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テレパシーかしら

髪を切りに行きました。

かなり突然思い立ち、その場で即美容院に電話をしたら、
残念ながらいつもの担当さんがお休みだったので、では翌日に…と予約。
ここ数年同じ美容院に行きつけていますが、担当の美容師さんが、
天然でアルファ波を大放出するキャラで、毎度非常に癒されるのですよ。

このまま伸ばすか切るかで悩んでおりましたが、結局やや短めにカット。
今回は、いつもと違う髪型にしたくて、美容師さんにお願いしましたが、
一体どれぐらいの人がこの違いを分かってくれるんだろう…。
結局、髪の癖とか生え方とか旋毛とかがあるので、
雑誌やヘアカタログのモデルと同じ髪型にはならないんですよね。
あと、無自覚でいつも似た髪型をお願いする自分もいるんだろうな。

そしてその夜、「今日髪を切りに行きました」との姉からのメール有。
結婚して、遠く離れていても、姉妹は共通する何かがある模様。

遅くて早いけど

父と母が、大阪の寄席小屋、繁昌亭の上方落語を観に行きました。
これは父の日と母の日を一括にした、私からのプレゼント。
今年は、寄席のチケットを進呈致しました。

日程が中途半端な理由は、「探偵○イトスクープ」好きの母親の為、
某レギュラータレントさんが出演する日程をチョイスしたから。
もともと劇場に足を運ぶことも殆ど無く、
勿論寄席なんて見たこともない両親なので、
知名度の高い噺家さんがいた方がいいよね…との配慮なのです。
朝からいそいそとお出かけ準備する父と母に、ちょっと和みました。

帰宅してきた両親が、お土産のロールケーキを一緒に食べながら、
あれこれ楽しそうに感想やお話を聞かせてくれました。
とりあえず、喜んでくれたみたいで何より。こちらも嬉しかったです。
こんなプレゼントもたまには良いよね。

ふんわりほわほわ

スフレ専門店があるとの事で、行ってみました。
結構人気のお店との話だったので、
人が多いかなーと覚悟していましたが、あっさり入店。
平日だったからかな…否、インフルの影響だろうな。

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スフレは全て注文を受けてから焼くので、約20分程かかります。
焼きたてのスフレは温かく、ふんわり柔らかく、とても優しいお味。
今回は季節限定のチェリーソースをチョイス。
真ん中をスプーンで崩し、そこに各種ソースを入れて、
スフレに絡めながら食べるのですが、甘酸っぱくて美味しかったv
膨らんでいるので大きく見えますが、ぺろっと食べれました。

日差しが初夏

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ずっとむこうまで連なっている

貴方は光僕は影

「ベルサイユのばら」で、ちょこっと妄想。
ホント、こーゆー事ばっかし考えて漫画読んでいるんだな、私。
以下ジャンル混合、ネタバレ注意。



●楊太さんの場合
・オスカル師叔にアンドレ王子が基本形かな?やっぱり
楊「僕が怖いですか、師叔。他の男に、貴方を奪われるくらいなら、いっそ…」
望「なにを…楊ぜんっ」
まいった、そのまんま楊太やん。パロにもなりゃしない。

・オスカル王子とアンドレ師叔だったら
楊「師叔、左腕が…」
望「これが、おぬしの腕でなくて良かったよ」
楊「師叔っ、馬鹿な事を言わないでくださいっ」
王子はオスカルになっても敬語。アンドレは左目を失うけど、師叔は左腕で。

●悟チチの場合
・アントワネットチチさんは兎も角、フェルゼン悟空さはどうなんだ?
チ「悟空さ、このベルサイユからおらを連れ出してけろ」
悟「おめえは絶対、オラが国外に逃がしてやる」
愛する王妃を国外逃亡させようと奮闘するフェルゼン。プラトニック希望。

・意外性を狙って、アントワネットチチさんとルイ16世悟空さ
チ「王太子さまともあろう悟空さが、毎日修行ばっかりしてっ」
悟「だって、まだ亀仙人のじっちゃんが王様だろ。おら、良く分んねえもん」
チ「もう、ちっとはおらとお話ぐらいしてけろ」
太子の趣味は錠前作りでなく修行。先行き不安な夫婦。でも子供は作る。

この作品は殆どがラストの悲しいカップリングなので、書いてて辛いな。
でも、書く!

