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赤黄白の色香る

わんこさんを連れて、地元の某梅林へとお散歩に行きました。
地元とは言え、一時間程の、ちょっとしたドライブコース。
前日にネットでマップを確認し、カーナビ頼りに向かいましたが、
ええ、方向音痴は見事に迷いました……カーナビなんて信じない。
てか、なーんであんな細くて、怖い道ばっかり指示するかなあ。



全体的に咲き始めから三分咲き、でも蝋梅は満開でした。

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野生種系の紅梅も、改良品種よりも咲くのが早いのかな。

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人の出もまだそこそこ。来週あたりが見頃になりそうです。

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お天気も良く、写真を撮りつつのんびりお散歩が気持ちよく、
調子に乗って歩いていたら、道に迷っちゃいましたけどねー。
つくづく、うちのわんこさんがお散歩拒否犬じゃなくて良かった。

お土産屋さんには梅の鉢植えや盆栽が販売しておりまして、
かなり心惹かれましたが、鋼の忍耐で購入を見送りました。
流石に盆栽のお世話は大変だし、今手持ちのバラや椿で、
なによりわんこさんで手がいっぱいだしね。自重自重。

ひかりとかみと

わんこさんが合宿の間に……と久々にアート展覧会へ。
高島屋で開催されていた「かみがみの森」です。
「かみがみ」は、所謂「紙々」です。切り絵アート。
展示物は写真撮影可。最近はSNS用に、多くなりましたね。

瓶詰の本の森は、とても奥行きがあります。

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照明の色の変化で、雰囲気が変わる。

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近くで見ると、ひぇっ、て思う程に、繊細で緻密。

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近付いて、じーっといつまでも眺めていられそう。

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床の鏡に反射された照明も含め、ひとつの作品。

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この照明具合や、緞帳のような紙の重なり具合に、
「あれ、これって舞台美術に通じるんじゃね?」と思いました。
舞台演出によっては、雰囲気も相まって、すごく嵌りそうです。

繊細で、透明感と奥行きに、ひと匙のグロテスクさもあって、
とても楽しく閲覧させて頂きました。デパート展覧会、侮れないな。
てか、是非一度、舞台美術を手掛けて頂きたいですね。見たいぞ。

屋根裏に秘密が

振り返れば築年数がそれなりに達しているうちの家、
とうとう予てより計画のあった風呂場リフォームを決行。
正直、まだ全然普通に使えてはいるのですが、経年的にも、
なにかトラブルがある前に済ませた方か無難かな? との判断です。

で、いろいろ決めて、業者さんが来訪して、漸く施行がスタート。
その日は休日だったので、階下からの工事音を聞きながら、
自室でのんびりクロゼットの断捨離を始めていた、そんな最中。

「ちょっと! 来て! 見て!!」

突然呼ばれ、誘われるままに、施行が開始され、壁を崩し、
天井を開いた、工事途中のバスルームを覗いたのですが。

なんじゃこれ!

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なんと天井裏から出てきたのは、直径三十センチ弱程のサイズの、
スズメバチの巣でした。てか、ちっさいのも幾つかあるし……。
全然気が付かなかったよ? 何処から入ったの? 君ら。

どうすればいいのか判らず、ひとまず市役所に連絡するも、
本日蜂駆除センターはお休み。(またかよ・実は過去にも有)
でも、巣にスズメバチらしき存在がいる様子は見受けられず、
業者さんが今回の工事依頼した窓口に一旦連絡してみたところ。

「この季節は虫はいないから大丈夫」とのこと。
<大事な事なので三回ぐらい聞いたらしい

ならばと、さくっと空っぽの蜂の巣を取ってくれました。
てか、すっごい軽い。びっくり。かさかさ。さくさく。
テレビとかで見た時は禍々しさしか感じなかったけど、
近くで見るとその造形の見事さに驚きます。職人技。マジで。
折角なので、触って、写真を撮って、近くから眺めていたら、
設計会社の方が様子見に来られ、これは珍しい! と、
一緒になってみんなで、ひとしきり撮影会を堪能しました。
母親は一眼レフまで取り出してたよ。いつものことだけどね。

折角なので、こちらにも載せます。是非ご堪能あれ。

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枯れ葉っぽい軽さと手触りですね。中身も凄い緻密。
「中にローヤルゼリーが詰まっていたかも」と
業者さんが言いましたが、節子、それ違う。ミツバチや。

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こんな時でないと、とても近づけない距離まで接近。
アメリカの有名な観光地で、こんな地層なかったっけ。

折角なので教育機関に寄付でもしたら……とも考えましたが、
まあそこまで貴重でもなし、業者さんに処分をお願いしました。

業者「これ、何ゴミですかね? 産業廃棄物でもないし……」
私「いや、多分普通に燃えるゴミだと思いますよ」

因みに焚火のフェザースティック並みに燃えやすそうでした。

しっかし、こんな事でもなければ、気付かなかっただろうな。
案外、住んでいる自分達の気付いていないあれこれが、
ひっそりこっそり、あちこちに隠されているのかもしれません。

