシは使いません。
いつも髪を濡らして手櫛で落ち着かせるだけ。超楽。

ニベア本店も発見

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ハンブルグの夜景。街の中央に大きな湖があります。

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市庁舎にあったエンブレム。カッコ良いな。

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倉庫街。今も現役で使用されているそうです。

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ハンブルグは、比較的近代的な建物が多い街だそうです。
福島へのメッセージ展を開催している市庁舎の前の広場では、
自然エネルギーのイベントが開催されておりました。

ドイツからの祈り

ドイツ旅行メモ

四日目。現地ガイドさんの案内で、ハンブルグを観光。
日本大使館も近くにある市庁舎に向かいました。
そのホールでは、只今「福島へのメッセージ展」が開催中。
子供が描いたメッセージや絵に、思わず涙腺が緩んでしまいました。

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ハンブルグからのメッセージ。これだけは伝えたかった。
画像をいつもより大きめにしました。読めるかな?

観光中、子供や学生のグループをあちこちで見ました。
ドイツでは自分の住む町の事をきちんと説明できるよう、
定期的に授業の一環として、課外学習が行われるそうです。
ああ、成程。それって、とても大切な事だよね。

エリカ街道の果て

ドイツ旅行メモ

リューベックからバスで、ドイツ第二の都市、ハンブルグへ。
ホテルへ向かう前に、レストランにて夕食。

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メインはパンフィッシュ。街の名物料理だそうな。
たらにマスタードソースがかかっております。
港街だけに、魚料理が豊富だそうです。
これに生野菜のサラダと、デザートはベリーソースの乗ったカスタード。
勿論、ビールも飲みましたよ。小サイズのグラスでだけどね。
ビールはもともと、グラス半分ぐらいしか飲めないんです。
お隣の席のドイツ人男性はジョッキで飲んでいらっしゃったのですが、
ジョッキというよりも、寧ろピッチャーサイズだぞ。あれ。
おっきいよなー、あれは飲めないよなー…と眺めていたら、
によっと笑ってジョッキを掲げてくれました。

ゲルマンの仕事

ドイツ旅行こぼれ話

バスの運転手さんの話。
旅行ツアー中の観光バスの運転手さんは、身体が大きくて、
長い髪を一つに束ねた、二~三十代のハンガリー人男性でした。
こう書いたら、例のヘタの王子様を連想した方もいるだろうな。
OK、兄弟。ツアー中、心の中では「ハンガリーさん」と呼んでおりましたとも。

毎晩ホテルに到着すると、寝る前に翌日のルートを確認をするような、
仕事に対してとても真面目できっちりした人でして、<添乗員さん談
確かに旅行中、バスが遅れた事は一度も無かったな。
街の渋滞に巻き込まれた時も、予定時間ぴったりに目的地に到着して、
添乗員さんが「おー、すごいっ」と声を上げていました。

そんな中、一度アウトバーンで警察に停車を命じられた時がありました。
ドイツの労働基準では、ツアーバス運転手も走行距離に応じて、
決められた休憩時間を取らないと罰金対象になります。
運転手さんによっては、自腹で罰金を支払う人もいるそうな。
で、この時、二十分程かな?足止めを食らいました。
結果、問題はなかったのですが、流石にこれだけ足止めされれば、
遅れてもしょうがないよね…と誰もが思っていたのですが、とんでもない。
予定時間に余裕を持って、次の目的地へと到着しました。流石、ゲルマン。
車窓を眺めながら、スピード上げているな…とは思いましたけどね。

最終日までお付き合い下さった運転手さんですが、
運転も落ち着いていて、安心してバスの旅を楽しむ事が出来ました。
ツアーを堪能出来たのは、彼の仕事のおかげでもあります。
本当にありがとうございました。

七つの塔が立つ街

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ハンザ同盟の女王と言われた、かつての港町繁栄の面影。

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ホルステン門。地盤の緩い場所に建築した為、歪んだそうです。

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ドラゴンの看板。古い町並みは何処を見ても絵になるんよだな。

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何故かトイレはニーダーエッガーの店内のものを使うと良いですよ~と、
ガイドさんが教えてくれました。ええ、遠慮なく使いましたけどね。
ケーキ、食べたかったよう…。

