ハーレクインネタでGO!第二弾。
ジャンル混合要注意。
●楊太の場合
太公望の双子の妹である邑姜は、億万長者で有名人の婚約者がありながら、
その親友の姫発と恋に落ちてしまう。そのゴシップから妹を守る為、
元婚約者である楊ぜんの恋人役を演じる羽目になったが…!?
太「おぬしのべたべたは過剰なのだっ」
楊「貴方の不足分を補っているんですよ」
太「だからってやり過ぎだっつーの」
楊「サービスの一環ですよ。ちゃんとエスコートしますよ、ベットまで」
太「いらんわ、だあほ(べー、と舌を出す)」
楊「はいはい、残念だなあ(可愛いんですよね、何だか)」
太「邑姜達みたいな、本物の恋人同士には程遠いのう、わしらは」
楊「貴方さえお望みなら、僕はいつでもオーケーですよ」
太「アホかい。っつーかお主、腹が立たんのか?恋人を親友に取られて」
楊「姫発は最も大切な友人です。心より祝福していますよ」
太「邑姜が好きではなかったのか?」
楊「彼女はとても優秀で、パートナーとしては最高だと思ったので」
太「はあ?」
楊「昔、姫発にそう言ったら、呆れられましたけどね」
ドライな結婚観の王子。でもあの日僕は<以下略
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●カカチチの場合
秘書のチチは仕事をしながら、幼い息子を育てるシングルマザー。
傲慢な社長カカロットに振り回されつつ毎日を頑張っているが、
ある日彼がとんでもない相談を持ち掛けられてしまう…!?
カ「今日は評判は上々だった。君の秘書は優秀だってな」
チ「まさか」
カ「お陰で大口の取引も増えそうだ」
チ「お役に立てて、何よりですだ。社長」
カ「…二人きりの時は、カカロットで構わねえよ。チチ」
チ「そんな…お、おらはただの秘書だべ」
カ「これは命令だ、チチ」
カ「凄いな、今日もオレの好物ばかりだ」
チ「社長が食事に誘って下さっていたので、覚えていただよ」
カ「…なんだ、つまりオレに関心があったってことか」
チ「ち、違いますだっ!」
カ「そんなにムキになることねえだろ」
チ「何でも覚えて先回りしないと、社長が暴君になってしまうからだべ」
カ「はは、確かにそうかもな」
真面目な秘書と偉そうなボスネタなら、悟空さよりもカカロットでしょう。
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今回はややあっさりめ、やや少女漫画テイストなネタを選択。
古今東西、やっぱりお金持ちは魅力的ですな。