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癒し系の美容師

漸く美容院へ行ってきました、さっぱりしたー。
約半年ぶりか?女子としてどうなんだ、これ。
暫く長めが続いていたので、今回は短めにして貰いました。
担当さん曰く、15センチ弱カットしたそうな。数字にすると凄いな。
でも、長さこそ変わっておりますが、基本は一緒なんですよね。

いつもお願いする美容師さんとは結構長くて、
あれこれ言わずとも判って下さるのが有り難いです。
いつも、良いお仕事して頂いております。
髪に無頓着なこちらには、勿体無い位ですな。
でも、彼のお陰で美容院ジプシーが初めてストップしました。
固定客が多い方らしく、忙しそうなのですが、
これからも末長くよろしくお願いしたいです。

やらかしちゃった

うぎゃあ、しまった!
ネットで注文した舞台のチケットの入金を忘れていたよ!!

普段からして、メールのチェックを忘れ気味なんですよね。
特に先行予約の類は、数日置いてから当選の連絡が来るので、
その間にすっかり忘れてしまうのです。
なのでしょっちゅうこれ、やらかしちゃうんです。うっかり馬鹿です。
うわー、今回は珍しく良い席だったのになあ…残念過ぎる。
一般販売まで待つか…取れるかなー。すげえショック…。

今年は結構気になる舞台が揃っているので、
チェックし忘れないようにしなくちゃ。

道頓堀の老舗店

カフェメモ。カレーショップ「はり重」です。
劇場の隣にあるミナミで老舗のお肉屋さんのお店で、
同建物内に、すき焼きのお店、洋食のお店…とそれぞれあります。
その中で、一番お手頃価格なのがこのカレーショップ。

ファイル 875-1.jpg

建物もそうですが、内装も、メニューも、昭和の香りが溢れています。
カレーショップなのに、注文したのはトンカツ。
ドレッシングの掛かった千切りキャベツと言い、
給食に出てきそうな柔らかいナポリタンと言い、
ライスに添えられた福神漬と言い、テーブルのセッティングと言い、
なんかもう、ノスタルジックさが満載。寧ろ、嬉しくなります。
トンカツはカリッとしてますが、やや脂っぽく感じたかな。
でも、これは好みの問題。揚げ物系が好きな方には、全然問題ないかと。

立地柄、昔から歌舞伎観賞のお共に利用されていたんだろうな。
店内には、テイクアウトの観劇用の幕の内弁当の案内も貼っておりました。

花形役者揃い踏

歌舞伎を観劇、演目は「義経千本桜・すし屋」と「研辰の討たれ」。
今をときめく花形若手衆が揃った、なかなかに贅沢な舞台ですな。
たまに行くバールの店長さんにお勧めされて足を運んだのですが、
彼の観た昼公演のチケットが取れず、夜公演を観ました。

「義経…」はお馴染みの古典歌舞伎の一幕ですね。
これは、「義経~」がどう言った話かを知らないと、ちょっと厳しいかも。
「研辰…」は喜劇。これはとっても楽しめました。
それにしても、市川染五郎氏は凄いですね。
以前にもびっくりした事がありましたが、とにかく動きが巧み。
舞台役者にとって、これはもの凄い武器だろうな。
昔出演した劇団新感線の「朧の森…」役の印象が強いからかも知れませんが、
口先が上手くて小賢しい役どころがハマりますね。これ、褒め言葉です。
また、新感線に出演しないかなあ。こっそり待っております。

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昼公演は、一、二幕とも喜劇を意識した舞台だったそうです。
二幕目が面白そうだったので幕見席を狙っていたのですが、
残念ながら完売しちゃっておりました。幕見席数、少ないよう。

結構考えていた

オフ用のネタを探していた時に、
「Be My Baby」シリーズの設定の走り書きが出てきました。
折角なので、ここで晒してみます。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、普日(独)、パラレルです。



「Be My Baby」シリーズこぼれ話。

元は枢軸ちびっ子話を書いている最中、
ごそっとデータを削除してしまった気分転換と、
報われないギル兄さんのフォローとして書き始めました。
イメージソングは「Sugar Baby Love(Rubettes)」。有名ですよね?
ポップな感じを狙って、見事外しました。いつもの事です。