只今店先工事中

ドイツ旅行メモ

ハーメルンからバスでハンザ同盟の中心的港町、リューベックへ。
世界遺産になっている旧市街地を、現地ガイドさんに案内して貰いました。
この街はマルチパン…所謂マジパンが名物菓子らしく、
ガイドさんが超有名なマジパンの老舗店を教えて下さいました。
あれ、でもこのロゴ、何処かで見たことあるよね…と思っていたら、
なんと、自サイトの駄文でマルチパンを登場させた際、
参考にさせて貰っていたサイトのお店でございました。
そうか、ここだったんだ。そう言えば空港とかにも置いているよね。
何だか意図していなかっただけに、勝手に運命を感じてしまったよ。

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喫茶室もあって、お店に並んでいるケーキも可愛くて、
カフェ利用したかったけど、すっごくしたかったんだけど!!
残念ながらそれだけの時間は無く、涙ながらに断念。めそ。
でも、本場のマルチパンはばっちり買いました。可愛いよう。

女王様はソッチ系

本日、狂言風オペラ「魔笛」を観劇。
日独交流150周年記念事業のひとつ、とされていたみたいですね。
とは言えこのコラボは定期的に開催されていて、
今までずーっと気になっていたのですよ。

ちなみに今回初めて知りましたが、このモーツァルト作曲の作品、
当時の脚本に「王子は日本の狩衣を着ていた」とあるそうですね。
着物ではなく狩衣指定とは、モーツァルトさん、渋いチョイスだな。

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オペラどころかクラシックは今まで一度も観た事がないので、
解るかな…と心配しておりましたが、いやいや充分楽しめました。
オペラの話を、オーケストラをBGMに、狂言で演じた…てな感じだな。
狂言だけにそこここに笑いが取り込まれ、
言い回しも現代風なので聞き取りやすく、今時のユーモアも織り交ぜ、
寧ろ普通の狂言以上にとっつきやすかったです。
鼓とオーケストラの演奏も耳に心地よく、要所を引き締める能役者や、
そして時々演者と絡む奏者さん達も楽しかった。
何より、役者陣の安定感が素晴らしく、観ていて安心します。
これ、知名度が低いのが、すっごく勿体無いなあ。
狂言やオペラを知らない層や子供にも、是非観て頂きたい舞台だよ。
先立って行われたドイツ公演でも、好評だったみたいですね。

伝統を大切に守りつつ、次の世代へ繋げる責任を負いつつ、
新しい事に挑戦し続ける古典芸能の方々には、本当に頭が下がります。
これからも、素晴らしい舞台を期待しております。

ほっとブレイク

ドイツ旅行こぼれ話

旅の便利グッズの話。
今回の旅で意外に活躍したのが、保温性のマグボトル。
200ml程度の小さいものを、母に勧められて持参しました。

ホテルの朝食の際に紅茶用に置かれているお湯を入れて、
こちらも持参した中国茶の茶葉を投入し、飲用として持ち歩きました。
母は朝食に出されていたティーバッグを、そのまま入れていたな。
水筒って持ち歩くには重くね?とも思ったのですが、
殆どツアーバス内に置きっぱなしにしていたし、
水を買う手間もいらないし、お金は節約できるし、エコだし、
何より夏でもホットを飲む身としては、暖かい飲み物にほっとします。
この手の団体ツアー利用の方には、意外なお勧めアイテム。

ドイツは日本と同じようなレベルで、水道水は飲用可と聞きました。
ただ、生水は合わないかもしれないし、美味しくないし、
なので現地の人も飲用はミネラルウォーター利用…てな感じだそうです。
しっかし硬水だからなのかな。
シャワーの際、石鹸の泡立ちがやたら悪くて、
洗髪すると髪がごわごわになってしまいましたよ。

街角レストラン

ドイツ旅行メモ

ブレーメンの町で、昼食を食べました。
すっごく可愛い内装のお店で、乙女のハートがときめいたよ。

最初に出たのはクネーデルズッペ。肉団子の入ったコンソメスープ。
メインはグラーシュ。牛肉を煮込んだシチューみたいな感じ。

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きしめんみたいなショートパスタの上に乗っています。
味は濃いけど、お肉が柔らかくてとっても美味しかった。
同ツアー客内でも結構好評でした。
そしてデザートは、キルシュのソースが掛かったアイスクリーム。

勝手な思い込みですが、この手のツアー旅行で出される食事って、
大人数が収容できる団体旅行客専用のレストランかと思っていました。
でも今回参加したツアーでは、自分が一人の旅行の時でも入りそうな、
こじんまりとしたお店ばかりだったな。

