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青い空と白い砂浜

沖縄旅行から帰って参りました。楽しかったー!

出発前日までは天気予報は雨でしたが、
沖縄に到着したら実にタイミング良く梅雨明けとなり、
波も穏やかで絶好のダイビング日和でした。ビバ、晴れ女!
ダイビングは一日しか潜れなかったのですが、
それでも午前2、午後1、ナイト1、の計4本。久々だけど、頑張りました。
大物から小物までバラエティに富んでいて、
これは絶対一日ぐらいじゃ満足できませんよ、いや、ホントに。
今からまた、行く気満々でおります。

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かなり思いつきでの旅行でしたが、行って良かったー。満たされましたv

そう見えるでしょ

6月のお題、「てるてるぼうず」より、小噺。

ジャンル違い、要注意。
以下、楊太小噺です。



ああ、師叔濡れちゃいますよ。はい、これを被ってください。
顔だけ出して…でもずれちゃいますよね、これじゃあ。
このロープで襟元を止めて…首は苦しくないですか。良かった。
僕の肩布だからかなり大きいですが、ふふ、布に着られちゃってますね。
もう、そんな膨れっ面しないで。はいはい、すいません、失言でした。
白いから汚れるって…そんな事、お気になさらずとも良いんですよ。
ちゃんと呪詛は覚えましたか、連日の雨を止める日乞いの儀式の。
まあ、僕らからすれば人間の祈祷なんで、単なる形式ですけどね。
ほら、出番ですよ。頑張ってくださいね。

「おお、軍師様が祭壇に立った途端、雨が止み、雲が途切れたぞ」

意外に、効果てきめんだったりして。



今は割と、吸収と発散のバランスが取れている状態みたいです。
あえてサイトに載せる程でもない小ネタもつらつら書けるので、
その点においては、ブログを始めたのは良かったかな?

貴方は何色ですか

6月のお題、「紫陽花」より、小噺。



友達同士の約束を、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花はほの淡い秘密の色に染まった。

初めて恋をした想いを、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花は青臭い迷想の色に染まった。

反発した親への怒りを、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花は穏やかな寛容の色に染まった。

仕事で発生した憤りを、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花は燻った諦念の色に染まった。

共に二人で結婚の誓いを、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花は優しい日常の色に染まった。

誕生した子供への愛情を、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花は新しい責任の色に染まった。

大切な人を亡くした悲しみを、紫陽花の木の下に埋めた。
翌年、紫陽花は深みのある感謝の色に染まった。

そして、今年もまた紫陽花が咲く。
今まで見た事も無い、鮮やかな色彩に染まって。



詩に近いのかな?これは。
我ながら、単純思考が見事に表れています。
人間性の深みが無いんだな…いてて。<自分で言って、自分で傷つく馬鹿
もっとじっくり練れば、もう少し面白い表現を考え付いたかも。
実はこれ、ちょっと怖いバージョンも考えていました。ふふ。

シーサーの島へ

6月の御題

「虹」
夢でも、希望でも、神の出現でも無い。その物理的現象に騙されるな



相変わらず、こんなところはとことんシビア思考です。



勢い余って、ツアー旅行を申し込みました。
スケジュールの都合上2泊3日なのがちと残念ではありますが、
久しぶりのダイビングは非常に楽しみです。うふふふふ。
それにしても、国内ツアーは10日前で申し込みを締め切る所が多く、
複数の旅行会社で断られました。うーん、油断していたな。
以前行ったサイパンかグァムって、一週間前を切って申し込まなかったっけ?
いえ、毎度突然思い立って行動する、計画性の無さが一番悪いんですけどね。

紫外線、きっついだろうなあ。日焼け対策だけは、万全を期せねば!
流石に年齢的に、日焼けをすると、もう取り返しがつかないよ;