薔薇は気高く咲く

「ベルサイユのばら」読了。流石名作、いやー、面白かったです。
自分が思っていた以上に、全体的に大人な漫画でびっくり。
所謂「アダルト」にあらず、世代を問わない物語での意味です。
オスカル様に憧れる女子の気持ちがよく解りましたとも、ええ。
やっぱり一度は、宝塚のベルばらを観たいですよね。
今秋に外伝のアンドレ編が上演されるみたいだし、うーん、気になるなあ。

それにしても、愛至上主義なフランス人は、あの流れるようなフランス語で、
リアルにこの漫画のポエム感溢れる台詞を、情熱的に口にしそうです。
そして、妖怪王子も素で言うな。間違いない。
牛魔王の娘は、絶対あのドレスと純愛展開に憧れてるよね。
…等と、いちいち妄想する辺り、骨の髄まで腐っています。

振り返れば、今月はいまだかつて無いほど、漫画を読みまくりました。
普段は殆ど手にすることもないのですが、これを機に、
名作漫画にもいろいろチャレンジしたくなりました。

本当の贅沢とは

美術館へ行ってきました。

”ラグジュアリー”ファッションの欲望

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ロココから現代までのファッションの移り変わりをテーマに、
女子度が炸裂するような、めくるめくキュートな服が展示されていました。
展示物を前に「かわいー」を連発。インフル対策のマスクをしてて良かった。
特に前半のロココなドレスは、乙女心を超悩殺。何、あの可愛い柄は。
まさに、映画「マリーアントワネット」そのまま抜け出した、乙女なドレスが満載。
恐るべし花柄、恐るべしふりふりレース、恐るべしロココワールド。
そして気がつけば、ミュージアムショップでカタログを購入…恐るべし…。

案内文の一節に、成程と共感。
「ラクジュアリー(贅沢)の反対語は、貧乏ではなく、下品だ」だったかな。
シャネルの言葉って書いていたっけ?共感した割には、うろ覚えです。

秋には東京に巡回予定の模様。
難しさがなく、女性なら誰もが楽しめるテーマなので、かなりお勧めです。

認識は人それぞれ

gooのランキングを見て、自分の中の速水社長の認識の歪みに葛藤。
先日二次創作サイトを検索して、あちこち巡ってみたのですが、
成程、大人っぽくて、スタイリッシュで、カッコ良いよ…。(白目でショック)
勿論、ギャグ系サイトさまもございまして、まさに自分と同じ、
むしろ軽く凌駕する程に鼻血率の高い彼を発見して安堵しました。

そして、またもや「ガラスの仮面」妄想。そろそろ飽きられそうだな。
ジャンル混合、激しいネタバレ要注意。



●封神、楊太さんで
・紫のバラの人からのプレゼントを受け取る北島王子
楊「これは…妲己の宝貝のレプリカに、衣装や帽子、メイクセットまで…」
(貴方の妲己変化を応援しています。by 貴方のファンより…との手紙に)
楊「紫のバラの人、見ていて下さい。僕はやります、貴方の為に!」
手紙を手に握りしめ、新たな意欲を燃やす王子。誰か止めてやれ。

・北島師叔、速水王子に夢を語る
望「いつか封神計画を遂行した暁には、紫のバラの人を周に招待したいのだ」
喜んでくれるかのう。夢見る瞳で語る師叔を、白目と縦線目元で見守る速水王子。

・若き月影王子と、その恩師であり、紅天女作者の尾崎一蓮師叔のロマンス
楊「師叔…僕はずっと、貴方をお慕いしておりました」
望「大袈裟だよ。わしは、おぬしには何もしてやれなかった男だ」
楊「いいえ、僕は本当に幸せでした。僕の魂の半身は、師叔…貴方なんです」
望「楊ぜん…もう、師叔はやめてくれぬか。望、と呼んでくれ」
楊「ああ、望…」
ひしと抱き合う二人。でも楊太。現在原作中、唯一セックス描写のあるカップル。

