記事一覧

セレブは魅力的

ハーレクインネタでGO!第二弾。
ジャンル混合要注意。

●楊太の場合
太公望の双子の妹である邑姜は、億万長者で有名人の婚約者がありながら、
その親友の姫発と恋に落ちてしまう。そのゴシップから妹を守る為、
元婚約者である楊ぜんの恋人役を演じる羽目になったが…!?

太「おぬしのべたべたは過剰なのだっ」
楊「貴方の不足分を補っているんですよ」
太「だからってやり過ぎだっつーの」
楊「サービスの一環ですよ。ちゃんとエスコートしますよ、ベットまで」
太「いらんわ、だあほ(べー、と舌を出す)」
楊「はいはい、残念だなあ(可愛いんですよね、何だか)」

太「邑姜達みたいな、本物の恋人同士には程遠いのう、わしらは」
楊「貴方さえお望みなら、僕はいつでもオーケーですよ」
太「アホかい。っつーかお主、腹が立たんのか?恋人を親友に取られて」
楊「姫発は最も大切な友人です。心より祝福していますよ」
太「邑姜が好きではなかったのか?」
楊「彼女はとても優秀で、パートナーとしては最高だと思ったので」
太「はあ?」
楊「昔、姫発にそう言ったら、呆れられましたけどね」

ドライな結婚観の王子。でもあの日僕は<以下略
元ネタはこちら



●カカチチの場合
秘書のチチは仕事をしながら、幼い息子を育てるシングルマザー。
傲慢な社長カカロットに振り回されつつ毎日を頑張っているが、
ある日彼がとんでもない相談を持ち掛けられてしまう…!?

カ「今日は評判は上々だった。君の秘書は優秀だってな」
チ「まさか」
カ「お陰で大口の取引も増えそうだ」
チ「お役に立てて、何よりですだ。社長」
カ「…二人きりの時は、カカロットで構わねえよ。チチ」
チ「そんな…お、おらはただの秘書だべ」
カ「これは命令だ、チチ」

カ「凄いな、今日もオレの好物ばかりだ」
チ「社長が食事に誘って下さっていたので、覚えていただよ」
カ「…なんだ、つまりオレに関心があったってことか」
チ「ち、違いますだっ!」
カ「そんなにムキになることねえだろ」
チ「何でも覚えて先回りしないと、社長が暴君になってしまうからだべ」
カ「はは、確かにそうかもな」

真面目な秘書と偉そうなボスネタなら、悟空さよりもカカロットでしょう。
元ネタはこちら



今回はややあっさりめ、やや少女漫画テイストなネタを選択。
古今東西、やっぱりお金持ちは魅力的ですな。

買い物がしたい

夏のセールに行ってないよ…何たる失態。

今年はセール前にえらく散財したし、沖縄旅行にも行ったし、
節約を心掛けてはいたのですが、いたのですが…嗚呼。
今度の休みに行こうかとも思ったのですが、予定が入って無理。
凄く気になっていたものが2、3あったのですが、
流石にこの時期まで残っちゃいないだろうな、めそ。

買って後悔するタイプと、買わないで後悔するタイプがいますが、
もしかすると自分は後者かもしれないな。
そして、自分の首を絞めるんですね、あっはっは。
いい加減、この年齢で財布に小銭しかない状況が日常なのは、
我ながらどうかと思う。いや、マジで。
最も、無駄使い防止の為の、強硬手段でもあるんですけどね。
<凄く気になっていた2、3が買えなかった理由

乙女のロマンス

ハーレクインロマンスネタでGO。
ジャンル混合要注意。

●楊太の場合
弁護士の楊ぜんは、家柄だけで太公望を誘惑し、結婚後も不実を重ねた。
しかし有るきっかけで、まるで別人のように楊ぜんが穏やかになり…!?