お弁当の御礼に

先月、5月のお題「鈴蘭」「筍」「向かい風」です。

ジャンル違い、要注意。
以下、悟チチ小噺です。



身支度を全て整えた鏡の前にて。
チチは自分の手の平、髪、制服の袖、肩に顔を寄せ、くんくんと鼻を鳴らせた。台所にはパジャマ姿で立っているから制服は大丈夫、髪も洗ったし、何の匂いもしない筈…そう思いながら、勉強机の隅に置いている、その綺麗な瓶へと手を伸ばした。
綺麗な飾りの施された透明のそれは、先日厳選して購入した、鈴蘭をイメージした爽やかな香りのオーデコロン。
じいっと見つめ、少しばかり迷いつつ、そっとその蓋を開こうとした所で。
「おーい、チチー」
窓の外からの聞き馴れた声に、びくっと肩を震わせる。咄嗟にコロンは鞄に収めると、慌てて階段を駆け降り、台所に置いていたお弁当袋をひっつかみ、素早く靴を履いて、玄関先に飛び出した。
扉を開けたその正面、自転車に跨って待つ悟空を、むうっと睨みつる。
「もうっ。あんまり大きな声、出さねえでけろ」
チャイムがあるのに、大声で呼んで。朝っぱらから、御近所様に恥ずかしいだよ。
しかし当人は、彼女の怒りもどこ吹く風。さし出す特大サイズの弁当袋を、サンキューと嬉しそうに受け取った。それをリュックに入れて、ひょいと背負うと、ペダルに足を掛ける。ほらと促され、チチは唇を尖らせながら、後輪についたステップに足を掛けた。
見た目よりもしっかりした肩に手を掛けて、よっと乗り上がった瞬間、ふわりと太陽に似た匂いがした。
「大丈夫か?」
うんと頷くと、悟空はゆっくりと自転車を走らせた。立ち乗りはちょっと不安定だけど、この自転車の荷台は至極小さくてお尻が痛くなるし、これでも運動神経には自信がある。
それに、座ると彼の腰に手を回さなくちゃいけない。最近のチチは、それに何となく抵抗を感じていた。
手を置いた肩の位置に、ふと気付く。ああ、また少し、高くなったかもしれない。
同年代の男子に比較して、悟空は子供の頃からずっと小柄だった。ちゃんと栄養バランスを考えた食事をしないからか?両親が早世し、祖父と二人暮らしの幼馴染みに、チチがお弁当を作って手渡すようになったのは、中学に入って直ぐの事。
その甲斐あってか、特に今年、二年生に進級してからは、雨上がりの翌日の筍のごとく、日々にょきにょきと成長が目覚ましい。
「あ、今日は唐揚げだな」
あと、紫蘇の巻いた卵焼きだろ、胡麻和えに、きんぴら、それから…。
「ホント、良く分るだなあ」
毎朝見事に言い当てる悟空に、呆れると同時に感心してしまう。
「匂いがすっからな」
「お弁当、リュックの中なのにけ?」
背中に背負ったリュックの中のお弁当の匂いなんぞ、鼻に届く前に、自転車の向かい風に飛ばされそうなものなのに。
「前にも言ったろ。おめえからも匂いがすっからな」
これもあるから嫌なのだ、あまり体がひっつくのは。思わず眉根を寄せてしまうチチに、悟空が気付く事も無く。
「チチって、いつも良い匂いがするよな」
オラ、チチの匂いって、すげえ好きなんだよな。
ひょいと下から見上げてへらりと笑う悟空に、チチは唇を噛締めて、複雑な笑顔を返す。
肩にかけた自分の鞄の中。袋に入ったお弁当箱に、コロンの瓶がかたりとぶつかる音がした。



恋愛未満。意識しだす頃。
あえて自分的に最も苦手な、学生&ラブにチャレンジ!<え、ラブ?
女の子って、大体中学生ぐらいからかな?
デオドラントとか、シャンプーとか、チープ系コロンとか、
体臭や匂いをやたら気にするようになりますね。

今回の自分的実験ポイントは、
「お題の名詞こそ出せども、その物体自体は出さない」こと。
そして見事玉砕。向かい風がなあ…。
詰め込み過ぎて、全体のまとまり、バランスが非常に悪し。
あんまりポイントにこだわり過ぎて、無理するのも本末転倒か。

おたく国家の底力

お台場のガンダムを、ニュースで見ました。凄いですね、これ。
ガンダムはアニメを見た事も無いし、思い入れもありませんが、
ここまで凄いものになると、ちょっと好奇心で見に行きたくなりました。
にしても、なんだ、この無駄に力一杯妥協の無い職人技術は!何だか愛しいぞ。
下手な物を作ると、国民的アニメだけにファンが怖い…ってのも勿論でしょうが、
それ以上に溢れんばかりの情熱的な何かを感じるのは私だけなのか?