北島王子でも月影王子でも、相手が師叔なら腕枕するのは奴。
キャスティング的にそうでなくても然り。ここだけは譲れない。<王子がね

●DB、悟チチさんで
・アニメ、北島悟飯ちゃん初登場シーン
ブ「悟飯ちゃん、大きくなったら、何になるのかな?」
飯「偉い、役者さんです」
空「チチの奴、ジャニーズに入れるってうるせえんだ」
チチさんジャニーズファン疑惑。ユニットはトランクス君とペアで。

・意外な一面を垣間見せる速水悟空さに、戸惑う北島チチさん
チ「…今日の悟空さ、ちょっと変ですだ」
髪も金髪で逆立っているし、冷血仕事虫というより、まるで不良みたいだべ…。

・北島チチさんと速水カカロットさ、レストランでばったり鉢合わせ
チ「…何だべ?」
カ「否…そのバラ色の服、よく似合っている」
紫のバラの人が送ってくれた服を着ているチチさんに、社長やたらきらきら笑顔。
セクシードレスでも、メイド服でも、猫耳でも、亀仙流の女性用道着でも可。
個人的にはチャイナ服を推します。勿論、スリットは深めで。

修行で鍛えている速水カカさは、神の目でさえ捉える事の出来ない超速度で、
楽屋に紫のバラを置いていきます。見つかったら超化を解いて、聖悟空さに。
北島チチが薔薇を発見して慌てて楽屋の外に出るも、見つからない理由はそこ。

阿呆っぽくてすいません、どんだけ妄想してんだ。多分、これで終了です。
でもまた、何かネタが出てきたら、つらつら書き殴るかもしれません。

華やかな存在感

自宅のバラが咲きました。
ピエール ドゥ  ロンサール。

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花弁が多くて、中心でぐるぐるしています。

パッションレッド

ずーっと狙っていたポメラを漸くゲット。やったー!→キングジム・ポメラ

以前「n+m」のさきさまに実物を拝見させて貰って以来、
その機能性に惹かれて、ずっとチェックしていたこの商品。
人気商品みたいだし、多分バージョンアップした頃に可愛い新色か、
女性受けしそうなデザインが出るんじゃないか…とあたりをつけて、
スナイパーの如く虎視淡々と狙い続けておりました。
でも、半年ばかり待ち続けてもその気配が無かったので、
いっそラインストーンでデコしようかとも思いかけていたその矢先、
新3色を期間限定で販売と発表。よっしゃーっ!待ってて良かったー!!

赤か青かで悩みました。相当悩みました。二回言いました。
一番最初に画像を見た瞬間「あ、こりゃ青かな?」と率直に思ったのですが、
ネット注文する直前、何気に横にあった携帯が目に入り、
「赤だったら、こんな感じ?そう言えば、ipodも赤だなあ…」と気付くと、
急に赤も愛おしくなり、師叔色か王子色かと考えると迷いは更にエスカレート。
その内考えすぎて頭がへろへろしてきたので、
周囲にいる人に聞いてまわり、結局は多数決で赤に決定。
主体性がなくてすいません。でも、実物を見て満足。超満足。ビバ、赤。

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写真では何故かオレンジっぽく見えますが、実物は深めの赤。良い色だ。
末永く愛用する予定です。ふふ。

紫の薔薇を発見

ご近所のお庭に咲いていたものを、手を伸ばしてこっそりと。
写真では、ピンクにしか見えないですね。

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季節も、自分も、今が旬。

ウィルスパニック

5月の御題

「向かい風」
たなびく髪に縁取られ、その先を見据える為に革命家は瞼を閉じた



新型インフルエンザが、凄い事になっていますね。怖いよう。
兵庫と大阪で爆発的に増えたとの報道があったその日、
丁度母が旅行から帰る途中で、神戸三宮駅を利用していた模様。
母はニュースを知っていたようで、神戸での外食予定を取りやめ、
既に持参していたマスクを装着、寄り道せずに自宅に帰り、
玄関から洗面所へ直行、うがいと手洗いの後、そのまま服を全部洗濯しました。
人の異常に少ない三宮駅をデジカメで撮影していましたが、
「見せてー」と伸ばしたこちらの手にデジカメを渡す前に、
念の為にとそれをアルコールのウェットティッシュで拭いていました。