住んでいるのは、海にも東京にも程良い距離で、古い街並みが残る場所。
住居は、京都にある某チョコレートカフェの、古い町屋のお店をイメージ。
ギルは国際免許習得済み。菊の家の車は日産パオか、キューブ辺り?
但しコンパクトカーは外せない。
理由は、ちっさい車をでかいゲルマンが運転している所を見たいから。

菊はエスカレーターの私立高校に通い、その後付属大学に進学。
ケーキと炊き立てご飯と抹茶味が好き。
面食い。洋風の部屋での生活が憧れ。制服時はローファーと黒タイツ愛用。
足のサイズが小さくて、履ける靴が少ない事が悩み。下着はウンナ○クール。
オタクは一応隠している。ごつい乙女受けが大好物。髭があれば尚良し。

ギルは機械工学専攻、大学院卒業後はベンチャー企業を立ち上げます。
餡子とラーメンとわさび味が好き。
ドイツビールがなければ、とりあえず○ビスの黒。研究の時は眼鏡使用。
手が綺麗。音楽はクラシック。暴力事件を起こした過去がある。
未成年者を、居酒屋とか飲み屋系のお店には絶対連れて行かない人。

ルートはギルと同じ日本の大学に入学。その後兄の会社に入社。
カレーパンとコロッケと梅味が好き。
来日後、菊のお手製弁当を一日の楽しみにしている。
銭湯に行くのが恥ずかしい。普段自分の着るものにあまり頓着しない。
いつか愛する人と結婚をして、二人の子供と大きな犬と一緒に、
幸せな家庭を築きたいと本気で思っている。

最初兄さんは、遺伝子か病理学の研究にしようかと思いましたが、
日本で先端を行くのはロボット工学な印象があったので変更。
医療系の精密機械を作っている。

ちなみに冬(初渡独時)は、菊はウールの白かオフホワイトのコート、
ギルはカーキのモッズコート、ルートは黒のダウンコートをそれぞれ愛用。

菊→お父さん、お義母さん、ギル(ベルト)兄さん、ルート君
ギル→親父さん、お袋、菊、ルッツ
ルート→父さん、母さん、兄さん、姉さん(でも本当は名前で呼びたい)
本家さまのギルベルト「君」呼びを、あえてルートにさせたかった。
父親と母親は、日本さんとにょ独さんを頭でイメージしていました。



兄さん救済話のつもりだったのに、読み返してみればそんなにラブくなくて、
寧ろ周囲のメンバーに知らぬ内に遅れを取ってしまっている気の毒な状態に。
でもこの設定、兄さんは凄く幸せだと思うんだ。うん。

駄目人間バンザイ

イベント通知の案内が到着して、俄かに緊張して参りました。ぎゃあ。
勢いで参加申し込みをしましたが、今、ちょっと逃げたい気分です。
心臓どきどきしております。どうしてこう、気が小さいかなあ。
当日はかなり寂しいスペースになっているかと思われます、申し訳無い。
せめてペーパーを!と頑張っておりましたが、それさえも危ういです。

定期的に、きちんと新刊を発行されている人って、本当に凄いですね。
追い詰められるまで何もできず、追い詰められると逃げたくなる性質です。
どうしようもない奴です。ホント、駄目な大人の見本です。

スマホの使い道

スマホで見つけて導入したアプリに、ちょっと感動。
タイトルを知らなかった歌を教えてくれるやつですな。
マイクに向かってワンフレーズでも歌うと、
それを識別して、最もそれに近いであろう候補を検索してくれるのです。
もの試しにやってみたら、見事歌を発見。
すごい!十年以上前、街中の有線で幾度か聞いて、
タイトルが判らず探しあぐねていた歌が、今、漸く分ったよ!
こんなすごいのあるんだなあ。ちょっと感動。

てか、相変わらず、スマホ、使い切れておりません。
時代に取り残されているのは、仕様です。

計画性が大切だ

イベントに合わせてお話を書いているのですが、
長過ぎたり、短過ぎたり、時期を外し過ぎたり、ネタ的にアレだったり、
書くもの書くもの悉く没ってしまい、収拾がつきませぬ。
これは諦めろと言う、神さまからのお告げのような気がしてきました。
あんまりムキになり過ぎるのも精神的に辛いので、
もうちょっと、気楽に構える事にしよう。
もともと参加するつもりは全く無かったのに、
突然降って沸いた予定に無理矢理詰め込んだんだもんね。
ひと月前に決定した時点で、トロい自分に新刊なんぞ出来る訳ないわな。