・鬼畜系王子要注意。
楊「さあ、師叔。お相手お願いします」
太「な、何を…」
楊「貴方でなくても良いのですが、約束してた女性が、駄目になったんですよ」
太「だ、だったら、プロの元へ行かば良かろうに」
楊「ああ、そのままで結構ですよ、貴方の肌が見たいんじゃない」
太「わしの体では満足できんのだろうがっ」
楊「奥さんなんて、その程度で充分ですから」

・鬼畜王子独白。元ネタほぼそのまんま。
「僕を一番に愛しているのは師叔だ。
幾ら意地を張ったって、あの人の心は僕の思うまま。
いろんな女性を味わっているけど、いつも師叔を思い浮かべる。
あの人が嫉妬に苦しむのは楽しい―――。
小さな少女の様におどおどと涙を浮かべながら、責めるように僕を見て。
悲しみと怒りが強いほど、ベットのあの人の葛藤は大きい。
あれがいい。そんなあの人に実を沈める快感ほど、たまらないものは無い。
可愛そうな僕の師叔…」

もしかすると、鬼畜系は初めてかもしれない。
元ネタはこちら



●悟チチの場合
男性不信のチチの隣に引越してきたのは、野性的でマイペースで、
何処か浮世離れした雰囲気を持つ孫悟空と名乗る青年だった…!?

・入浴中に倒れて動けなくなった所、異変に気付いた悟空がやってきて。
悟「大丈夫か、おめえ」
チ「は、入ってくるでねえって言ったでねえかっ」
悟「んな事言ってる場合かよ(バスタオルを掛けてやりながら)」
チ「ひ、人を呼ぶだぞっ」
悟「(軽々と抱きあげながら)何もしねえよ。寝室は何処だ?」

・足を痛めて、絶対安静と宣告されたチチに。
悟「頼れるような家族か、恋人はいねえのか?」
チ「そんなの…誰もいねえだよ」
悟「そっか…じゃ、決めた。オラが世話してやるよ」
チ「ま、待つだよっ。そんなこと、勝手に決めねえでけろっ」
悟「だって、他に誰も頼る奴がいねえだろ」
チ「だからって、今日会ったばかりの人なんかにっ」
悟「仕方ねえだろ。怒るなら恋人もいねえ自分の境遇に怒れよ」
チ「(むかつく、この男)」

悟空さは、どんな状況でもデリカシーなんて知りません。
元ネタはこちら



いえ、ラブストーリーってどんなのだったかなーと
ネタを探して行きついた先がハーレクインだったのですよ。

香りにむせかえる

ファイル 85-1.jpg

清楚なのに、色っぽい。

女性の恋愛願望

ハーレクインロマンスの傾向考察。
ジャンル違い、要注意。
以下、悟チチ&カカチチ小噺です。



・シングルマザー&ファーザー率が高い。
悟「何だ、おめえ子供がいるのか?」
チ「そうだべ…悟飯ちゃんは今年7歳になるだよ」
悟「おらと同じだな。悟天はまだ赤ん坊だけどな」
チ「えっ、おめえも子供がいるのか?」

・キャリアウーマンでも、結婚願望は高い。
悟「チチ、この間の書類と資料だけど…」
チ「全部で来ているだよ。はい」
悟「流石、我が社一の有能秘書だな。いつも助かるぞ」
チ「ありがとうごぜえますだ」
悟「本当に、おめえに恋人がいないってのが不思議だよな」

・高圧的、情熱的、強引なタイプの男性が多い。
カ「久しぶりだな、チチ。こっちだ」
チ「ちょっと、何処へ連れていく気だべ」
カ「オレの家だ。今夜は泊るんだろ」
チ「ホテルを手配しているだよ」
カ「荷物はもう運んでいる。ホテルもキャンセル済みだ」

・王族、貴族率が高い。
チ「おめえの顔…思い出しただ」
悟「オラを知っているのか?」
チ「知っているも何も、新聞に載っていた王太子様でねえか」
悟「なら話は早い。おめえ、オラを助けてくんねえか?」

・中東のシークが人気。
悟「どうした、何驚いた顔してんだよ」
チ「おめえ…中東の王子さまって話、本当だったんだべ?」
悟「オラ、嘘は言わねえよ」
チ「(やっぱり、カンドーラが似合うだなあ…)」
悟「来いよ、チチ。オラの育った国を案内してやるよ」

・契約結婚物が非常に多い。
悟「頼むよチチ。だから、一カ月だけオラと結婚してくれねえか」
チ「一カ月だけって…そんな」
悟「報酬は弾む。ふりをするだけ。頼むよ、助けてくれよ」
チ「…判っただよ」
悟「サンキュー、やっぱチチだけが頼りだなっ」