来月はじめに宝塚を観劇予定ですが、その頃は大丈夫かなあ。
花粉のシーズンは終わったけど、マスクはもう少し必要そうだな。
ちなみに、ネットのウィルスの方は一応確認済です。

花の東京大ロマン

注文していた「はいからさんが通る」の文庫コミックが、漸く到着。
何処も在庫切れで、申し込みしてから取り寄せまで、約一か月かかりました。

でも、満足。面白かったです、少女漫画の王道だ!
許婚、戦争、記憶喪失、恩人の為に結婚、等々…美味し所がてんこもり。
女性キャラはレトロ可愛いファッションも多くて、目にも嬉しいです。
教会で着ていたモダンなウェディングドレスは、自分も着たい!と思いました。
改めて紅緒さんと環さんって、本当に当時最先端のモダンガールなんだな。
そして今回初めて、作者が「ロッキーホラーショー」フリークだと悟りました。

主人公が、話が進むにつれて、とても魅力的に見えてきます。
酒乱でガサツで乱暴だけど、真っ直ぐで、明るくて、ひたすら前向きで、
面倒見も良く、飾り気が無くてキュートな、愛すべきキャラクター。
好きな人を押しつけがましく無く一途に思い続る彼女は、とても健気。
今読むと、特に後半は、伊集院少尉に殺気さえ覚えました。
これは本当に「優しい」のか?ここまで来ると、罪を通り越して悪だよ。

そしてこれ→gooランキング

4位にびっくり。このアンケートの対象年齢はどの層なんだ?
そしてまさかの速水社長12位ランクイン…そうだったのかと驚愕。

ちなみに現在「ベルサイユのばら」を購入検討中。どうした自分。

絵で表現出来たら

相変わらず、「ガラスの仮面」妄想が止まりません。
こんな時、自分に画力があれば…と、つくづく実感。
あの原作絵だからこそ、威力が増すんですよね。いろいろと。

以下、妄想。ジャンル混合、ネタばれ注意。



●楊太…と言うより封神
・月影妲己ちゃんには高笑いが良く似合う
妲「太公望ちゃん。そんな事では、わらわの紅天女は譲れなくてよん」
ひゅーほほほ。

・速水王子と北島呂望でもイケるな
望「僕は、いつか紫の薔薇の人に会って、お礼が言いたいんだ」
楊「もしも…その人が君にとって、とても嫌な人間だとしたら?」
望「そんな事っ。たとえマフィアでも極悪人でも、絶対その人を好きになるよ」
如何にも紫っぽい人(髪とか瞳とか服とかオーラとか)を目の前に、この台詞。

・そして、紫の薔薇の人=王子と知ってしまった師叔
望「そんな…いつも嫌味っぽくて、ナルシストで、女装好きで、変態のあやつが…」
ずっとわしを見守り、そして助けてくれた紫の薔薇の人だったなんて…。
グーの手を口元に当て、目元縦線で動揺する、マヤお決まりのポーズで。

カッコ良い王子ファンには、非常に申し訳ありません。
基本速水社長は、ロリコン、ストーカー、ネガティブ思考、妙なポージング、
薔薇の花と共にオーバーアクションで、私の脳内を飛び交っております。

●悟チチ…てかむしろDB
・姫川ベジータが結構面白い。月影先生でも可
ベ「貴様のような下等サイヤ人に、紅天女が演れるとでも思っているのか」
はーっはっはー。

・先生ときたら、やっぱりピッコロさんかな
ピ「こいつは恐ろしい才能を秘めている。オレが修行して立派な役者にしてやる」
チ「悟飯ちゃん…有名人にならなくてもいいから、早く無事に帰ってくるだよ…」
アニメでは、こんな風にチチさんが心配するシーンがあったような?

