「ガラスの仮面」は、やっと文庫本22巻まで読みました。
水城女史がお気に入りです。彼女のポジションは実に美味しい。
亜弓さんとマヤは、舞台を離れればむしろ仲良しさん希望。百合に非ず。
亜弓さんには、チラ見でふふんと鼻で笑いつつ、
社長の例の白目攻撃を受けながら、マヤといちゃついていてほしい。わざと。
そして相変わらず妄想。
以下、ネタバレ有、ジャンル混合要注意。
●楊太さんの場合
・紫の薔薇の師叔と、北島王子
口ではいつも憎たらしい事を言っていたけれど、
その実は優しく、ずっと楊ぜんの成長を影から見守る師叔。
楊「やはり…貴方が紫の薔薇の人だったのですね」
望「わしは、お主の父と師匠を殺した男だ。憎まれて当然なのだ」
楊「どうして今まで黙っていたのですか」
望「…わしはずっと、お主の教主としての成長を見守っておるよ」
師叔では無く、むしろふっきゅん。
窓辺に立ち、目元に縦線、こめかみに汗、苦笑…はお約束で。
・速水王子と北島師叔なら、桜小路君は普賢さんでしょう
普「望ちゃん、寒くない。ほらこれを着ててよ」
望「って、それではおぬしが寒いであろう」
普「僕は大丈夫。あ、あそこの席が空いているよ。一緒に座ろう」
望「う、うむ」
仲良くじゃれ合う二人を、少し離れた距離からあの白目で見つめ、
いちいち大袈裟にハートブレイクンな速水王子。
…楽しい。
●悟チチさんの場合
・北島悟空さなら、姫川亜弓はベジータさんだろうな
悟「すげえ。おめえ本当にすげえ役者だなあ」
ベ「馬鹿野郎。ライバルに、何拍手なんてしているっ」
悟「おめえ、天才なんだな。オラ、びっくりしたぞ」
ベ「ふん、当然だ。貴様とは出来が違うんだ」
天才肌の悟空さと、影の努力家ベジータさん。
ベジさんには、薔薇を背中に、星を周囲に纏って頂きたい。
・ここであえて月影チチさん投入
チ「何しているだ。そっだら事では御飯ちゃんの父親は務まらねえべ」
悟「でもよお、チチ。オラ、腹減っちまって…」
チ「馬鹿言うでねえ。その台詞を覚えるまでは、晩飯抜きだべ」
悟「いいいっ?ちょっと待ってくれよ」
それを「お母さん…」と呟きつつ、心配そうに見守る御飯ちゃん。
隣には、腕を組んだピッコロさんがふんと鼻を鳴らせている…て感じ。
予想以上にナチュラル。困った、笑いに持ち込めないぞ。
●おまけ
・速水社長が名前を伏せて、マヤちゃんを舞台に招待する流れ。
舞台の幕が上がる直前に現れ、隣の席に座る社長に、
一体何を企んでいるんです?!と腰を上げようとしますが、
そんな彼女の手を握り、席を立たせまいとします。
幕が上がっても、そのまま握った手を離さない社長に、
戸惑いを感じつつ、頬を染めて抗議するマヤ…というシーンを見て。
マヤ「手を放して下さい、私逃げませんから」
↓
cotton「手を放して下さい、舞台を観るのに集中出来ませんから」
まず間違いなくこう言いそうな、色気のない自分に乾杯。
女子らしい気恥かしさも、照れも、トキメキもあったもんじゃない。