何かにつけて、行き当たりばったりな人生歩んでます。
日々、切羽詰まっております。

どうしたものか

サイトのレンタルサーバーの容量が、結構ヤバくなってきております。
まあ、十年もサイト運営続けていますからね。こんな日も来るわな。

展示物は大した量ではありませんが、問題はブログCGIなのでしょうね。
恐らく、最も無駄であろうコンテンツではあるのですが、
削除するには勿体無いと思ってしまう貧乏性でございます。
スペースの広いサーバーに引っ越そうにも、
現状並みに便利な無料サーバーって、そう簡単には見つからないだろうな。

今のサーバーに引っ越しした当初、
スペースの広さの心配なんて、全く考えなかったんですけどね。
塵も積もれば山となるとは、良く言ったものだ。
さて、どうしようか…まいったなあ。

ひらひらチュチュ

某バレエ&ダンス用品のお店のウィンドウ。
可愛い衣装に、思わず足が止まりました。

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バレエって見ている分にはとっても優雅なのですが、
筋肉の使い加減や足の痛さが半端じゃないんですよね。
それだけに、鍛えられたバレエダンサーの身体って、
引き締まってて、筋肉質で、すごく綺麗なんだよな。

チョコチョコ天国

バレンタイン、今年の戦利品の数々…の一部。
ええ、一部なんですよ、これ。馬鹿です、ホント馬鹿。
でも満足。良いんだ、今が幸せなら。

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可愛いの、いっぱい買っちゃいました。
じっくりゆっくり楽しみます。

あかいぽつぽつ

漸く、両手の甲に出ていた湿疹が沈静化した模様。
先月の中頃からかな?やたらと出てたんですよ。ぽつぽつとね。
痛くも痒くもないのですが、何でしょうね、これ。
痕が残ったら嫌だなあと心配していたのですが、
この調子ならなんとか大丈夫そうです。よかったー。
治る様子が無く、このまま持続するようなら、
皮膚科に行かなきゃ駄目かなと思っていたのですよ。
花粉症に乗じて、更に悪化しそうで怖いですからね。

でも、そろそろ気配がしていませんか?花粉。
あー、もー、憂鬱だー。

もうあと十分だけ

電車でぐっすり眠ってしまって、終点で駅員さんに起こされたでござる。
ハズカシー!びくってしちゃったよ!駅員さんに起こされた時!
幸いだったのが、乗った電車が利用駅で終点だった事。
これ、そうじゃなかったら、大変だったぞ。
洒落にならない位、ぐっすり眠っていたもん。もう安眠。超安眠。
しかも寝足りなかったし。正直、もう少し寝ていたかった。

…とは言え、結構これ、ありがちだったりします。
電車で座ると、直ぐ寝ちゃうタイプ。
ある意味、電車はお休みタイムと思っている節もあります。

傾向と対策と需要

イベント用にお話を書き進めておりますが、予想以上に長くなってしまい、
却下せざるを得なくなりつつあります。なんでやねーん。

どうにも、各ジャンルによって、自分の書く傾向が偏りがちです。
悟チチは、割にメンタルな話が多いとのお言葉を頂いた事があるな。
楊太は、全体的にライトでギャグっぽくなりがち。
で、APHは長編だな、うん、間違いない。
本人としては、あんまり意識していないんですけどね。

長編って、二次創作での需要はあるのか、いつも疑問に思っております。
自分自身、長い話を読むのは大好きなのですが、
如何せん書き上げるのに時間が掛かってしまうし、
どうしても更新にムラが出来てしまうので、
特にサイト連載は、書き手にも読み手さんにも、
無用なストレスになる気がするんですよね。
短編、長編、連作…実際の所、どれが一番需要があるのだろう?

…まあ、趣味のものなんですけどね。
自サイトの好き勝手さと萌えの外し具合と需要の無さは、今更今更。
うん。マイペース、マイペース。

大阪のチョコ

夕刊の広告欄に、目が釘付けになりました。
ベルア○ール制作、阪神タイガースチョコレートとな!?