わんこの御帰還

わんこさんが、一ヶ月の訓練所合宿から帰還しました。

去年からどうも分離不安の傾向が強まっているのが気がかりで、
仕事の忙しい時期にあわせて、地元の訓練学校へ預けました。
荒治療になりますが、ランへ連れていける余裕もなかったし、
不在中に高齢の母に掛ける負担も心苦しいし、不安だったしね。
癒しに会えなくて、この一ヶ月は本当に寂しかったのですが、
お陰で体力的には楽だったかな。お散歩とかお世話的な意味で。

とは言え、実は合宿は、三回目になるのかな?
わんこさんも慣れたもので、お迎えの車に自分から乗り込むし、
今回なんて送りの車が帰るのを、ずっと見送っていたよ。
スタッフさんに良くして貰っていたのかな。良かったね。

てか、さ。飼い主さんとの再会だよ?

対面した瞬間、えらい興奮したのは、まあ良しとしよう。
散歩に行きたがったかと思えば家に帰りたがり、
水を飲みたがり、ご飯を食べたがり、おやつを欲しがり、
いつものクッションをいつもの場所に移動させると、
その上に寛いで目を閉じるって……あれ、飼い主との触れ合いは?

もっとさ、こう、会いたかったーとか、寂しかったーとか、
スローモーションとBGM付きで、涙目で走り寄り、抱き合い、
ペロペロされながらじゃれ合うような感動的なシーンとかは?

……うん、無いんだよね、うちの子は。

やや重ための愛は、相変わらず一方通行の模様。うん知ってる。
ま、逆に言えば、分離不安もなく、合宿を楽しめたって事か。
とりあえず、寂しかった分、いっぱいなでなでさせてもらいます。
いいの。それで私は幸せなんだし。満たされるんだし。うん。

そのひとことが

いつも利用している地元の某ドッグランさんは、
スタッフさんも含め、利用者さんも良心的な方が多く、
いつも気持ちよく利用させて頂いております。
様々な犬種さんにも出会え、先日は犬種的にも、体型的にも、
うちのわんこさんと非常に近い子に遭遇致しました。珍しい!

そして、その一週間後。

私「先日の某わんこさん、よくここに来られますか?」
スタッフさん「たまーにですけど、利用されますよ」
私「そっかー、タイミングが合えばいいんですけど……」
ス「何かありましたか?」
私「うちの子が着れなかった服、あの子になら合うかなって」

セールとお酒と真夜中のテンションで購入した冬物わんこ服が数点、
イレギュラーな体形のうちの子には案の定サイズが合わず、
勿体ない根性のままに家に放置したままだったのですよ。
一度試着で袖を通しただけの、まんま新品状態だったので、
誰か着られる子がいるならば、是非お譲りしたかったのです。

ス「ならば、こちらに置かれますか?」

今まで気が付かなかった、受付カウンターの横。
わんこさんの服が幾つか並べてあったのですが、
なんと、不用品&サイズの合わない服の譲渡コーナーでした。

凄いな。こんなことまで気を回して下さっているんだ。
てか、結構いるんでしょうね、自分と同じことしちゃう人。
金銭的なやりとりは無しではあるのですが、
それでも捨てるよりは全然いいし、これは本当に助かります。
念の為に一緒に持って来た三着ばかり、是非にとお預けしました。
普通に可愛い服だったし、サイズの合う子の目に留まると良いなあ。



……というのが、先ず、ひと月ほど前のお話。



さて、それから休日のタイミングが悪いままに年が明け、
なかなか行けなかったドッグランへと、ひと月ぶりに初ランへ。
久し振りに思いっきり走り回るわんこさんを眺めつつ、
他所の人懐っこいわんこさんを存分にモフモフしていたら、
施設内を見回りに来たスタッフさんからお声が掛かりました。

ス「これ、どうぞ」
私「メッセージカード? ですか」
ス「わんこ服を貰って帰った方達からです」

なんとこちらのわんこグッズ譲渡コーナー、金銭授受がない代わり、
貰う側が渡す側へメッセージを書くルールがあったようです。

これは嬉しいサプライズ!

名刺サイズのカードですが、お礼と一緒に、可愛いです、助かります、
大切にします等の丁寧なメッセージが書かれていました。
カードは三枚、持って来た三着の服、全て受け取って貰えた模様。
こういうの、すごく嬉しいなー。考えたスタッフさん、天才かよ。

そう言えば、イベントにサークル参加していた時にお手紙を貰ったな。
それが本当に本当にすっごく嬉しくて、今も宝物にしております。
言葉って偉大だな。言葉にするってすごく大切だよな。

お雑煮は白みそ

嗚呼、お正月が終わってしまった……。
年末に続き、今年の年始は昨今ではあまりない程、
かなりゆったりと過ごせました。家での寝正月的な意味でな!