ニュース写真を見ていると、何だかいろいろ考えちゃって、可笑しくなってきます。
企画の合否判定会議のメンバーはガンダム好きばかりで、
満場一致で可決されたんだろうな…とか。
現場の人達は、毎日の仕事が楽しくて仕方なかったんだろうな…とか。
「お父さん、今ガンダム作っているんだぞ」と、自分の子供に自慢する、
製作者が絶対いるよな…とか。
夢は叶った。しかしこれはまだ、あくまで第一歩にしか過ぎない!と、
本気で思っている男性諸君は多いんだろうな…とか。

おっぱいとガンダムは男のロマン…だっけ?
誰かが言っていたけど…成程。ある意味、非常に真理だな。

その世界の果てに

YOUTUBE繋がりで、こちら。
トップページにあったので、知っている人も多いかな?

―削除済み―

トップページで紹介されていて、再生回数も多く、
「ふーん、人気があるんだ」と、何気に拝見したのですが、とても感動しました。
台詞も無く、音楽だけでこれだけ伝える事が出来るなんて、本当に凄い。
これで自主制作か…世の中には、いろんな才能が埋もれているんだな。

黄昏時の空の色

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紫のグラデーション。

ゲッセマネの苦悩

「ジーザスクライストスーパースター」のCDが行方不明。何処行ったんだ?
余りに好き過ぎて、CDは2種類買っておりますが、両方見当たらないよ。
ipodにも入っていないし、今は動画サイトを眺めて心を慰めております。
うむむ、また買おうかな…本当はDVDが欲しいけれど、何故かこの名作、
映画版はVHSでしか販売されていない模様です。なんでやねん。

本作は劇団四季公演も観に行きましたが(ジャポネスクver.)、
自分的には珍しく、舞台よりも断然映画の方が好きですね。
歌に惚れ込んでいるからでしょう、日本語の歌詞には違和感を感じます。
何気なく口ずさむ曲は、大抵こちらのナンバー。どれをとっても名曲揃い。

―削除済み―

シンプルで実験的な演出が非常に面白く、映像に溢れるパワーに圧倒されます。
ユダの歌唱力は、何度聞いてもすごいな。パワフル&ソウルフル。

ちなみに、個人的にはヘロデ王の歌が好き。
この軽快で茶化したような、小馬鹿にしたような、リズムとダンスが、
極彩色の衣装と良い感じに相まって、妙に可愛らしいのです。

―削除済み―

新緑鮮やかなる

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木漏れ日が眩しい。

森林にひっそりと

ハイキングに行った母親が、銀竜草の写真を撮ってきました。
別名ユウレイソウ。葉緑素が無く、半透明で、神秘的で、とても綺麗だそうです。
珍しい植物で、なかなか見つけにくい…との話でしたが、
育ち難いのか、見落としやすいのか、開花時期が短いのか…意は不明。
根を持たないので、毎年同じ場所に咲かないらしいとか?
摘んでしまうと、溶けて無くなってしまうとも聞きましたが、本当かな?

この花は、とある都市伝説めいた、ちょっと怖い話とセットで記憶しておりまして。
高校の某英語教師が趣味でカメラをしてて、矢張り先生も撮影してて、
写真を見せて貰いながら、その逸話を聞いたんだっけ、確か。
母親にそれを話した所、えらく気味悪がって、デジカメのデータを消そうとしました。
否、そこまで怖がる話じゃないし?
てか、珍しい花なのに勿体無いって、それは!!

