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ジャックな提灯

yahooにあったツイッターのネタ話から、姉がこんなのを作りました。

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ハロウィンのほっくりしたイメージが、やや和風でジューシーに。
甥っ子君が「ハロウィンのかざりつけをするー」と、
家のあちこちにハロウィンかぼちゃ型に切り取った折り紙を張り付けています。
なんだか別の行事と、微妙に勘違いしているような気もします。
とりあえず、ハロウィンはおばけが列を成して通る夜だから、
早く寝ないと一緒に連れて行かれるよと脅して寝かしつけました。

雪だるまと俺様

ご本家さまの竹林にある、カッコ良く雪かきする俺様ショットで妄想。
頭に乗せているのは、小鳥さんじゃなく、雪だるまで間違いないんですよね。
欧米では、雪だるまって通常三個玉で作るんですよね。
二個玉の雪だるまって、日本ぐらいだそうですよね。
そうですよね、つまりそういう事なんですよね。



日「これはこれは。こんな大雪の時にわざわざ、日本に来なくても……」
プ「だから来たんだろ。爺の腰が心配だから、雪かきしに来てやったぜ」

お掃除プロイセン君然り、師匠はなんだかんだと日本に来ていると思う。
近年まれに見る大雪の中、元軍国らしいキビキビっぷりで雪かきする師匠。
お願いしたは良いけれど、そのままいつまでも帰ってこないので、
心配した祖国が外に出てみると、師匠の姿が見当たりません。
ぴしっと見事なまでのプロイセン式雪かきの後を辿って、漸く師匠発見。

日「プロイセン君、こんなところまで雪かきして下さっていたんですか?」
プ「おう、俺様に掛かれば、ざっとこんなもんだぜー」

どうやら、ついでにご近所さんの家の前も雪かきしていた模様。

日「お疲れ様です、お善哉作りましたから食べませんか」
プ「おー、腹へったな」

冷え切った体で家に入ると、豆を炊いた独特の匂いが充満してて、
なんだかそれにふんわりした気分になって。
暖房の効いた部屋に入って、改めて冷え切っていた自分の体を自覚するんだな。

プ「おー、あったけー、うめー」
日「お餅のおかわり、まだありますからね」
プ「なあ。お前の家にまた大雪が降ったら、次も俺様が雪かきしてやるぜ」
日「良いんですか?」
プ「その代わり、お前ゼンザイ作れよ」

二人で炬燵に入って、ほこほこお善哉を食べていると、
ご近所さんが一人、また一人と、日本宅にやって来ます。
皆さん、雪かきのお礼と御裾分けに、果物やお野菜を持ってきて下さいました。

日「今夜はお鍋にしましょうか」

そして、その日のプロイセンブログの写真になったわけだな。あれは。

プ「今日は華麗に雪かきしたぜー、超寒かったけど、俺様すげえ」

で、例のショットなんだよ。祖国がシャッターを押した訳だよ。
寒くて家の中にぽち君と避難する小鳥さんの代わりに、
祖国が雪だるまを作って師匠の頭に乗せた訳だよ。そう信じている。
そんな更新に、各国からのコメント。

フ「こっちは暖冬で雪が降らないんだけどね」
ス「プロイセン、元気やなあ。親分寒いの苦手やわあ」
イ「変わった雪だるまだね。でもkawaiiと思うよ」
オ「偶には貴方も、人の役に立つようですね。お馬鹿さんが」
ド「兄さん、いい加減帰ってこい。何日そこに居座るつもりだ」



あの雪だるまに注目した普日スキーさんはきっといる筈だ!