・そしてまさかの月影悟空さと北島悟飯ちゃん
空「さあ、悟飯。おめえが、セルと紅天女を演るんだ」
ピ「何を言っているんだ、悟空っ。悟飯にはまだ無理だっ」
空「思い切り演れ。紅天女を演じて、そしてえらい役者さんになるんだろ」
役者と学者の音律の近さにも注目。

個人的にどうも速水社長≠悟空さ…なのは、お金持ち、やり手、
ネガティブのキーワードに、彼が見事引っかからないからだろうな。
悟空さなら、あそこまでヘタレ展開にはならないよね。<by 梅の谷の社務室

●おまけ
・某宮崎監督のトトロより
メイ「あなたはだあれ、紫の薔薇の人?」
ホントすいません、間違っている自覚はあります。

コミックスを知らない人にはほにゃららな話題で、本当に申し訳ありません。

庭に咲いています

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何て名前だろう。

続きが気になるっ

「ガラスの仮面」、漸く文庫本23巻まで読破。
文庫本ではここまで?単行本はもう少し先まで出ているのかな?
今更ながら、古本じゃなく、保存用として新品を買えば良かったと後悔。
…でも、最終回が出た暁には、出版社が豪華本を出すな。間違い無い。

子供の頃から幾度となく再読していますが、
やっぱり名作と謳われるだけに、何度読んでも面白いです。
何かと高笑いするお嬢様キャラとか、謎のポーズの真澄社長とか、
教育が過激すぎる月影先生とか、亜弓さんの豪華すぎる私生活とか、
その他いろんな所に突っ込みたくなりますが、
今更この作品にそれは野暮でしょ。
否、むしろそれこそが、「ガラスの仮面」の醍醐味だ!

ちなみに今、「はいからさんが通る」全巻をネットで注文中。
古い少女漫画が今、自分の中で熱いです。

読むのは遅いです

読書覚書



・「幽霊刑事」有栖川有栖
久しぶりのミステリー。とある繋がりからの流れで、手に取りました。
流石は大御所作家様、実に正統派の推理小説です。
話の流れに無理が無く、読み易く、綺麗に整理整頓されていて、
ヒントもきちんと判り易く表現して下さって、読んでいて安心。
目が潤む切ないシーンもあって、ラストもとても感動的でした。
作者氏は執筆途中でメモの類は書かないそうですが、すごいな。

・「柳生忍法帳(上・下)」山田風太郎
特筆すべきは、悪役の絶倫っぷりか?ヤり過ぎやねん!<裏手突っ込み
山風氏の作品はあまりにも奇想天外に過ぎるのですが、
理屈で無く、夢中にさせるだけの「読ませる力」があります。
アクションはもとより、節々に挿入されるお色気シーンもまた美味しい。
今回のスポコン十兵衛先生も、男が惚れる男前。強いのは大前提ですが、
優しく、野性的で、自然体で、ユーモアもあり、鈍いけれども女性には紳士。
なんだ、この理想の男性像は!めろめろじゃないか!負けたよ、山風先生!

・「町長選挙」奥田英朗
文庫化を心待ちにしておりました、ドクター伊良部シリーズ第3弾。
コミック並にすらすら読み進んでしまいます。一冊があっという間。
主人公のルックスが北の将軍様似…という表現には、
思わず吹き出してしまいました。笑わせる文章が本当に巧み。
1、2作目は、実に判り易いモデルがいますよね。3作目もいそうだな。
毒はありますが、ラストには必ずほっと笑顔になれます。続編が楽しみ。

もひとつ舞台語り

昨日の続きになりますが。

「サロメ」に続き、同時期にテレビ放映されていた
同S・バーコフ氏演出、カフカの「変身」のビデオも改めて鑑賞。
内容だけに、観終わった後は鬱になります。もやもやする話ですよね。