腐生植物で、意外に菌類では無い模様。
いろいろ不思議な話を聞くこのお花、一度はこの目で見たいです。

旬の竹と書いて

一カ月遅れですが、5月のお題「鈴蘭」「筍」「向かい風」です。
ちょいと試しで書いてみました。

ジャンル違い、要注意。
以下、楊太小噺です。



「良いか。筍は、足の裏で探すのだ」
土の上に頭を覗かせているのは、もう固くなってしまっておる。柔らかくて食べ頃なのは、まだ地中に埋まっている物でなくてはいかん。その尖った頭の感覚を、長靴の裏で確認しながら探すのがコツなのだ。
「良い筍を採れば、美味しい夕食が食べれるっちゅーことだ」
良いか、妥協をしてはならぬ。疲れたからと言って、適当に目に付いた筍を取るようでは、美味い筍にあり付けぬのだから、そこの所はしっかり覚えておくように。
「はい、すうす」
とくとくと説明する太公望に、神妙な顔つきで楊ぜんは頷く。
本当は「山の斜面の竹林に行くので、危険だから駄目だ」と言われたのに、駄々を捏ねて一緒について来た。その代わり、ちゃんと言う事を聞くと、ちゃんとお手伝いをすると約束したのだ。
だから、連れてきて良かったと思って貰う為にも、ここは頑張らなくては。楊ぜんは気を引き締めるように、太公望とおそろいの首タオルを、きゅっと握りしめる。
「よし。では、はじめっ」
合図と共に、二人の筍探索が開始された。
何と言っても今が旬の、初夏の味覚の代表格だ。
筍御飯は定番だし、天麩羅も美味かろう。おかか煮はお約束だが、中華炒めだって外せない。田楽風にシンプルに焼いたものに味噌を乗せてもイケそうだし、食べ切れない物は水煮にしておけば保存も利く。そうか、いっそ浅漬け風にしても良いし、メンマも作ってみようか。でもやっぱり採りたての今日は、贅沢に刺身で決まりだな。そうそう、帰ったら、日本酒も冷やしておかねばな…。
「すうすーっ」
「おお、楊ぜん。もう見つけたかっ」
でかしたぞっ。鍬を肩に、うきうき振り返る太公望に。
「はい、これっ」
すっごくきれいだから、すうすにプレゼントです。
差し出されたのは、清楚な鈴蘭の花。どうやら木陰に咲いていた物を見つけ、摘んできたらしい。
見つける物が違うであろうが。喉元まで出かかるそのツッコミは、天使のごとき満面の笑顔と、きらきらさせて此方を見上げる無垢なる瞳に押し留められ。
「…ありがとう、楊ぜん」
ぴう、と流れる向かい風に、煽られる前髪を遊ばせたまま。とほほと太公望はそれを受け取った。
「うれしいですか?すうす」
「うむ…うれしいよ」
「よかったです」
じゃあ、僕もっともっと探してきますね。
「ああ、楊ぜんっ」
探すのは、そっちじゃなくて。
呼び止められ、小さい背中が振り返る。
いたいけなる幼き瞳は、実に雄弁。すうすうれしいでしょ、すうすきれいでしょ、すうすほめてくれるでしょ、すうすよろこんでくれるでしょ…。
「…………足元に、気をつけてな」
「はいっ」
筍狩りは、まだ始まったばかり。



最初に思ったよりも長くなりました。
これなら、もっとコンパクトにまとめた方が良さそう。
あと、微妙に読み難くい?ネットを意識して、改行を増やすべきか。
そして相変わらずラブが苦手…これ、本気で何とかしなきゃな。

コレクションS

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予約していたコスメのコフレを漸く受け取りに行きました。
コスメは本当に買い控えているんですよ。でも限定だけは駄目。
こればっかりは、勘弁して下さい。<誰に言ってんだか

アイカラー2本、ミニサイズルージュ、UVジェル、パウダーが、
きらきらの筒状のボックスに入っています。
特典で各ミニサイズのエナメル、クレンジング、洗顔料も貰いました。
アイカラーもパウダーも、夏向け仕様でラメたっぷり。
UVジェルも含め、どれもかなり使えそうで、捨てアイテム無しです。
最初は使い難いかと思われた玉虫色のアイカラーですが、
ひと昔前にあった「ピエ○」の偏光カラーに似ていますね。
秋にも使い勝手が良さそうな色で、とても気に入りました。

アイカラー2本分のお値段でこれだけいろいろ付属してくれるもん、
お得感もあるし、プレミア感もあるし、こりゃあ思わず買っちゃうよね。
そうでしょ?!ね?ね、ね?<だから、誰に言ってんだか

この至福の一時

古い町屋を改装した、お気に入りの某和カフェ。
タックルしても倒れそうにない大型犬と、大人しい猫が営業しています。
動物カフェにあらず。

まず入口にいるふさふさの大型犬に思う存分抱きつき、
お店の中にはいったら、座布団で丸まる猫をひたすら撫でまくり。
暫し楽しんだ後、漸く空いた席に腰を下ろしたら、
間髪いれずにお店の人が黙って笑顔で、
座ったこちらの膝の上に猫を乗せてくれました。<悦

お客が自分達一組だけになると、気を利かせて、犬も店内に入れてくれました。
わんこは犬好きの連れに近づき、こちらにお尻を向けて尻尾を振るので、
モップの様な毛並みのそれに、ぱったぱったと往復びんたを食わされました。
しかも、そのまま腰を下ろすので、私の膝の上に座る形に。
このわんこは天然ですか、計算ですか。背後の私は無視ですか。
ああ、でも、もう何でもいいよ。<抱

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きまぐれにゃんこ。
膝の上が飽きて、ふらりと店内を一周した後には、
またナチュラルに同じように膝の上に乗ってくれるツンデレぶりに鼻血。