山超え谷を越え

九州ぐるっと夏旅行・24

この人吉、松本駅は、観光列車が多く停車する路線だったらしく、
電車に特に興味の無い人でも、変わった列車に思わずカメラを向けたくなります。



乗車した「いさぶろう・しんぺい号」は、スイッチバックをする電車でも有名。

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吉松駅に停車していた「はやとの風」。中を見に行けば良かったな。

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矢岳駅ではSLの展示館もありました。

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日本産大車窓の一つ。曇って時々雨が降るお天気だったのが残念。

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縁起の良い名前の駅。幸せの鐘というのがあって、皆さん鳴らしてました。

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スイッチバックとは、急勾配のある坂を上る為に前進と後退を繰り返しつつ、
ジグザグになりつつ、折り返しながら進む鉄道路線の事です。
いさぶろう号では一旦列車を止めて、外に出て操作したり、
車内を前から後ろに走ったりと、なかなか運転手さんは忙しそう。
きびきびお勤めを果たす運転手さんに。乗客から拍手も上がっておりました。

記憶は何処へと

夕飯にかぼちゃの煮物を作ったんですよね、小豆入れたやつ。

姉「あ、これ好き。なんだっけ、えーっと、友達煮?」
母「ちょっと、友達って(笑)。他人煮でしょ」
私「いえ、いとこ煮です」

別にボケや笑いを狙ったわけでもない、至極素なままの母姉の会話。
鋭いツッコミが苦手な自分としては、反応が追い付かなくなります。
ここに父が加わると、更に収集が付かなくなります。タスケテクレー。

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甥っ子君がピカチュウのノートに絵を書いておりました。
自画像らしいのですが、足元に躍動感が溢れております。
大人になっても古い記憶として残っているのは、
3~4歳ぐらいからだという話を聞いたことがあるな。幼児期健忘、だっけ。
甥っ子君は、どんな原風景を持って大きくなるんだろう。
願わくば、こんなバカ話で笑っているような、そんな記憶だといいな。
今でも「お母さんのお腹の中で、何を考えていたのかな?」と聞くと、
「はやくでたーい」と答えるんですよね。<一ヶ月の早産だった

ほっこり栗ご飯

九州ぐるっと夏旅行・23

木製内装がレトロな「いさぶろう号」は指定席に別料金が必要になりまして、
通常料金ではロングシートのみの使用となります。
のんびり乗車したからか、残念ながら既に空席は見当たらず。
仕方がないので、カフェテーブルが設置された車両があったので、
そこで買ってきた駅弁、栗めし弁当を広げて頂きました。器が栗の形で可愛い。
全体的に味は濃い目だったけど、栗の甘味が美味しく、後を引きました。

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およそ一時間かかるこの沿線、移動路線ではなく寧ろ観光路線なんですね。
ツアーの団体グループが多く、車掌さんがマイクで観光案内をして下さり、
途中の停車駅にも時間を設けてそれぞれ停車して下さいます。
ツアーグループは中高齢の方が多かったのですが、
電車が好きらしい大きなカメラを携えた欧米系男子ズもおりまして、
わくわく顔で電車や停車駅を見て回る姿は微笑ましいものがありました。

蒸気がもくもく

九州ぐるっと夏旅行・22

人吉駅に戻って、念の為にと駅弁を購入。「くり飯弁当」です。
駅の名物でもあるらしく、改札傍にある売店でそれをお願いしたのですが、
「あ、直ぐ持って来ますねっ」と店員さんが慌ててあっちへ走りました。
実はこの人吉駅、最近は珍しく駅構内で駅弁の「立ち売り」をしてまして、
駅構内に立っていた販売員さんの元へ取りに行って下さった模様。

その駅弁を手に、乗車ホームへと向かったのですが、
停車している電車を見てびっくりしました。超観光列車。ええ?

九州は観光列車に力を入れておりますが、この人吉~松吉間もそのひとつ。
成程、駅周辺に観光地らしい場所は見当たらなかった割には、
駅には意外な程に人が多かった訳だ。皆さん、鉄道ファンだったんですね。
因みに、人吉駅に到着し、電車から降りたのとほぼ同時、
隣のホームで煙を上げて出発したのは、かの有名なSL号。
思わずミラーレスカメラを構えました。携帯は間に合いませんでした。
慌ててカメラを構えたのでちとブレてしまいましたが、すごい迫力だったな。

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乗車したのはこれではなく、「いさぶろう・しんぺい号」という列車。
この名前が少々ユニークでして、下り線では「いさぶろう号」。
同じ車両なのに、上り線になると「しんぺい号」と名前を変えるのです。