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すげえ。流石大阪、流石阪○百貨店。(伏せ字の意味ないな)
そして、それで良いのか、ベ○アメール。
さぞや、漢気溢れるチョコレートなんだろうな。ルックスが。
カラーを見たくてネットで検索したのですが、
何と、毎年恒例で制作されているようですね。タイガースチョコ。
うわ、知らなかったよー。ちょっと見てみたいなあ。

そういやその昔、ルピ○アもタイガース紅茶を出したらしいですね。
ショップのイメージを覆すそんな冒険心は、ある意味凄いと思う。
あ、ワタクシ、野球は全然見ないです。タイガースファンに非ず。

冬眠したいよ

うひー、さーむーいー。
連日、寒いですよね。冷え性なので、ホント辛いです。
室内との温度差も大きくて、体調を崩しそうで気を付けないとな。
この冬は、もうこれ以上風邪を引きたくないぞ。
咽喉が弱い自覚があるので、こまめにうがいするようにしています。

仕事帰り、寒さと空腹に耐えかねて、某ラーメン屋に飛び込みました。
注文したラーメンを持って来てくれた従業員の女の子の、
「温まって下さいね」との言葉に、胸がほんわりしました。
こんなひと声って嬉しいですな。寒い時だけに、尚更。

この季節がきた

チョコレート好きにはたまらなく嬉しいシーズンの到来です。
この時期しか販売していないお気に入りのメーカー、
普段はなかなか買えないお店、この時期のみの限定やコラボ品等々、
気になるものが沢山あるのですよねー、ふふ。
バレンタインのプレゼントと言うよりも、寧ろ自分用が最優先です。
一番高いチョコは、常に自分用。文句あるか!

この時期、世界のショコラティエさん達は、日本に集まるんだろうな。
それって、実はもの凄い事だよね。お祭り好き&グルメ国家、万歳。
チョコレート会社の陰謀と言われればそれまでだけど、
でもショコラティエさん達にとっては、重要な意味のある行事なんだろうな。
素晴らしいシェフの方々の作品との出会い、とても楽しみです。

ノリといきおいで

ひとまず、3月のオンリーイベントに申し込みました。
当日参加できれば、「きらきらまぶしい」の在庫分を持って行く予定。
何冊残ってたっけーと段ボールを覗いたら、思った以上に小部数で、
慌てて書籍委託分の返品をお願いしました。
なので、通販はこれにて終了。ありがとうございました。

新刊はありません。一応、足掻いてみます。
ペーパーかコピー本くらいは出せたら良いんだけど、
ちょっと自信ないです…うーん。

異人館の並ぶ街

小ネタの吐き出し。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普、パラレルです。



時は、第一次世界大戦の頃。
神戸の港に、満州から帰国した軍の船が到着。それを迎える菊さん。
目的は日本軍に保護された、銀髪のドイツ人の少女、ユールヒェンさん。

菊「初めてお目に掛かりますね」
菊「でも、貴方の事は良く伺っていましたよ」

彼女の父親は、菊さんの留学時代の恩師なのですな。
ユールヒェンさんの父親はスパイの容疑を掛けられて、
ドイツ軍に連れて行かれてしまいました。
周囲は言葉の判らない異国人だらけの中、
父親が捕まった手前自国の軍には頼れず、
身元を隠す為に腰まであった髪をばっさりと自分で切って、
男の子になりすまして一人逃げ回っておりました。
軍に顔の利く菊さんは、大戦が始まってから、
彼の身元を案じてずっと探していたのです。

菊「貴方のお父上の行方は、私も探しております」
菊「無事が判るまで、貴方の事は私が責任を持ちます」
菊「どうぞ、我が家と思って、私の家に来て下さい」

警戒心の強いユールさんは、最初殆ど口を利かないけれど、
一緒に生活を続けるうちに、やがて打ち解けてきます。
菊さんの家には、大阪さんが時々やってきます。

大「お嬢が来てから、菊さん随分変わらはったで」
ユ「そうなのか?」
大「前は、用事がある時以外は、殆ど家に閉じ籠ったままのお人やってん」
ユ「あいつ、俺をどっかに連れてってばっかりだぜ」
大「きっと、お嬢と一緒にお出かけすんのが、楽しいねんやろな」

異人館に住む海外の要人との交流や、本家のある京都に行くのに、
ユールヒェンさんも一緒に連れて行ったりします。
ユールさんが寂しくないようにとの、菊さんなりの心遣いなのだな。

丁度、「フェザータッチ…」の反対バージョンかな。
舞台は日本で、子供のユールさんと大人で保護者の菊さん。
正直、ギルでもユールさんでもどっちのでも良いのですが、
より犯罪臭さを出す為に(なんですと)、ここは少女で!
ユールさんは大人になる直前の子供という、微妙なお年頃が理想。
いっそ、菊さん以外は全員性転換させてみたいです。