レッツチャレンジ

お題・プラス

6月のお題より「紫陽花」「てるてるぼうず」「虹」

庭先の紫陽花と、軒下のてるてるぼうず。
離れ離れの切ない恋人達に、雨上がりには七色の虹が橋渡しする。



お題は幾つ詰め込んでも可。内容に関しては、完全フリー形式。
書いても書かなくても、オリジナルでも、二次でも、散文でも、小噺でも。
そして、あくまで無理はしません。これ、基本。座右の銘。

散文…になるのでしょうか、これは。
今回の自分ポイントは、「お題の名詞を、発表時の順番を変えず登場させた」所。
物凄くどうでも良い、超自己満足ですけどね。

実はお題は当初の予想を超えて、かなり書き進んでおりまして。
もう少し数を増やせばよかったかなーと後悔した所で、
某サイトの御方の創作物を拝見させて頂き、あっさり触発されました。
日記とか、自分の事とか、考えている事を書くのって、実は苦手なんですよね。
お題はむしろ、苦手な日記代わりのネタでもあります。ええ、白状しました。

肉球ぷにぷに

某御方と、生まれて初めて、猫カフェなる場所へ足を踏み入れました。

大正アンティーク風の店内に、メニューは二種類という潔さ。
カフェラテを注文しましたが、いろいろ拘っている模様で、
味や豆についてきっちり丁寧に説明を下さいました。
珈琲は普段あまり飲まない方なのですが、
猫カフェのメニューとするには勿体無い位、とても美味しかったです。

あまりにも縦横無尽な無数の猫ちゃん達にちょっと心配しましたが、
テーブルの上に置かれているお菓子やお茶には目もくれず。
気儘に見えながらも、ちゃんと躾されているのかな。
猫じゃらしで遊んでくれたり、隣に横になってくれたり、
肉球を触らせてくれたり、とっても癒されました。何このハーレム!

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眉間に皺。
気難しい訳ではなく、毛並み。

お店の方も気さくで感じが良く、是非また遊びに行きたいです。

右の下唇のあたり

6月の御題

「てるてるぼうず」
天の神への生贄。さあ、引き換えに青空を



口内炎が痛いよう。
既に腫れたそこをを噛んでしまうの、今日で5回目になるのか?
小まめに歯磨きしたり口を濯いだりしていますが、
かなり大きくなってしまい、歯磨きするのも辛いくらいです。

何が怖いって、この状態で歯医者さんに行かなくちゃいけない事。
親知らずを抜く予定なのですが、きっとこれよりも痛いんだろうな…。

貴方に闇が広がる

cy:nで宝塚月組公演「エリザベート~愛と死の輪舞~」を観劇。
宝塚エリザはこれで二回目。いやあ、良かったです。

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ビジュアルについては、最早何も言う事はございません。
トート閣下はカッコ良いし、エリザは手が長くてモデルみたい。
衣装もきらきらのひらひらのふわふわ。女子のハートがときめきます。
バックダンサー達の、さり気無く高度なダンスにもびっくり。
違和感を与えない場面転換や、役者の早変わりは見事ですね。
舞台としても見応えは文句無し。流石は名作、流石は名劇団。

ちなみに、今回初めて劇場のレストランで、公演特別メニューを食しました。
上演中の演目をテーマにした料理で、ホテル系らしい整ったお味でした。

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面白いですよね。
こんな演出も、宝塚大劇場らしいな。

歌も、踊りも、世界観も、レビューも、ザ・宝塚ワールドを存分に堪能。
演劇界の一ジャンルを築いただけあり、徹底ぶりが本当に素晴らしい!
この、「安心して観劇できる」点こそ、宝塚ブランドなんだろうな。



宝塚ならでは!の、実に贅沢で、極上のエンターテイメント。
同じ公演に何度も足を運ぶリピーターや、根強い固定ファンにも納得。
秋にはベルばら公演もある模様ですが、観たくなってきました。

チクタク咲いてる

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フェンス一杯の時計草。不思議な形だ。

上方言葉も美しい

読書覚書。

・「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
読みやすい文体ですが、何故か読んでは休んで読んでは休んで…と、
読了までにやたらと時間が掛かりました。不思議に思っていたら、
どうも主人公に同調しすぎて、追われる立場が堪らなく辛かったみたいです。
「死神の…」同様、構成力が巧みで、最後には笑顔になれました。

・「蜘蛛の糸・杜氏春」芥川龍之介
年少向け文学集。この判りやすさと読みやすさと奥深さは、流石の一言。
正直、この人にはこの手の童話を、もっと沢山書いてほしかったです。
芥川入門書。薄い本なので、文学に身構えてしまう方にはかなりお勧め。

・「春琴抄」谷崎潤一郎
フェチズムさえ感じる耽美な文体は、今更説明する事さえおこがましい。
直接的表現は皆無ながら、何気ない描写の艶に、どきりと不意打ちされます。
してやられました。これだよ、私が目指していたエロチシズムは!