和み最強セット

九州ぐるっと夏旅行・21

人吉駅の一時間の電車待ち。時間も丁度良いので、お昼を食べに駅を出ました。
でもこの駅近辺、それらしいお店がなかなか見当たらないんですよね。
少し歩いた場所に温泉とお土産屋さんを併設した物産会館があって、
そこにレストランもあったのですが、なんとこの日に限って貸切でお休み。
どうやって時間潰ししようかと敷地を出た所で、ギャラリーカフェの看板を発見。
「町屋ギャラリー 立川」さんです。お食事メニューの無い喫茶店で、
小腹の足しになるように……とおぜんざい(温)を頂きました。

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日本家屋を利用した町屋カフェは、雑貨ショップも併設しております。
利用客が自分一人しかいなかった所為もありますが、
畳&日本茶&日本庭園の、なんとまあ落ち着くこと寛げること。
電車待ち時間、すごくリラックスして、ひと息付くことが出来ました。

乗り過ごせない

九州ぐるっと夏旅行・20

4日目(伊万里~鹿児島)

霧の早朝、ホテルを出発。途中コンビニに寄って、
朝ご飯に野菜ジュースとおむすびを買って、電車に乗り込みました。

さて、この日はまるっと一日移動に費やします。目的地は鹿児島。
宿泊した伊万里駅から出発するのですが、18きっぷで移動すると一日では無理。
沿線的にどうしても遠回りになるらしく、ヘタすると40時間掛かったりします。
そこで考えた対策は、「伊万里」からではなく「有田」からJRを使う事。
伊万里~有田間は松浦電車で30分程度掛かりますが、
有田~鹿児島の18きっぷ利用なら、夕方には充分到着可能になります。

但しこのルート、最も注目すべき(?)ポイントは人吉駅~松吉駅。
どうやっても、それぞれの駅で乗り継ぎに約1時間の待ち時間が発生します。
これは人吉駅の時刻表。向かって右側の下り線に注目。一日5本、だと……?

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地方の電車では、時々見受けられますけどね。一日一往復ってのもあったな。
尚この駅(沿線?)、九州の電車や列車旅行では、ちょっとした有名線。
事情を全く知らずに到着したのですが、意外に多い人の数に驚きました。

ザボンではない

母がマーマレードを作ろうかと買ってきました。なんぞ、これ。
あまりの大きさに写真を撮ろうとしたら、甥っ子君が悪戯をするんだよ。
ミッキーさんに、食い倒れ人形のプリンの帽子を被せた、的な。

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車で30~40分ほどの所で農家さんが無人販売している場所があるのですが、
どうやらそこで見つけた模様。他にも、茎の赤いほうれん草とか、
わさびの葉とか、ちょっと変わったお野菜も一緒に購入してきておりました。
ついでに、そこで販売していた新米も買って帰ったのですが、これがまた美味。
普段ご飯は2合炊いて半分近く余るのですが、今日は炊飯器が空になりました。
一緒に食べたさんまも美味しかった。日本の秋の味覚、万歳。

その幻想世界へ

久しぶりの維新派大阪野外公演、勿論名物の屋台村もございました。

通常維新派の野外公演では、設置した劇場の前に屋台村が併設されます。
古い闇市を思わせる……とよく言われますが、闇市自体を良く知らないので、
寧ろ高・大学の文化祭の後夜祭的に近いものを感じます。

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上演時間よりも結構早目に始まるので、少し余裕を持って行くのがお勧め。
屋台村へはチケットなしでも入場できるし、飲食は勿論、美容院や雑貨ショップ、
ステージではパフォーマンスやバンド演奏もあって、楽しく時間を過ごせます。
今回は屋台村名物モンゴルパンを食べました。可愛いヘアアクセも買ったよ。

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維新派が凄いなと思うのは、この大掛かりさと独自の世界観を貫き通すところ。
地方上演では旅を始めるところから、野外公演では屋台村の雰囲気から、
日常とは違う別の異空間へとトリップするような気分を味わえるんですよね。

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見慣れた大阪の街でさえ不思議なものに思えてしまう、そんな維新派マジック。
折角足の運びやすい場所での野外公演だし……どうしよう、もう一度行こうかな。