音楽隊街へ行く

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この日は、広場でマーケットが開かれておりました。

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ドイツの市庁舎は、歴史ある建築物が多いです。

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昼食を食べたお店。ものっそい可愛い内装。

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カフェでくつろいでいたスーツ姿のサラリーマンさんに、
「ヨウコソイラッシャイマセ」って日本語で言われました。
やっぱり日本人って判るんだな。

四匹の音楽隊

ドイツ旅行メモ

三日目。ホテルを出発して、メルヘン街道を通り、ブレーメンへ。
日本人には音楽隊の童話で有名な街ですが、
地元としては、英雄ローラント像の方が有名だそうです。

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わらわらと音楽隊の像に群がる観光客達。
ロバの足とか鼻に触ると、幸せになれるんですって。

ジャパンアニメ

ドイツ旅行こぼれ話

ホテルにあったリーフレットの話。
1日目に宿泊したホテルのロビーにあった、リーフレットを拝借。
美術館の展示かな?こんなのが開催されているんですね。

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でも、紹介されている一部の画像に、
居た堪れない気分になるのは私だけなのだろうか…。

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TVアニメは旧ドラゴンボール辺りから全く見なくなっていますが、
昨今のアニメって、こんなに女の子の裸が出ているの?
それとも、単にこれはドイツ人チョイスなだけ?

ちなみに、ホテルのテレビで、ドラゴンボールが放送していたよ。

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悟空さは、野沢女史の声以外は認めぬ!

大変なお仕事だ

ドイツ旅行こぼれ話

添乗員さんの話。
今回のツアーの添乗員さんは、キャリアのある四十代の男性の方。
何があっても「大丈夫ですよ」と言ってくれるような人で、
穏やかで、落ち着いて、お話好きで、とても良心的な方でした。
話を聞くと、若い時は植村直己氏や沢木氏の「深夜特急」に憧れ、
バイトをしては貧乏旅行に出かけていたクチだったそうです。
知識も経験も豊富な方で、いろいろ楽しい話もして下さいました。

そんな彼から聞いた、添乗員になったきっかけエピソード。

中東(だっけ?)に貧乏旅行中、一人でてくてく道を歩いていると、
日本の団体旅行のツアーバスが、自分を追い越して行ったそうです。
歩きながらそのバスを見送っていると、突然停車。
バスからツアーの添乗員さんが出てきて、曰く。
ツアー客の人達が追い越した彼を見て、あれは日本人じゃないか、
もしかすると困っているのではないか、是非バスに乗せてあげて欲しい…と、
ツアー添乗員さんに申し出た模様。
その時に初めて、「添乗員」という仕事を知った彼は、
「旅行ができて、お金が貰える仕事があるのか!」と思ったそうです。おい。
笑っちゃいましたが、でも何だか心温まるお話だよな。

勿論最初は大変だったそうですが、今はとても仕事が楽しいそうです。
面白いのが彼の英語。きちんと習いに行ったことが一度も無いらしく、
独特のイントネーションや抑揚のない、完全な日本発音の英語でした。
そうか、それでも全然問題ないんだな。ちょっと目から鱗でした。

帰国後、何気に今回利用した旅行会社のパンフレットを見ると、
「人気添乗員が同行します」という添乗員がウリのツアーの中に、
今回一緒になった彼の名前と写真がありました。ででんと。
そうか、やっぱり良い添乗員さんだったんだ。納得。
何度もツアー旅行を経験した両親も、安心できる人だったと言ってたな。
「添乗員は天職だと思っています」と言い切る彼は、素敵だと思いました。

肉がでかいんだな

ドイツ旅行メモ

ハーメルンを出発して、宿泊先のハノーファーに到着。
ホテルへ行く前に、ビアレストランにて夕食。
お店のカウンター内には大きなビールの製造機がありまして、
どうやらお店に出すビールはここで作っている模様。
大きな麻袋に入ったビール粕も見せてもらいました。

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てな訳で、折角のドイツ、勿論本場の地ビールを飲みましたよん。
メニューは、キャロットとオレンジのスープ。意外に美味しかった。
メインはローストビーフでしたが、写真を撮り忘れました。あう。
そして、デザートはババロワ。思った以上に甘さ控えめでした。

民間伝承の童話

ドイツ旅行写真


笛吹き男の家は、現在レストランになっています。

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こっちに戻っておいで。

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旧市街の立体地図。思ったよりも小さい町。

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笛吹き男の伝説の解釈は、東方移民説、十字軍説、人身売買説等、
いろいろあるそうですね。なかなか興味深いです。