男前や美女率の高さは、日本の少女漫画と同じでしょうね。

ウーマンリブの国なのに、意外に「強い」男性に人気集中。
可愛い系や弟系は殆ど見れず、癒し系好きとしては残念。
職場の上司モノは多いけど、部下モノは殆ど無し。
この辺りは、男女平等大国としては、正直意外。
そして養育係、ベビーシッターという職種の登場が多く、
キャリア系には秘書が多く、あと判りやすい大富豪が多いですね。
離婚率も高く、「実に判り易く、相手側が悪くて離婚」なケースが多く、
善悪がやたらとはっきりきっぱりしているのはおそらくお国柄。
王族や貴族登場の多さは、アメリカの伝統コンプレックスなのかな?
中東のシークが人気だけど、アジア系とアフリカ系は皆無。

アメリカ女性の意外な恋愛願望が滲み出ていて、面白いです。
とは言え、勿論勝手なこちらの解釈ですので、余り間に受けないように。
…って、この出版社とか作者って、アメリカだったっけ???

世界中で愛された

ハーレクインロマンスネタを妄想。
ジャンル違い要注意。
以下、楊太小噺です。



ベビーシッターの仕事で楊ぜんがやってきたのは、
警戒心が強いが聡明な5歳の少女、邑姜の屋敷。
まだ幼い彼女には、未だ目にした事のない年の離れた婚約者がいる。
それを推奨しているのは、父である太公望伯爵だった。
しかし、楊ぜんはこの屋敷にやって来たのは、別の理由が…?

楊「なんて、大きな御屋敷…」
太「ああ、すまない、待たせたのう」
楊「貴方が伯爵?(可愛らしい方…この人がやり手で評判の)」
太「うむ。師叔と呼ばれておる」
楊「(吸い込まれそうな碧の瞳。それにとてもセクシーで…この人は危険だわ)」
危険なのはどっちだ。
ハーレクイン的ポイントその1、瞳の強調と危険なセクシーさと高いセレブ率。

太「わしは後見人だ。邑姜は妹の忘れ形見なのだよ」
楊「貴方の子供では無かったんですか?」
太「邑姜には、出来る限りのことはしてやりたいと思っておる」
楊「(ああ、この人は不器用なだけで、本当は優しい人なんだ)」
不器用なのはどっちだ。
ハーレクイン的ポイントその2、最初の印象と実際とのギャップが大きい。

太「準備できたか、楊ぜん」
楊「は、はい…すいません。正装なんて着慣れなくて…」
太「…あ、…いや…」
楊「どうかしましたか?」
太「その…良く似合っておるよ…見違えた」
楊「貴方こそ、とても素敵ですよ」
似合っているのはどっちやねん。
ハーレクイン的ポイントその3、ドレスアップすると見違えるように美人になる。



Y●HOO!のコミックス、無料立ち読みサービス参考。
なので、最初の数ページのみ読んだので、残念ながら結末は知りません。
恋愛小説と翻訳物が苦手なので小説読書は難しそうですが、
漫画だと少女漫画チックでさらりと読めますね。
考察としてはいろいろ面白く、なかなか興味深いです。

昔は不吉の前兆

時代が変われば、ショーとかイベントになった、皆既日食。
一番隠れる時間帯は無理でしたが、、ちょっとだけ観る事が出来ました。

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上部が少し欠けているのですが、携帯写真では良く判らないですよね。
肉眼で観ている時は、結構はっきり判ったんだけどな。
流石に外が薄暗くなっていたみたいですが、
丁度その時雲で太陽が殆ど隠れていたんですよね。残念。

深読み推奨文

痛くて怖いだけじゃ悔しいので、歯医者ネタを妄想。
以下ジャンル混合、要注意。



●楊太さんの場合
楊「じゃあ、大人しく横になってくださいね」
太「ううう…どうしても、やらねばならんか?」
楊「当たり前ですよ、いい加減観念して下さい」
太「しかし、のう…」
楊「…怖いですか?」
太「し、仕方なかろうっ」
楊「出来るだけ優しくしますから」
太「絶対だぞ」
楊「はい、勿論ですよ」
太「やめてくれって言ったら、やめてくれるか?」
楊「うーん…善処します」
太「何でだっ」
楊「だって、途中でやめてしまった方が、辛い時もあるんですよ」
太「しかし…」
楊「悪い様にはしませんから」
太「…」
楊「僕を信じて下さいよ…ね?」
太「…判った」
楊「じゃ、始めますね。怖かったら、目を閉じても結構ですよ」