爽やかスマイル

オフで発行した「京とケルンの男女な3日間」は完売しました。
今後再販の予定はありません、ご了承ください。

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大阪土産の、食い倒れ太郎プリン。
アプリで写真加工したら、やたらイケメン風になりました。
母がプリン好きの甥っ子君へと買ってきました。
関西だったら、寧ろモロゾフさんでしょうが。やっぱ。

さまようひつじ

維新派公演「透視図」の観劇に行って参りました。
場所は中之島の川べりにある中之島GATEに設置された、特設劇場です。
ビルや夜の街を背景にした舞台美術は素晴らしく、とても絵になります。
十年ぶりの大阪での野外公演。今回のテーマは、大阪、川、島、ですね。
もともと大阪は、川が作った島が無数にある土地でして、そこを踏まえて、
大阪の川をボートに乗って会場に向かうツアーも開催されておりました。

秩序がありながらも混沌とした振り付けは覚えるのが大変そうなのですが、
それに今度は疾走感が加わり、役者陣は相当体力が必要だったんじゃないかな。
濃厚でありながら、何処までも冴えた透明感。群舞の中の孤独。川から海へ。
過去と現在と刹那。幻想の街を疾走する少年。時報の音と重なるものは――?
余韻の残る音楽も美しく、独特の世界観にどっぷりと浸ることが出来ました。
二時間と言う少し長めの上演時間でしたが、あっという間に感じました。

もしかすると、今作は維新派初心者でも取っ付きやすいんじゃなかろう……かな?
贔屓目なしに考えても、大阪での野外本公演なんて本当に久しぶりだし、
大掛かりな舞台に関わらずチケットは比較的手が出し易いお値段設定だし、
実際演出の松本氏は幾つもの芸術賞や紫綬勲章を受けた才能溢れる方だし、
この唯一無二の劇団は日本演劇界では間違いなく伝説になると思う。
でも「足の運べる方は是非!」とならないのが、維新派の維新派たる所以。
すごく惹き付けられるか、全く理解できないか、極端な二択に分かれそう。
但し波長の合う方は、遠くの地方公演にも、貪欲に足を運ぶようになります。
芝居云々より、現代アートに興味のある方のほうが楽しめるかも知れません。

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ネタバレへの考慮からか、今回劇場内は写真撮影禁止。これは外から見た劇場。
川縁での特設舞台だけあり、風がまともに当たります。寒いです。防寒対策必須。
急に冷えたのを考慮して、ニットポンチョに大判ストール持参で挑みましたが、
お隣の方はダウンのコートをトートに入れて持参されておりました。

角度もばっちり

甥っ子君が「ぼうはんかめら、つけたんだよー」と言うので見てみたら、
こんなのが壁のコルクボードの上に設置されておりました。

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ちゃんとひっかける部分があるところにも注目。上手いな。
成程、確かに防犯カメラっぽいな。てか、何処で防犯カメラなんて見たんだ?
子供って、時々びっくりするぐらい、しっかりいろんなものを見ているよな。

必須なアイテム

九州ぐるっと夏旅行・19

おまけ話、必須グッズのお話。



18きっぷ旅行の際は、兎に角身軽であることを優先しております。
カート鞄を使った事もありましたが、移動が多いし、車内では邪魔になり、
特に短時間の電車乗り継ぎや駅トイレを利用する時、不便なんですよね。
なので、荷物は極力最小限に留め、トートバッグに収め切るようにしています。
ちょっと小さいと思われるようですが、自分の旅行の際の荷物って、
不思議と二泊も一週間も、思ったほどサイズが変わらないんですよね。
どうも衣類より、その他のコスメや身の回り品の方がかさばるようです。
そんな中、長年愛用している旅行の際の必須アイテムを出してみます。

イプサの化粧ポーチ
使わないからと姉から貰ったもの。多分、自分では買わなかっただろうな。
コフレかなにかのおまけだったらしく、ブラシとポーチが一体になっていて、
かなり長年愛用&重宝しております。旅行の時の必須アイテム。