木骨建築が有名

ドイツ旅行メモ

昼食後、笛吹き男の伝説で有名なハーメルンへ。
こちらも現地ガイドさんの案内の元、旧市街を観光。

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市街の路上には点々と続く、ネズミと人の足跡があります。
それぞれの進行方向が逆なのは、ネズミはこっち(街の外)へ、
人間はこっち(街の内)へ…との意味があるそうです。
こちらの野外劇場では、本業の役者達による、
本格的なミュージカルも公演されている模様。
タイトルは「CATS」ならぬ、「RATS」。<冗談に非ず

芋の洗礼の開始

ドイツ旅行メモ

二日目。朝、現地ガイドさんの案内で、改めてケルン観光。
大聖堂内を見学後、旧市街を回り、ライン川を眺め、市内散策して、
その後、ハーメルンへ向かって、長閑な田園風景をバスで移動。
途中、日本代表の某サッカー選手の所属で有名な
ドルトムントの町にて昼食を取りました。

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ポーク・シュニッツェル。所謂、トンカツだな。
これにトマトのスープと、デザートにチョコレートムースが付きました。
尚、写真で見るイメージよりも、実物はでかいです。
ソースの味が濃いのですが、脂身が少ないお肉で、
心配したぎとぎと感はありません。衣もごく薄め。
ただ、フライドポテトの量がね、貴方…。

厳かなる場所で

ドイツ旅行写真


夜の顔。大聖堂の入り口を見上げる。

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昼の顔。夜とは随分雰囲気が変わります。

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鮮やかなステンドグラス。

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ドイツから帰国して、空港からリムジンバスに乗りました。
地元に到着してバスを降りた途端、金木犀の香りがしました。
そうか、これが日本の秋の匂いなんだ。

天界へ手を伸ばす

ドイツ旅行メモ

日の暮れる時間にドイツ到着後、バスで最初に向かったのは、
ホテルではなくライトアップされたケルン大聖堂。

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世界最大規模のゴシック建築。迫力。圧倒されます。
これが、生まれて初めて目の前にした、欧州の有名教会建築物。
第一印象は「凄い」と「怖い」でした。
天上世界を目指して、高く高くもっと高く。
そびえ立つ、その人間の憧れと欲求と渇望の具現。

ここから犬率高し

ドイツ旅行メモ

観光ルートは、ドイツの地図を時計に見立てると、
九時位の位置にあるケルンから、
大体時計回りにぐるりと六時の位置辺りにあるミュンヘンまで、
歪なクエスチョンマークを書くような感じかな?

飛行機は、関西空港から北京経由でデュッセルドルフ空港に到着。

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空港のゴミ箱。なんか可愛い。ドイツで最初に撮った写真がこれかい。
何だかゆったりとした雰囲気の空港で、
セグウェイに乗る空港警察官の後姿も可愛かったです。

そして、入国審査の呆気なさにちょっとびっくり。
添乗員さんも言っておりましたが、「ハロー」の会話しかなく、
関空の出国よりも、北京の出入国よりも早かったよ。
「確か観光は、英語でサイトシーイング…だったよな?」と、
思い返しておりましたが、見事徒労に終わりました。

ぐるり周遊コース

旅行から帰って参りました。ただいまです。
今回は両親の旅行にくっついて行きました。

夏頃、旅行会社のパンフレットを見ている両親との会話。

父「スペインとかポルトガルに行きたいなあ」
母「ロシアには、一度行ってみたいのよね」
私「もしドイツに行くなら同行するから、ひと声掛けてね」

そんな掛け合いのあった翌日、ドイツに決定。ちょっぴり愛を感じました。
でも珍しいな、いつも二人きりで出掛けようとする両親なのにね。
そして更に翌日、旅行会社に連絡する父。
なんと、さっさと参加ツアーを決めた模様。

全食事付きってやだー。
好きな時に好きな物を好きなだけ食べたいー。
せめて最低三日は完全フリーの日が欲しいー。
自分が行きたい所だけを回りたいー。
もっと現地情報を収集してから決めたいー。
旅行代金高過ぎー。

「我儘言い過ぎ!」

こっちの旅行についてきたいと言ったのはそっちでしょ!と、
母に怒られました。ハイ、仰る通りで御座います、スイマセン。

普段自分の行く旅行は、飛行機とホテルを予約して、
後はダイビングに行ったり、適当にオプションを付けるような、
気まぐれオッケーで一人ふらふら楽しいものが殆どだったのですよ。
誰かと一緒の旅行って久しぶり過ぎて、団体行動なんて出来るのか?
出発前からそんな不安に陥った、ドイツ旅行で御座いました。