エンドレスになりそうなので、ここで強制終了。



●悟チさんの場合
チ「ほら、悟空さ。早くそこに横になるだよ」
悟「…お、おう」
チ「大丈夫だ、おらだってこれぐらい出来るべ。任せてけろ」
悟「んな事言ったって…」
チ「いつまでもそのままじゃ、おめえさだって辛えだろ」
悟「…なあ、やっぱ、オラいいや」
チ「はあ?」
悟「このまま我慢しとくよ。もう大丈夫だからさ」
チ「そんな訳ねえだろ、そんな我慢しなくても良いだぞ」
悟「おめえの手を煩わせるのも悪いしな」
チ「何、気を使うだよ。おめえのそれ、随分おっきくなってるでねえか」
悟「気を使うっつーか…」
チ「おめえのここは、おらがちゃんと治してやるだ。な?」
悟「…判った。おめえに任せるよ」
チ「ふふ、急に素直になっただな」
悟「チチには叶わねえもん」
チ「判ってるでねえか。じゃあ、ほら。体の力抜くだよ」

だって全身筋肉の塊で、口の中でさえ注射針が折れそうだもん。

…くだらなくて、ホントすいません。
しかし、色気がないなあ。

手を差し出されて

7月の御題

「流れ星」
落ちてきた金平糖ぱくり、しゃっくりという名のビックバンひとつ



バスに乗っていたら、隣に座っていた人が降り際に、
こちらに握手を求めてきました…何だったんだ、あれ。
知らない人だよね?多分。いや、しましたけどさ、握手は。

かしかしシュー

先日倒れた親戚の御見舞に、病院へ行きました。
かなりの高齢だし、言語に障害が残りそうだけど、体は元気そうで何より。
シュークリームが食べたいって言える位だもん、安心しました。
で、病院の近所にあるケーキ屋さんにて、シュークリームを購入。
病院では流動食のメニューを出されているけど…と心配したけど、
至極嬉しそうにぺろりと完食。来年卒寿だけど、こりゃ大丈夫だな。

でもそこのケーキ屋さんがやたらと美味しそうで、自分用も欲しくなり、
帰りに同じ店に寄った所、スマイル爽やかな男性店員さんに、
「本日二度目の御来店、有難うございます」と笑顔で言われました。あう。
ロールケーキを購入しましたが、ふわふわでとっても美味しかったです。
ランチもしているみたいだし、またお見舞いに行った際には寄りたいな。

この夏最大の恐怖

親知らずを抜きました。

怖かった。本当に怖かった。

とにかく、注射が本気で駄目なんですよ。
いい歳した大人がこれで良いのかとも思いますが、こればっかりはどうしても駄目。
ドクターが「さ、始めようか」と言った時点で、涙目になっていました。
麻酔を打って、うがいしようとした時、カップを持つ手が震えていました。
抜歯が終わって、治療台から起きた時、背中にびっしょり汗をかいていました。
全行程30分弱だったのに、病院を出る時、疲労感でふらふらしてました。

これが二次創作なら。(注意・ジャンル多重音声にて放送)

妖怪王子「いつまでも慣れてくれませんね」
悟空さ「いい加減に慣れてくれよ」

…ぐらいの台詞で萌にも繋がるのでしょうが、
こちとら怖いものは怖いんですよ、絶対慣れるもんか!!

すいません、ドクター。
貴方の所為じゃないのに、いつも嫌な顔ばかり見せてごめんなさい。
そして、いつも優しく宥めてくれて、有難うございます。
…やっぱり、あとの3本も、抜かなきゃ駄目ですか?<半泣き

それでも進化する

何気に購入した蛍光ペンですが、こんな工夫があったんですよ。
ペン先に注目。

ファイル 76-1.jpg

インク部分に、透明の窓が有ります。
これなら向こう側が見えるので、線を引いている時に曲がったり、
関係のない部分まで引き過ぎちゃったりする事も無いぞ!