石鹸と泡立てネット
綿飴みたいにもこもこしたものじゃなく、てるてる坊主っぽい形の小さいの。
石鹸好きでして、普段からボディソープも洗顔料も石鹸とこれを使用。

洗濯ネット
荷物の小分けとして、四角い洗濯ネットをポーチ代わりに使います。
旅行中、Tシャツとかブラとか、型崩れが気になるものを洗濯する時使います。
個人差があるでしょうが、自分は一つあれば何とかなります。

ヴェレダのフェイシャルローズエッセンス
普段も使用している美容液オイル。基礎化粧品にオイルを良く使っております。
これは美容液という位置付けですが、小さなカプセルに一回分ずつ入った形状で、
ジップロックのパックに必要数だけ持ち運び、クリーム代わりにしています。



……こんなものかな? それ以外ではぱっと思い浮かばないですね。
あんまり特別なものは使っていないですね。なんの参考にもなりませんな。

磁器パラダイス

九州ぐるっと夏旅行・18

有田&伊万里写真まとめ。



文化館の扉の取っ手は複数種あり、それぞれ各メーカー製。これは鍋島焼だな。

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文化館の中庭の噴水はマイセン寄与。足の間にマイセンマークもついているぞ。

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伊万里川、相生橋から見上げた夕焼け。雨続きだけど、明日は晴れるな。

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相生橋についている陶板。これ、オランダさんだよね、きっと。

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有田で買ったお土産……といいつつ、全部自分用。かなり自制しました。

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ご飯茶碗は最初は甥っ子君用に考えておりましたが、結局自分用に。
ええ、大人げ無いです。解っておりますともさ。
深川製磁さんであれこれの結果手に入れた、ふくら雀柄のモーニングカップは、
ごつい見た目に反して、手にするとびっくりするぐらい軽いのです。
意識したつもりはないけれど、気が付けば全部小鳥さん模様の磁器だよな。
もしかすると師匠の影響が無いとは言えない……か? うわあ。<自分にドン引き

お肉屋さんの肉

九州ぐるっと夏旅行・17

お買い物も終えて、電車の時間も迫ったので、上有田駅に到着。
この駅には券売機が無く、駅前にある某商店にて切符を購入します。
隣の有田駅にて乗り換え、そして伊万里へと帰りました。

伊万里に到着して良い時間帯だったので、「れすとらん さかき」にて夕食。
前回も食べましたが、オニオンスライスを乗せた伊万里牛の定食です。
お味噌汁とお漬物が付いた定食でして、オニオンの臭みも無く、
さっぱりしてて、お手軽価格で美味しい伊万里牛が味わえます。
前に食べた時にも思ったのですが、こちらは白いご飯が妙に美味しく感じました。

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今回、デザートに梨が付いてきましたが、これも凄く美味しかったな。
伊万里は梨の産地でもあるんですね。お米も伊万里産のものだそうです。

読みはスエヤマ

九州ぐるっと夏旅行・16

深川製磁さんの夕方納品の荷物が来るまで時間があったので、
後でまた来ますから……と別のお店巡り&お散歩に行きました。
有田の町を歩くには、何ものにも負けない強い意志が必要になりますな。
主に、物欲と散財の誘惑からですが。



境内から見下ろすと、鳥居の真ん前を電車が走る、そんな陶山神社。

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鳥居も狛犬も磁器製。磁器製の御守りも販売しておりました。

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バス停留所にも、細かな磁器の装飾が施されています。凝ってるな。

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裏道にて発見。割れた磁器片で飾られておりました。レトロ可愛い。

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なんと来年で、日本磁器誕生&有田磁器生産は400年を迎えるそうです。

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伊万里の小川内山は窯元がそのままショップを併設しているのですが、
有田はメーカーショップとセレクトショップが混合しております。
セレクトショップにも勿論可愛いものは沢山あるのですが、
さっきのお店に置いていたのがこっちにも……なパターンも多いので、
ある程度お店を厳選して回った方が時間が短縮されるかもしれません。
<あちこち見て回り過ぎて、常に時間が足りなくなる人(挙手)