宮本亜門氏主演のこちらも、非常に実験的で芸術度の高い作品。
舞台に鉄の棒を組み立てたセットを使っていたのですが、
照明効果でそれが蜘蛛の巣にも似たシルエットを作り出します。
巧妙に計算された影の演出が生かされた、素晴らしい舞台美術でした。

役者陣は豪華な実力派ばかりで、充分見応え有り。
主演の宮本氏は、変身後の「虫」の役を汗だくで見事に好演。
かさこそとした、ぞっとする程リアルな「虫」の演技には絶句しました。
これだけ肉体的に大変な役を、よくもここまで見事にこなしました。
服の上からでも判る腕の筋肉が、流石に半端無かったです。

―削除済み―

「ガラスの仮面」の演技に対する取り組みや表現に、
「んなアホな…」と思う事は多々ありますが、この作品の氏を見ていると、
強ち漫画の世界だけでもないかな…と思えてきました。

舞台語りですが

漫画「ガラスの仮面」のお話。

作中劇で、個人的に非常に観劇したいと思ったのが、
亜弓さんがパントマイムで演じていた、一人舞台「ジュリエット」。

どんな舞台になるのかなーと考えて、ふと頭に浮かんだのが、
十年以上昔に上演された、スティーブン・バーコフ氏演出の「サロメ」。
当時かなり話題になった舞台で、テレビ放映されたものを観たのですが、
確かそれをビデオに録画した筈…と、あちこち探して漸く発見。
ビデオデッキのコードを久しぶりに繋いで、改めて鑑賞しました。

やっぱり何度見ても、凄まじく素晴らしいんですよ。これが。

セットも小道具も使わない、全てパントマイムでの演劇ですが、
役者の動作と台詞が、殆どスローモーションで表現されています。
照明も衣装も音響も非常にシンプルながら、
妖しく、美しく、幻想的で、透明感があり、
頽廃的な空気が見事に表現されていて、
有名な七枚のヴェールの踊りの艶めかしさも秀逸。
演出氏の鬼才っぷりが、遺憾なく発揮された見事な舞台でした。

自分の中で、間違い無く「再演して欲しい作品トップ5」に入るな。
でも、劇場に見に行ったら、本気で魂持って行かれそう…。

早速作ったらしい

5月の御題

「筍」
真っ直ぐに伸びる、ただ一心に、頭上の青を信じて



姉の誕生日が近かったので、プレゼントを贈りました。

コチラ→生キャラメルポット

生キャラメルが、レンジで簡単に作れる「おもちゃ」です。
結構人気の商品みたい。むしろ自分が欲しかったんですよ、これ。

漸く紅天女編突入

「ガラスの仮面」は、やっと文庫本22巻まで読みました。
水城女史がお気に入りです。彼女のポジションは実に美味しい。
亜弓さんとマヤは、舞台を離れればむしろ仲良しさん希望。百合に非ず。
亜弓さんには、チラ見でふふんと鼻で笑いつつ、
社長の例の白目攻撃を受けながら、マヤといちゃついていてほしい。わざと。

そして相変わらず妄想。
以下、ネタバレ有、ジャンル混合要注意。



●楊太さんの場合

・紫の薔薇の師叔と、北島王子
口ではいつも憎たらしい事を言っていたけれど、
その実は優しく、ずっと楊ぜんの成長を影から見守る師叔。
楊「やはり…貴方が紫の薔薇の人だったのですね」
望「わしは、お主の父と師匠を殺した男だ。憎まれて当然なのだ」
楊「どうして今まで黙っていたのですか」
望「…わしはずっと、お主の教主としての成長を見守っておるよ」

師叔では無く、むしろふっきゅん。
窓辺に立ち、目元に縦線、こめかみに汗、苦笑…はお約束で。

・速水王子と北島師叔なら、桜小路君は普賢さんでしょう
普「望ちゃん、寒くない。ほらこれを着ててよ」
望「って、それではおぬしが寒いであろう」
普「僕は大丈夫。あ、あそこの席が空いているよ。一緒に座ろう」
望「う、うむ」