アイデア賞ですね。正に、痒い所に手が届いた商品だなあ。
お店に並んでいた物を無造作に手にしてレジへ向かったので、
実際にマーキングに使うまで全く気づきませんでした。
文具業界は進化の頭打ち…とも言われているようですが、
こんな面白い商品もあるんですね。いや、目から鱗。

ハチの日に公開

ストーリーは知っているし、現実と物語は違うと聞いたし、
泣かせる気満々のあざとい戦略もみえみえなのですが、
動物ものは駄目ですよね。この予告編だけで、もう号泣。

―削除済み―

久しぶりに映画館へ行こうかな。
いや、でも大泣きしそうだし…。

そして、ついでにおまけ。

―削除済み―

ごろごろ姿と後ろ頭に、鼻血流して失神しそうになります。
何この愛らしい生きたぬいぐるみ達は!!

七夕を逃したよ

7月のお題、「流れ星」より、小噺。

ジャンル違い、要注意。
以下、楊太小噺です。



ある日、師叔が流れ星を拾ってきた。
全く。何でもすぐに連れてきちゃ駄目って、いつも言っているのに。
「だって目の前に流れてきたのだ」
仕方なかろう、それにこんなに綺麗なのだぞ…唇を尖らせ、そう主張される。
ひとまず流れ星は、竹細工の小さな虫籠に入れた。
夜、窓辺に置くと、流れ星は綺麗な光を放つ。
それを、家中の電気を消して、二人肩を並べて眺めた。
流れ星の光は一つ。
眺める僕らは二人。
小さな虫籠の中、ぽつりと輝く光はひとりぼっち。
瞬く仄かなそれは、まるで誰かを呼んでいる声の様だ。
「誰かを探しているみたいだのう」
どうやら師叔も、同じことを感じたらしい。
突然無性に切なくなり、確かめるように、そっと隣の手を握った。

翌日の夕暮れ、虫籠を持って二人で散歩に出掛けた。
流れ星を拾った場所で、虫籠の扉を開けたのは師叔だ。
瞬きながら、流れ星はひらりと何処かへ流れていってしまった。
「ひとりぼっちでは寂しいからな」
空を見上げて師叔は呟くと、そっと僕の手を握ってくれた。
その帰り道、僕らは空に沢山の流れ星を目撃した。
無数に流れる光の線は、夏の夜空にとても綺麗だった。



ファンタジーでも良し、蛍でも良し。
中国には竹細工の虫籠売りさんがいると、聞いたような。
深く考えずに書き始めたら、変な方向に行ってしまいました…あれ?
あまり楊太さんで書く意味は無かったな。

ミーハー気分で

ちょいと足を延ばして、某日本酒の製造本店へ行って参りました。
なんとこちら、今やテレビや映画にて引っ張りだこの
人気実力派俳優、某佐々木蔵○介氏の実家とのことなのですよ。
実は惑星劇団当時からの大ファンで、当時のDVDも大切に持っています。

今回はこの後にも用事があったので、夏限定の小ボトルを一本のみ。
現在放送されている連ドラ「ハ○チョウ」の特別限定酒もありました(笑)。
欲しかったけど、この後も所用が有り、重い瓶の持ち運びにこちらは断念。
ドラマ放映中は販売しているようなので、また是非足を運びたいです。

さて、夏限定の吟醸酒、何に合わせて呑もうかな。
夏の味覚が楽しみです、うふふ。

トランスレーター

茂山狂言「お豆腐の和らい'09」を観劇。
翻訳&通訳付きの公演で、其々の演目前に簡単な解説と説明がありました。
こういう親切な企画は、古典芸能初心者には非常に有り難いです。
演目は三つでしたが、興味深く、笑いも遊び心もあり、とても楽しめました。

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狂言界は全くの無知ですが、こちらの一門は非常に窓口が広く、
一般客に近い距離感を意識しているのかな?気さくな親しみやすさを感じます。
「お豆腐狂言」という名称にも、その辺りが現れているみたいですね。

初心者に優しいイベントや、落語界との共同公演、オペラとのコラボ等、
いろんな興味深い試みも、随分積極的に行われている様子でした。
若手は演劇界にも精力的に幅広く参加している様子で、
また何か面白そうな公演があれば、是非足を運びたいです。

ついてない日は

お出かけしたは良いけれど。

ランチを食べたら、殆ど食べ終わる頃、皿の底に髪の毛を発見したり。
夕食にお気に入りの店に行ったら、貸し切り閉店していたし。
更に二件目に行ったら、満員であっさりと断られたし。
甘い物で誤魔化そうかと甘味屋に行ったら、物凄い行列で断念したし。
三件目は入れたけど、隣の団体の凄い盛り上がりで落ち着けなかったし。