赤い天体ショー

本日の皆既月食。何とか見ることが出来ました。

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カメラが趣味の母親が三脚を立てて撮影する横、
甥っ子君が母が使っていない古いカメラを持ってきて、
並んで一緒にパシャパシャしておりました。音だけは一人前。

面倒臭い奴です

九州ぐるっと夏旅行・15

お昼ご飯を食べて外に出ると、雨は止んでおりました。良かったー。
さて、ここから歩いて上有田までの一本道。
有田焼のショップが軒を連ねる通りになります。
とは言え、中途半端な時期なので、前回同様観光客は殆どおらず、人も疎ら。
でも、その分ゆっくりのんびり見て回ることが出来ます。

そんな中、今回狙っていたのは、ご存じ香蘭社さんと、深川製磁さん。
旅行前から欲しいものがかなりはっきりと決まっておりまして、
特に深川製磁のモーニングカップは前回うっかり買い忘れしてしまい、
寧ろ今回の有田訪問はこの為だけに来たと言っても過言ではなかったお品。

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わくわくとレトロなお店に到着。でも、同タイプのものは展示されておりましたが、
欲しかった柄が店頭に陳列されておらず。あれ?
店員さんに訪ねてみると、現在在庫を切らしているとのお話。ショック。まじすか。
限定品でもないし、商品自体は通販とか取り寄せでも購入は出来るのですが、
でも敢えて有田の本店で買いたかったんですよ。面倒な奴ですマジごめんなさい。
しょんぼりがっくりしながら、二年前に来た時に買い忘れて、
今回再訪問の最大の目的の一つでした……と恨みがましく泣き言を言ったら、
「ちょっと待ってて下さいね」と工場の方へ電話で確認して下さり、
夕方納品の荷物と一緒に、お店までカップを持ってきて頂けました。ふおお。涙。
すいません。手間をかけさせてごめんなさい。でも、凄くすごーく嬉しかった!!
購入に至るこんな流れも含めて、大切な思い出の品となりました。

すげえ忘れてた

ものっそいうっかりしておりました。今更ですが、ご連絡を。
とらのあなさんにて、極少部数だけですが期間限定で再々通販をしております。
もう、これ以上は委託出来ないと思っていたんだけどなー。
というか、このシステムがイマイチよく解っておりません。謎。

ポーセリンロード
京とケルンの男女な二人

期間は10月10日までとなっております。わあ、あと4日か。

もちもちとうふ

九州ぐるっと夏旅行・14

九州陶磁器文化館を出て有田に到着したのは、どうにも妙に中途半端な時間。
電車を待つにも一時間以上かかるので、隣の上有田まで歩くことにしました。
その途中でちょいと早目のランチ。亀井鮨さんの「有田焼五膳」です。

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市内の複数のお店でそれぞれ提供している五種の有田グルメメニューに、
こちらの店舗ではそれにちらし鮨とお吸い物、それにコーヒーもついてきます。

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お値段を考えると、このボリュームはかなり良心的ですね。
二年ぶりのごどうふ。今回もとても美味しかったです。
毎回お土産にテイクアウトが欲しいと思いつつ、いつも旅行のなか日なので、
持ち運ぶことも送ることも出来ず、歯がゆい思いをしております。
有田のご当地メニューやその開発、品評会の話やその他
いろいろ興味深いお話もお伺いできて、楽しいランチでした。

意外とシンプル

九州ぐるっと夏旅行・13

所謂、柴田コレクション内cottonコレクション、後編。超自分得、マイメモ。
このままじゃ際限無く写真を載せそうなので、「後編」。ここで打ち止めです。



器の内側にも外側にも手を抜かない、そんな職人気質。

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外側が青磁で、内側は白磁。こんなのもあるんですね。

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扇のイラストに合わせて、表面がギザギザに波打ったデザイン。面白いなあ。

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瓢箪型。他にも瓢箪かと思いきや、軍配型ってのもありました。

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豪華な色絵物。伊万里焼と言えば、こんな金襴手を連想する方が多いかも。