仲良くじゃれ合う二人を、少し離れた距離からあの白目で見つめ、
いちいち大袈裟にハートブレイクンな速水王子。

…楽しい。

●悟チチさんの場合

・北島悟空さなら、姫川亜弓はベジータさんだろうな
悟「すげえ。おめえ本当にすげえ役者だなあ」
ベ「馬鹿野郎。ライバルに、何拍手なんてしているっ」
悟「おめえ、天才なんだな。オラ、びっくりしたぞ」
ベ「ふん、当然だ。貴様とは出来が違うんだ」

天才肌の悟空さと、影の努力家ベジータさん。
ベジさんには、薔薇を背中に、星を周囲に纏って頂きたい。

・ここであえて月影チチさん投入
チ「何しているだ。そっだら事では御飯ちゃんの父親は務まらねえべ」
悟「でもよお、チチ。オラ、腹減っちまって…」
チ「馬鹿言うでねえ。その台詞を覚えるまでは、晩飯抜きだべ」
悟「いいいっ?ちょっと待ってくれよ」

それを「お母さん…」と呟きつつ、心配そうに見守る御飯ちゃん。
隣には、腕を組んだピッコロさんがふんと鼻を鳴らせている…て感じ。

予想以上にナチュラル。困った、笑いに持ち込めないぞ。

●おまけ

・速水社長が名前を伏せて、マヤちゃんを舞台に招待する流れ。
舞台の幕が上がる直前に現れ、隣の席に座る社長に、
一体何を企んでいるんです?!と腰を上げようとしますが、
そんな彼女の手を握り、席を立たせまいとします。
幕が上がっても、そのまま握った手を離さない社長に、
戸惑いを感じつつ、頬を染めて抗議するマヤ…というシーンを見て。

マヤ「手を放して下さい、私逃げませんから」

cotton「手を放して下さい、舞台を観るのに集中出来ませんから」

まず間違いなくこう言いそうな、色気のない自分に乾杯。
女子らしい気恥かしさも、照れも、トキメキもあったもんじゃない。

両手いっぱいに収穫

鉢植えのサクランボの樹が、実をつけました。
去年は結構鳥に食べられちゃったので、
今年は早い時期から鉢を温室に移動させておりました。
ミツバチが激減してるとの話がニュースにもあったので、
母がティッシュで受粉させていたそうです。
お陰で豊作。予想以上に甘みもあって、美味しかったです。

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さくらんぼって、絵になるなあ。

お題はじめました

ちゃんとこなせるかは判りませんが、お題を始めてみます。
一か月に3タイトル、オリジナルの一行散文が基本。

5月のお題・・・「鈴蘭」「筍」「向かい風」



「鈴蘭」
清楚な色彩の下、地下茎には確かに毒が眠っている



…こんな感じのもの。確か、鈴蘭の球根は毒だったので。
散文って言うか、むしろ書きなぐりです。
楊太か悟チチで!とも考えたのですが、まずはこれで様子を見てから…。

お題は自分で書けそうなものを適当に見繕ったものなので、
もしも使用されたい方は任意でどうぞ。

36のお題一覧

1月・・・「椿」「御神体」「氷」
2月・・・「梅」「チョコレート」「雪」
3月・・・「土筆」「春霞」「花冠」
4月・・・「桜」「苺」「新生活」
5月・・・「鈴蘭」「向かい風」「筍」
6月・・・「紫陽花」「てるてるぼうず」「虹」
7月・・・「百合」「海底」「流れ星」
8月・・・「鬼灯」「夏祭り」「シャボン玉」
9月・・・「彼岸花」「月光」「無花果」
10月・・・「金木犀」「林檎」「黒猫」
11月・・・「柘榴」「影法師」「ティーカップ」
12月・・・「柊」「大掃除」「葡萄酒」

ファンタジスト三昧

予約していた限定コスメを、漸く受け取りに行きました。
ボーテドコーセーのファンタジストシリーズ、2009年初夏の限定色です。
特典として、ミニサイズのエナメルをおまけしてくれました。

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アイカラーに発色は無く、金銀それぞれの大粒ラメが付きます。
アイライナーは黒と茶。こちらもラメ入りですが普段にも使えそう。

今回は見送るつもりでしたが、実物を見ると欲しくなるんですよね。
一生かかっても使い切れないくらいのアイシャドウを買っているので、
本人的にはかなり自粛しているつもりですが、
相変わらず限定の言葉に見事踊らされています。馬鹿です。
来月発売される同シリーズのコフレ?勿論予約済みですが何か?