いろいろ重なって凹んでおります…人生そんな日もあるけどさ…。
いいもん、もう今日は不貞寝します。めそ。
<…てか、食べ物の話ばかりじゃないか

境界線の向こう側

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鉄柵のあちらとこちら

散財無自覚症候群

8月のお題

「夏祭り」
囃子は遠く響き、暗闇の狐目は、まんじりともせずにこちらを窺う



今年は夏のセールに行ってないよな…とクロゼットをチェックしていたら、
意外なぐらいに買い物をしていてびっくり。えー、こんなに買ってたっけ?
数だけでみると、去年よりも全然多いかも知れないぞ。
気が付けばお財布がすっからかんになってた理油が、今解明されました。

春でもないのに

7月の御題

「海底」
ねむれねむれ、やがてすべては母なるゆりかごに回帰する



このところ、やたら眠たくって困ります。
今日も帰宅したら家に誰もいなかったので、
ちょっと休むつもりで脱力していたらそのまま眠ってしまい、
母親に本気で心配されました。いや、体は大丈夫だって。
そりゃまあ、確かにびっくりするよね。
夜になって家に帰ったら、電気も付いていない暗い部屋の中央で、
娘が大の字になって寝てるんだもんな。

今夜全てのバーで

お気に入りのお店が、テレビで紹介されました。あーもー、ここもかー。
テレビに出るのは一向に構わないのですが、視聴者が大挙して、
予約取らなきゃ入店できなくなるくらい混雑するのが困るんですよ。
狭いし、値段も良心的だし、立地も良いし、ちょっと不安。
自分としては珍しい「一人の時しか行きたくないお店」なんだけどな。

ふらっと足が運べて、食べ物も美味しくて、気持ち良く酔えて、
店員さんとも常連さんとも程良く会話が楽しめて、
こんな良いお店を知っている自分は幸せだよな…と
明日の活力にできるバーなんて本当に貴重なんですよ。
店長さんのお仕事が認められたり、評価されるのは私も嬉しいのですが、
願わくばいつまでも気軽にお邪魔出来るお店のままでいてほしいな…。

旅行鞄に文庫本を

読書覚書



・「江戸川乱歩傑作集」江戸川乱歩
初期の短編ミステリー集。短いながらも知名度の高い秀逸な作品ばかりなので、
ファンは勿論、初めての方にもかなりお勧めの一冊になっております。
何処となく背徳感が漂う作品が多く、ここら辺が「乱歩」なのでしょうね。
氏は子供の頃に読んだ少年少女向けの推理活劇な印象を持っていたのですが、
本編収録作品はしっかりした本格ミステリーで、ちょっとびっくりしました。

・「砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない」桜庭一樹
一年程前に本屋で問い合わせた事がありまして。その際文庫は絶版と言われ、
じゃあ結構です…と断っていましたが、直木賞作家さんだったのですね。
店員の「もうちょっと待ったらもしかすると…」のニュアンスが、漸く分りました。
ライトノベルで出版されていただけに非常に読みやすく、あっという間に読了。
レビューでは絶賛されていますが、自分の嗜好とは噛み合わず、残念な気分。
ついでながら、「当たってはいけないクイズ」を当てちゃった私は、
やっぱり異常犯罪者予備軍でしょうか?<八百屋お七を連想した…と、一応弁明

・「マドンナ」奥田英朗
同氏の「ガール」の男性ver.と聞いて購入。期待に違わず、面白かったです。
読みやすくテンポの良い文章、不自然さの無いリアルな日常とその葛藤、
共感できる各々の心情、そして必ず笑顔になれるラスト…等など。
やっぱり氏の作品は、自分の波長にぴったりくる模様。今の所、外れ無し。
ちなみに本編の中では、「パティオ」が一番好きかな?
女目線的には「おいこら!」と少々腹の立つ所もあるけれど、
世の男性諸君って、きっとこんな事を考えて日々生活しているんでしょうね。

集中豪雨が凄い

7月のお題、「海底」より、小噺。



深海魚は急激に水面に引き上げると、爆発してしまうらしい。
長く海底に住んでいるので、強い水圧に体が慣れている。
だから、圧力の薄い場所では内臓が飛び出してしまうとか。

ああ、そうか。

長年引き籠っていた弟の部屋は、彼にとっての深海だったらしい。
無理矢理手を引いて、連れ出した玄関の外側。
肉塊と成り果てた弟を見下ろし、漸くその話を思い出した。



ダイビングの時も、体を慣らしてから水面浮上します。

微妙にダークな小噺が続いていますね。苦手な方には申し訳ありません。
「弟」と特定せずに、ぼやかした表現の方が良かったかな?