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「要するに、どんな陶磁器が良いの?」と聞かれる時がありますが、
はっきりいって、まーったく解っておりません。
ここに載せた磁器にしても、どれもこれも超主観的なチョイスばかり。
骨董品や芸術性としての価値感は、完全に置いてきぼりです。
勿論細かな知識や審美眼があればそれに越したことはありませんが、
要は、自分が気に入るか、気に入らないか。欲しいと思うか、思わないか。
そこに希少性やブランド志向が加わるなら話は変わるのかもしれませんが、
自分は専門家でも鑑定士でもコレクターでもありませんので、
個人が日常に使うのであれば、基本、価値はそこに尽きると思っております。
因みに、これらの陶磁器をコレクションされた故柴田夫妻は、
百均ショップもよく利用されていたそうです。意外すぎて面白い。

生命のおとぎ話

観劇に行って参りました、シルクドソレイユの「オーヴォ ovo」です。
今回は草木の下で生きる虫の世界を描いた、シルク初のファンタジー作品。

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ラッキーなことに、前から三列目のかなり良い席が取れまして、
空中ブランコは上を向くと首が痛くなるぐらいだし、紙吹雪は被り放題、
それぞれのアーティストさんの表情や息遣いさえも感じ取れ、
正に等身大の演技を目の当たりにすることが出来ました。

昆虫世界に見立てた舞台セットやカラフルなビジュアル、衣装はかなり好み。
今作、メインクラウンが日本人だったんですね。謎のオーヴォ語での会話の中、
「ユルシテチョンマゲ……」との呟きに初めて気が付きました。
この言い回しは、日本人にしかできないと断言するよ。マジで。
各パフォーマンスは文句無し。ひとつ前に観たのは「ドラリオン」だったかな?
それと比較するとかなり安定感がありました。ぽかん口で見入ったよ。
「クリーチュラ」でしたっけ? あれが謎過ぎて凄く面白かった。インパクト大。

それにしても、観劇に心が痛かったのが、甥っ子君を連れてこなかったこと。
関西にやって来た頃、部屋に置いていたオーヴォチラシを発見して以来、
何が琴線に触れたのかやたらと気に入ったらしく、チラシを壁に張ったり、
動画サイトを見たがったり、テレビCMにはしゃいだりしていたんですよね。
あまりにも「おーぼー」「しるくどそれいゆー」と連発していたので、
婆ちゃんから「お金は出すから一緒に観に行ったら?」とも言われておりました。
でも決してお安くないチケット料金と甥っ子君の年齢、本当に楽しめるかどうか、
価値が分かるかどうか、最後まで声を上げずに大人しく観劇できるか等を検討し、
姉とも相談した結果、今回は見送ろうと判断&却下となりました。
映画館でも時々声を上げるからなー。まあ、周りのちびっ子達も同様ですが。
せめて……とお土産を買いました。オーヴォ卵のミニカー。シュシュは自分用。
蝶々型の色紙は花吹雪。ものすごい量の花吹雪が、全部この形でした。すげえ。

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受け取った甥っ子君は「おーぼだーっ」と喜んでくれた後、
ちょっと微妙顔で「おーちゃん、おーぼ、みにいったの?」と聞いてきました。
罪悪感、半端ねえ。やっぱ、お土産買わなきゃ良かったかな……自分の馬鹿。
ちなみに、シルクドソレイユは気持ち早目に会場入りするのがお勧め。
限定品が売っている軽食コーナーやショップや、特設の展示物もあり、
サーカスが始まる前のドキドキワクワク気分が味わえますし、
劇場内では一足早めに演者が客席にてパフォーマンスを始めたりもします。

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次回来日の際には、甥っ子君も一緒に楽しもうね。

おじいちゃんに

おじいちゃんのお誕生日だったので、甥っ子君とケーキを買いました。
スーパーでお爺ちゃんとお婆ちゃんが食料品を買っている間に、
二人でこっそりと近くのケーキ屋さんにGO。
お店の人が可愛らしくプレートを書いてくれました。

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夕食後、ろうそくを灯してハッピーバースデーを歌いました。
そして、お爺ちゃんと一緒に灯を吹き消す甥っ子君。なんでやねん。
甥っ子君とお爺ちゃんを見ていると、まる子と友蔵を彷彿とさせます。