桜の森の満開の下

今年はかなり桜を堪能できました。
折角なので、記念として。



地元の神社の枝垂れ桜

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京都の枝垂れ桜

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東京、千鳥が淵のソメイヨシノ

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地元の公園の山桜

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近所のスーパーの横にあった八重桜

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どれも綺麗。桜大好き。

室町時代の新喜劇

春狂言を見に行きました。
能楽堂に足を運んだのは初めてかな?

ワークショップ付きのGW特別企画で、小学生位の子供も多かったです。
最初に狂言の紹介と説明。流石に奥深くて、もっと色々伺いたかったな。
その後、狂言師に倣って、来客皆一緒に泣きや笑いの発声をしました。
演目は初心者は勿論、子供でもとっつきやすい「附子」と「蝸牛」。
笑ったり、感心したり、とても楽しく、そして非常に興味深く観劇致しました。

いやあ、面白かった!
新作狂言や自主公演等も、是非観に行きたくなりました。

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言葉も聞き取り易く、判りやすい内容で、コミカルでリズミカル。
古典芸能には興味があるけど歌舞伎は難しいし…という方には、
断然狂言をお勧めします。

昼間のパパは男だぜ

某忌野清志郎氏の訃報にびっくり。御冥福をお祈りします。
「パパの歌」が好きだったな、数少ない所持マキシシングルの一つでした。

―削除済み―

ガラスの仮面は、現在文庫本で16巻まで妄想出来るようになりました。
こんなにのめり込んで漫画を読むのは、本っ当に久しぶり。
読んでいると、少女漫画だけに(?)、ラブ甘い話に乙女心が刺激されます。
勢い込んでパソコンのメモ帳を開きますが、見事玉砕。何でやねん。
ベタで、お約束で、突っ込み入れたくなるようなラブ話を書きたいのですが、
いざパソコンの前に座ると全然ダメ。そんな自分にがっくり。

半透明の新緑と月

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お散歩途中。見上げれば、月。

スプーンの先には

カフェで注文したお茶に、可愛いティースプーンが添えられていました。
一つ下のフロアの雑貨屋で売っている、と店員さんが教えてくれたので、
早速お店にて物色→発見→一目惚れ→そして購入。
こんな時だけ、行動が早いです。
先が全てお花の形で、柄の裏にはちゃんとお花の名前も彫られています。
レトロなティーカップに添えると似合うかな。

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蜻蛉峠のむこう側

劇団新感線公演、いのうえ歌舞伎「蜻蛉峠」を観劇しました。
毎度ロビーで実感するのは、動員数勿論、老若男女問わない客層の幅広さ。
流石は、現在日本一であろうエンターテイメント劇団。

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今回の脚本は宮藤官九郎氏。
途中ダレた部分もありましたが、総じて満足度の高い舞台でした。
古田新太氏のカッコ良さは、相変わらず健在。この、フェロモン役者め。
腕は立つけど、優しくて弱いくて悲しくて寂しい(でも下ネタあり)、
そんな謎の男(でも下ネタあり)を彼らしく魅せてくれました。めろめろ。
なーんでこの人、舞台の上ではこんなにカッコいいんだ?反則過ぎる。
彼のカッコよさは、舞台を見た人にしか解りません。いや、マジで。



あ、ガラスの仮面は古本屋でひとまず10巻まで購入、読み進めております。
少女漫画の時代の流れと、醍醐味と、形式美がぎっしり詰まっています。
今ならガラスの仮面で語れます。妄想もイケます。(但し10巻まで)