谷崎潤一郎氏の作品は、学生の頃「痴人の愛」のみ拝読。
当時はどうも受け付けなかったのですが、
上記の作品はストライクにツボに突き刺さりました。
何、この昼メロ設定は!
随所に散りばめられた、鼻血が出そうな萌ポイントに愕然。
…すいません。耽美派文学の至宝を汚すつもりは無いのですが、
ものすごーく腐った妄想が、脳内で渦を巻いております。ぐるぐる。

読む時期や年代によって、印象や感じ方って変わりますからね。
文学作品の読み難さが苦手で敬遠しておりましたが、
改めていろいろ読み直してみようかな…と思っております。

ひらりひらりと

夜、ぶらりと蛍を観に行きました。

地元にある、観光で有名なとあるお寺の裏手に当たりますが、
なかなか風情もあって、お気に入りの場所でもあります。
でも、蛍観賞できると知ったのは、実はここ数年の話。
観光用に発足した保存会の働きかけの賜物?自然のもの?
正確なところは全く判りません。どうなのかな。

時期的にはまだ早くね?と、あまり当てにせず行ったのですが、
陽が落ちた頃には小さな光がぽつりぽつりと出現。
儚げでふわふわと舞う様子は、優雅でとっても綺麗でした。
人も殆どいない場所で、感動しつつのんびり眺めていたら、
仕事帰りであろうスーツ姿の男性に遭遇。

「何か居るんですか?」
「蛍ですよ、ほら、あそこ」
「あ、本当だ。綺麗ですね」

なんて会話を交わし。

「人がいなければ、蛍がいるなんて気付きませんでした。
(あなたが)居て下さって良かった。ありがとうございます」

そう言って、爽やかに去る好青年。
まるで恋でも生まれそうなシチュエーションなのですが、
残念ながらノーメイクのすっぴん顔が見られないかびくびくして、
殆ど彼の方を向く事が出来きませんでした。嗚呼、何たる事!!
つまり、こーゆー所が敗因なんですね。ええ、判りました。

カメラも持って行ったけど、もっと数がいないと駄目だなー。
ピーク時には結構の数が乱舞するとの話を聞いたので、
めげずにまた足を運んでみるつもりでおります。
今度は夜の闇に油断せず、身なりもちゃんと整えて!

闇の中に灯る

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人は居ずとも妖しは潜む

ちゅうはお上手?

今が旬の果物、山形産のさくらんぼを食べました。
流石は高級品、とっても美味しかったですけど、
不況に喘ぐ庶民のお財布ではプラスチックの小パックが限度。
で、やってみました、さくらんぼ結び。
さくらんぼの軸を口の中で結ぶ、あれですな。
不器用を自覚しておりましたが…できたよ。おおお!

ほらね。これこれ。<ちょっと嬉しい

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コンパの最中なんかだったらセクシー番長を目指せましたが、
残念ながら家で母親を前にやっておりました。いろいろ台無し。
こんな事を嬉しがって写真に残す辺り、普段の女度を物語っています。
でもこれ、今後利用できるかもしれない!<拳握りしめ、新たな野望

王子ならなんじゃこりゃ!ってくらい、複雑怪奇に結べそうだ。
悟空さは駄目だろうな。むしろチチさんが案外上手かもしれない。

約三分の一価格に

6月のお題...紫陽花・てるてるぼうず・虹

「紫陽花」
グラデーションの狭間に、季節の境界線を人差し指で模索する



某アパレルメーカーの優待セールへ参戦してきました。
通常より一足早めに季節ものがセール価格で買えて、かなりほくほく。
最近いろいろ買い控えていたので、ストレス解消になりました。

会場ではインフルエンザ対策の為、スタッフは全員マスク着用、
あちこちにハンド用の除菌ジェルが置かれていました。
物珍しさ半分に使ってみたら、傍にいたスタッフから、
「ご協力有難うございます」と声がかかりました。
主催側もいろいろ大変ですよね。