以前書いた大学生日にょ普は京都のイメージでしたが、こちらは神戸。
神戸ガイドっぽい感じで、いろいろ御当地ネタも書いてみたいな。
食べ物ネタとか、観光ネタとか、大好きです。

イベントフラグ

突然ですが、来月初めに上京の予定が入りそうな予感。
しかも日程的に、もしかするとオンリーに重なるかもなのですよ。
どうしよう…こそっとイベント参加しようかな。
本が、書店委託分以外に、手元に数冊だけ残っているんですよね。
今からは流石に新刊は作れないよな、
どう頑張っても薄っぺらいコピー本か、ペーパーか…。
うむむ…どうすべきか。この週末以内に決断しなくちゃ;

しかし、今一番書きたいのは、実は日にょ普なんだよな。
日受けオンリーには持っていけないよー。

まっしろい神様

相変わらずの妄想吐き出し。
ジャンル違い、要注意。
以下、APH、普日です。



本家様のイタちゃんの夢から発生した妄想。
あれが、プロイセンと日本だったらどうなっていたのかなーと、
多分カプ好きなら誰もが考えたであろうお約束ネタ。

多分あの頃なら、プロイセンじゃなく、ドイツ騎士団だと思うんだ。
ちっちゃい日本とプロイセンさんが、夢の初対面。

ド「おまえ、だれだよ」
日「(初めて見るドイツ騎士団に、びっくり)」
ド「なんで、おれさまのゆめに、かってにでてきてんだよ」

があ、と声を上げるドイツ騎士団に驚いて、ととと…と逃げる日本。
まてー、と追いかけるものの、結局見失ってしまいます。
そして後日、また不思議な夢に入り込んだドイツ騎士団。
ふと、遠くの木陰から、じいっとこっちを伺っている日本に気付きます。

ド「あー、おまえ!おまえだなっ」

追いかけるドイツ騎士団と、怖がって逃げ回る日本。
なんかこの二人、何時まで経ってもこのまま追いかけっこしかしなさそうだ。

ド「ちくしょー、こんどこそあいつをつかまえてやるぜー」

でも、そんな攻防戦の後、掴まってしまう日本さん。
やっと捕まえたぜーと悪餓鬼顔のドイツ騎士団。

日「あなたは、かみさまですか?」

日本のアルビノ信仰ですな。白蛇を神様に見立てるアレ。
きらきらした目で見つめられ、うろたえるドイツ騎士団。
何言ってんだ、この黒くてちっこい奴は。撫でるぞ。

普段なら「異教徒改宗するぜ!」なドイツ騎士団ですが、
その対象が自分で、しかもやたらと尊敬の眼差しで見つめられると、
まんざらでも無い訳だな。
でも、お互いの宗教観は全く違っている訳で。

ド「なあ、おまえのとこのかみさまって、どんなんだよ」
日「えっと…おまつりして、おそなえして、たてまつります」

とりあえず従来通りにと、おまんじゅうを供えます。
初めて食べるおまんじゅうを気に入るドイツ騎士団。

日「あとは…ほうのうのまいをおどります」

鈴を手に、ドイツ騎士団に神楽舞を披露する日本。
これが踊りか?変なの。

ド「おれさまのしってるおどりと、ぜんぜんちがうんだな」
日「そうなのですか?」
ド「おれさまのおどり、おしえてやるぜ」

両手を取って、くるくる回りながら踊るドイツ騎士団と日本。
社交ダンスに非ず、所謂フォークダンスですな。
この当時にそんなダンスが存在するのかは不明ですが。
ケセケセ笑うドイツ騎士団と違って、
困ったように生真面目な顔を崩さない日本。

ド「なあ、なんでおまえ、わらわないんだ?」
日「だって…かみさまのまえで、そんなの、ぶれいです」

むっとするドイツ騎士団。

ド「おれさまは、かみさまじゃねえよ」

だから、笑え。むに、とほっぺたを引っ張られるも、
抵抗もせずに困った顔をする日本に、ドイツ騎士団は不満です。
俺は、別に、こんな関係とかじゃなくってだな、その、な。

ド「かみさまじゃなっくて、と、ともだちだったら、わらってくれんのか」



相変わらずのチビ好きで申し訳ない。
お互い、言葉が通じないってのも面白そうだな。
こうして纏めてみたら、書きたくなってきたぞ。

きらきらな世界

引き続き、オフ本「きらきらまぶしい」のこそっとネタ。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、普にょ日、パラレルです。