甥っ子君のお年玉は、毎年お金ではなく、物を渡していますが、
今年は「お年玉で買う!」と宣言していたポケモンSVを進呈。
どっちの色が欲しいのか判らなかったので、とりあえず二つ買い、
選ばなかった方を貰って一緒にプレイすることにしました。

座椅子に座り、膝のブランケットの中にわんこさんを収め、
暖かい部屋でお茶を飲みながら、ポケモンをするという贅沢。
正に人生の幸せが詰まった三が日でございました。マーベラス。

因みに、スカーレットです。ホゲータを選びました。
因みに、昨年のお年玉はポケモンダイパでした。
因みに、パールでした。ヒコザルを選びました。
因みに、ジム戦よりも、冒険よりも、ピクニックが好きです。

明日から仕事が始まる……と、名残を惜しみつつ
わんこさんのお腹にふごふごと顔をうずめていたら、
うーんと伸びをしたわんこさんの前足に顔を押しやられました。
お正月にべったり過ぎて、ウザがられていたかもしれません。

さよなら今年よ

え、もう年の瀬ですか?

今年は今までになく年末がゆったりとしており、
そこそこ時間をかけて、大掃除が出来ました。
まあ、全部! ばっちり! 完璧! とは言えませんけどね。
あちこち気になるところはありますが、
掃除はやりだすとホントにキリがない。ドツボに嵌ります。

早いなー。今年も何とか無事に乗り越えられたなー。

なにかとままならない状況は相変わらずですが、
それでもこうして大掃除が出来る程度には、なんとかなったのか?
開店休業なサイト運営に心苦しくはありますが、
とりあえずこの調子で続けられるところまでやってみる所存です。

皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

ハピハピバース

うちのわんこさんが、今年も誕生日を迎えました。

お出掛けしようにも雪&雨のお天気予報だったので、
お家でのんびりごろごろいちゃいちゃして、
ちょっと豪華なわんこスペシャルディナーを作りました。
茹でたカボチャとささ身をプリン型に押し込め、
ブロッコリーとプチトマトで彩ったなんちゃってケーキです。

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これだけじゃ足りない? とドッグフードを加えたら、
作った二色の層が埋もれて非常に残念になりましたけどね。
敷き詰めたドッグフードの上に乗せて、仕切り直しました。
尚、崩れしないようにと力を込めて型押ししたら、
固くなり過ぎちゃって、わんこが咥えても解れず、
軽く振り回しておせんべいさながらに食べていたのは、
うん、まあ、次に作るときの教訓とさせていただきます。
綺麗に全部食べてくれたのは、作ったこちらも嬉しかったな。

もう四歳。まだ四歳。たかが四歳。されど四歳。
生まれてきてくれて、ここに来てくれて、本当にありがとう。
これからも一緒に、まだまだたくさん楽しもうね。

今年の食べ比べ

クリスマス、今年も食べ比べでシュトレンを買ってました。

グルマンヴィタル、クリームチーズのしっとりシュトーレン

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シックな黒い和風の籠のケースに入っておりました。



フロインドリーブ、シトーレン

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パッケージが高級感のあるおしゃれなものに変わりました。



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上の小さい方がグルマンヴィタルですね。一口サイズだな。
しっとりしていて、チーズ風味がしっかり感じられます。
お酒はあまり感じられず、小さい子供でも大丈夫そう。
下の大きい方が、毎年恒例のお楽しみ、フロインドリーブ。
相変わらずの安定の美味しさですが、中学生の甥っ子君は、
お酒の風味が強く感じるようで、食べられなかったな。

クリスマスもあっという間に終わりましたねー、早い!
もう年の瀬だもんな。年々、一年が早くなってゆくよ。

往復二時間半の

わんこさんとのスタバロング散歩をしていて、
漸くここまで体調が戻ったのか……と、改めて実感。

去年の今頃は、体調がなかなか戻らなくて、
でも仕事にはいかなくちゃ駄目だし、
日々生きることに必死だったような気がします。
一見は日常を過ごせているように見えても、
しんどくて、体力無くて、ぐったりしていたな。

それでも、毎日のわんこさんとの散歩は、欠かさず決行。
ええ、もう、半ば意地になっておりました。
それでも、今振り返ればそれが無ければ、
動く気力さえなくして、床に臥せったままで、
仕事も行けず、どうでもいいと投げやりになって、
もっと回復が遅くなったんじゃないかな。

わんこさんがいてくれたから、ここまで回復できた。
わんこさんがいなければ、もっとひどくなっていた。

割と本気で、そう思っております。

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