振動するリズム

舞台、和太鼓エンターテイメント集団TAO「浮世夢幻打楽」を鑑賞。
和太鼓はずっと、一度は観に行きたいと思っておりました。

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いやあ、とても楽しかったです。カッコ良かったー!
流石にメンバーは皆、しっかりした体をしてて、特に腕の筋肉が凄かったです。
お腹の底に響くような太鼓のリズムは、適度な興奮を煽りつつも心地好く、
漢気溢れた華のあるパフォーマンスも含め、最後まで飽きませんでした。
気が付けば身を乗り出していて、心臓もどきどきしていて、
二時間の公演がびっくりするほど早かったです。感動しました。

和太鼓で一番有名なのは「鼓童」になるのかな?
そちらと比較すると、設立もそうだけどメンバーもやや歳若く、
スタイリッシュで、デザインされたパフォーマンス性を感じました。
「鼓童」は観に行った事がありませんが、もう少し伝統性重視で、
骨太で、民謡的な印象を持っております。勿論、あくまでイメージ。
でもこれを機に、このジャンルにも注目していきたくなりました。

北と南の共通点

両親が北海道旅行から帰宅した翌日、
沖縄旅行に出発したのですが、
お土産に今人気の生キャラメルを貰いました。
プレーンとホワイト。

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そして沖縄旅行にて買ってきたお土産。
同メーカーの生キャラメル南国限定バージョン。
那覇空港にて発見。何故か、宮崎マンゴーです。

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芸能人繋がり。
北国と南国、両極端の旅行なのに、同じお土産を購入。

湿度除去とは言え

7月のお題、「百合」より、小噺。

ジャンル違い、要注意。
以下、悟チチ小噺です。



花なんて、供えても喜ぶのだろうか。
まあ、食べ物の方が嬉しいだろうな、間違いなく。
でも、この下には、死体さえ入っていない。
どうせ、形だけの空っぽの墓なのだ。
ならばせめて、形だけでも綺麗に飾ってやろう。
供えるのは、花弁が大きくて、芳香が強い方が良い。
これなら遠目でも、判りやすいだろう。
視界に入らずとも、香りが誘うだろう。
天上の世界から、己の墓を見下ろすがいい。
そして、少しぐらいは後悔してみるがいい。



蒸し暑さから一転、ちょっと肌寒いですよね、ここ数日。
寒がりで、クーラーが苦手なので、こんな時の電車が非常に辛いです。

その鮮やかな青

折角なので、旅行の写真を少々。



行きの飛行機の窓。この辺から、テンションアップ。

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ボートから顔を出して、見下ろす。ゼリーみたいな海の色。

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夕陽の海岸。さて、そろそろ準備をするか。

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赤レンガの屋根の上、シーサーはいつも貴方を見守っている。

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帰りの飛行機の窓。成層圏の狭間に、何が見える?

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むしむしじめじめ

7月の御題

「百合」
芳香に眩暈。滴るように濃厚な指先に誘われ、欲情する



本格的な梅雨前線到来。
今日は暑くて、不快指数が高過ぎて、何だか息苦しいくらいでした。
この湿度、お肌には良いんだよね…と、自分を励ましています。

夜の海に沈む

7月のお題...百合・海底・流れ星

「百合」「海底」「流れ星」より小噺



百合の花は、死者に贈る花なの。
芳香が強いから、腐臭を隠してくれるの。
そう言って、彼女は両手一杯の百合の花を差し出した。
背後に見える月が、水面に波打つ。ゆらり、ゆらりと。
にたりと笑う彼女の唇は、明らかに死者の色。
たゆたいながら拡がる髪と、百合の花。
夜光虫が星のように輝き、流れる筋を描きながら取り囲む。
浮かんでいるのだろうか?否、沈んでいるのか。

―――ここは、何処だ?



ナイトダイブ中、タコにちょっかい掛けたら、墨を吹きつけられました。