本編のラストのイメージを壊したくない方は、お避け下さい。
ちなみに、公式で正式に結婚したカップリング(悟チチ)以外で
結婚話まで行きついたお話って、もしかして初めてじゃなかろうか。
そこの所をちょこっと妄想。そして、発散。

菊さんの手術が終わり、回復後の検診。
執刀医のフリッツ先生と共にギルも一緒におります。

フ「うん、全て良好だね。問題無い」
菊「ありがとうございます」
フ「良かったね…ギルベルト」
ギ「ん?」
フ「これなら彼女、出産も大丈夫だよ」
ギ「そっか」
フ「もう、お前も我慢しなくて良いからね(によによ)」
ギ「っ、なっ!何の事言ってんだよ、親父っ」

一番最初からずっと二人を見守っていたフリッツ先生は、
きっと二人の結婚式に嬉々として参加したがると思うんだ。

フ「ギルベルト、是非私にナコウドをさせてくれ」
ギ「仲人?」
フ「日本の結婚式では、上司が指名されるケースが多いらしいじゃないか」
ギ「あー、そっかもなあ」
フ「私こそが適任であると自負しているんだが、どうだろうか」

ギルの教授であるフリッツ親父は、ギルの上司に当たるんだろうな。
それに、なんてったって、ずっと二人を見守り続けていた人ですからね。
親父、ノリノリ。

ギ「…いや親父、すっげえ申し訳なんだけどよ」
フ「何だ、私では不満か?」
ギ「えっと…仲人ってのは、既婚してねえとなれないらしくてさ」

衝撃の言葉に、独身のフリッツ親父、ショッキン。
あれ、そうでしたよね?仲人って。
落ち込む親父を宥め、フォローするギル。

ギ「で、でもスピーチとかは、絶対親父にお願いしてえと思ってんだぜ」
フ「しかし…私の日本語は、皆には聞き取り難いだろう」
ギ「こう言う時こそ、親父の得意なあれを使うべきじゃねえのか?」
フ「アレ?」
ギ「親父の得意なアレの出番だろ!」
フ「そうか、あれか!」

旬ネタだよね。ギルはフルートの事を言っています。
でも、結婚式場で、得意分野の医学講義を行うフリッツ親父。
ちなみにこの会話は、ギルが菊ちゃんにプロポーズする前のもの。
取らぬ狸の皮算用。先走り、暴走する二人。こんな二人が愛おしいです。
そして、そこに参加する悪友二人。

ア「全く!親分、お前には失望したわっ」
フ「今度ばかりは、お兄さんもギルにはがっかりだな」
ア「菊ちゃんの結婚式に、白無垢と綿帽子は外せへんやろ」
フ「番傘と花嫁行列の素晴らしさを、もっと理解すべきだと思うんだ」
ギ「お前ら、何言ってんだ…」

だから、まだプロポーズさえしてませんって。
大体、昔っからずっと一緒だったし、近所に住んでいるし、
あいつの作った飯もほぼ毎日食っているし、
家族ぐるみの関係だし、今更結婚つーてもなあ。夫婦ってどんな感じだ?
仕事から帰るとあいつがいて、休みの日には遊びに行ったりして、
今とあんまり変わらねえけど、でも一つ屋根の下ってのもアリか、
そのうち子供が出来るかな、男の子、女の子、どっちだろう、
男の子ならルッツみたいに可愛いだろうな、女の子はあいつに似そうだ、
一緒に手を繋いでパパーとか呼ばれて、あー絶対俺の子世界一可愛いぜ、
あ、そうなりゃ菊は俺の事なんて呼ぶかな、お父さんか?
それとも、古典的に「あなた」とか呼ぶ訳か?あなた、か…。

ギ「(頬を染めつつ)良いかもな」
ア「ギル、キモイわー」
フ「絶対、やらしい事考えてるね、あの顔は」

…いかん。このまま、つらつらと続きそうなので、ここまでで終了。
日々、こんな妄想しています。キモイです。



ハイパー純愛路線を狙った割にはほにゃららな出来、
しかも誤字脱字のあまりの多さに涙が出そうなのですが、
とっても嬉しい感想も頂けて、
自分としてもとても楽しんで書けたお話でした。
また機会があれば、オフ本発行にチャレンジしてみたいですね。