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近江八幡ラ・コリーナの建物をちょっぴり紹介。

自然と一体化するような見事な建物は、藤森照信氏のデザインです。
世界的にも有名な氏の手掛けた建築物はユニークなものが多く、
どれも自然との不思議な協調性があり、非常に興味深いですね。
是非、他の作品も巡ってみたいと思います。



有名な草屋根からは水が滴っております。自動灌水なのかな。

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屋根には手が届く高さ。施設内の案内ツアーも催されております。

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自然と一体化した、広々とした空間はとても心地いいです。

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デザインした方も勿論ですが、それを実際に形にする企業側も凄いな。
実は、現在もまだ一部工事中らしく、これから更に広くなる模様。
遊び心とアートが溢れる建築は、今後の展開がとても期待されます。

秋口の近江八幡

日差しと気候が心地良くなってきたのを見計らい、
近江八幡&たねやのラコリーナへの再戦を果たして参りました。

お盆休みの頃に行った時はあの殺人的な暑さと人の多さにやられて、
正直あまりゆっくりすることが出来なかったのですよね。
場所も景色も良くて、写真も碌に取れず、凄く勿体ないと思っていたし、
今度は平日狙いのちょい早目の時間帯に向かったので、
良い感じに人もまばらで、充分楽しむことが出来ました。



まずは、ラコリーナ近江八幡に到着。幼稚園の団体様もおいででした。

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近江名物赤こんにゃく入りの、和風あんかけオムライスのランチ。

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ランチのセットで、焼き立てのカステラもついてきます。

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正直、今回の目的は、この焼き立てカステラをカフェで頂く事でした。
夏に来た時にお土産で買ったこちらがあまりに美味しかったので、
焼き立てをお店で食べたらどうなのだろう? と期待していたのです。
結果……ええ、とっても美味しかったです! 満足満足。

ハードでクール

キスミートゥルーさんの携帯写真撮影。



フル装備。厚底&ヒールのブーツで、やけに足が長く見えますね。

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サングラス付き。髪はやや少なめ。プルリングはスタンドと同じグレー。

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亜細亜限定販売されていたスペシャルっ子だったようです。

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プラチナブロンドのアンブロージオさんと同様ユル姐さん認定の子ですが、
ゴシックなアンブロさんと違い、ハードでクールなキスミーさん。
お姉さまと呼ばせて頂いただきたいカッコよさではありますが、
他所様のインスタやブログなどをネットで拝見していると、
素直な可愛らしさを持ち合わせているという意外性もあります。
マラケシュさんもそうですね、個性的に見えて、実は正統派さん。
いろんな子と相性が良さそうですし、今後の活躍が期待されます。

因みに、青からピンクへのグラデトーンのブライス用のカスタムアイを
既にネットで見かけて購入済み。キスミーさんのアイカラーはどれも
お似合いで好きなのですが、いつか取り替えてみたいんですよね……。

世話はできても

バラの全鉢に液肥を散布しました。今月の肥料は液肥のみの予定。
相変わらず、フリュイさんだけは通常の半分程度の量に抑えております。
それにプラス、2日程ずらして、薄めの活力剤も散布。
そろそろいらないかなとも思いましたが、暖かい日もまだまだ続くし、
蕾をつけている株もあるので、一応、念の為に、です。

寒さを感じる季節ですが、ボレロさん、あおいさん、はいからさん、
ジャクリーヌさんは、順調に蕾を出してくれております。
特にボレロさん、あおいさん、はいからさんの花付きの良さは凄いな。
残念なのがプリュムさん。枝先の成長が見えず軽く剪定をしたのですが、
成長がのんびりで、新芽が小さいまま、なかなか伸びません。
ジュードさんも同様ですが、ただこちらは2輪ほど花を咲かせたからなあ。
現時点、秋の開花を見ていないのは、一季咲き以外ならプリュムさんのみ。
他よりも水を欲しがる品種なので、知らず水切れを起こしていたのかも。

春は自然が咲かせるけど、秋は腕が咲かせる……とはよく言ったもんだ。

フリュイさんも開花させたまでは良いけど、数が減っちゃったし。
あおいさんやはいからさんも、花は咲くけど葉が落ちて下半身が寂しいし。
管理することはできるけど、綺麗に咲かせるのは技術が必要なんだな。
改めて、バラの栽培は難しい&奥が深いですね。

懐かしのゲーム

プレイステーションクラシック、こっそり期待しておりましたが、
やっぱり無かったですね……「バスト ア ムーブ」。
正直、これさえ入っていれば購入しておりました。寧ろ、これだけが目的。
現行のハードでの復活を待っているのですが……なんで出ないんだろ?

リズムに合わせてボタンを押すと使用キャラクターがダンスする、
所謂音ゲーなのですが、登場するキャラクターがいちいちとんがっていて、
なにより使用曲が素晴らしかったのですよ。姉も好きだったなあ。
因みに、自分はカポエラ&ショーティー使いでした。どちらもお気に入り。
古いゲーム機、全部処分したのが悔やまれます。勿体ないことをしたな。

そして任天堂switch、やっぱりドラクエリミテッドverは出ないのかな。
ビルダーズ2に合わせて発売されるかもと期待していたのですが……残念。
ピカチュウ&イーブイverも可愛くてちょっとぐらっときましたけどね。

銀髪クール美女

ブライスさんをお迎え&開封、大本命「キスミートゥルー」さんです。
ブライスドールに嵌った当初、恐らく一番最初に目をつけたのが、
実はこちらのキスミーさん。理由は勿論、この銀髪とファッション。
自分の中では真っ先に「ユル姐さん認定」してしまった子でして、
以来ネトオクで虎視眈々と狙い続け、今回漸くご縁が出来ました。
いやあ、長かったなあ……正直、半ば諦めかけておりました。



明日は彼とデート!
街までドライブして、ショッピングのあとには素敵なカフェでお茶を飲みたいな。
彼ってとってもやさしいから、デートの後はお家の前まで送ってくれるのよ。
別れるときには、ほっぺにチュッ❤
また彼に会える日が待ちきれないわ。

以上、裏面のポエム。リア充過ぎてもうね。

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上部はピンク一色。パッケージは前面が本のように開く二重タイプ。

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瞳は全てスペシャルカラー。青緑黄桃と、バランスが良いです。

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アウトフィットはワンピースではなく、セパレートになっておりました。

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ピンクのリップには、ほんのりとパールが入っております。

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人形服(OF)ジャケット・ビスチェ・ワンピース・ショーツ・ソックス・ブーツ・ネックレス・サングラス・イヤリング・ベルト・スタンド
【フェイスタイプ】ラディエンス
【肌タイプ】ナチュラルスキン
【メイク】アイシャドウ:ライトブラウン/リップ:ピンク(パール塗装)/チーク:ピンク
【アイカラー】グリーン(右)、ピンク(正面)、イエロー(左)、ブルー(正面) ※すべてスペシャルカラー
【ヘアカラー】シルバー
【ピアス】あり
【マニュキュア】ピンク
【ボディー】エクセレントボディ

2010年05月
購入日:2017年11月(ヤフオク)
(複数のまとめサイトより転載)



クールな銀の髪といい、ハードでややとんがった衣装といい、
かなりユールヒェン姐さんを彷彿とさせる佇まいだと思いませんか?
特に、後ろのリア充ポエムっぷりは、菊さん相手かと思うと、
無駄に湾曲した妄想が萌え広がって、いっそ呼吸が苦しくなります。
多分カフェに詳しいのは菊さん、ちゅーするのはユル姐さんだろうな。
しかもアイカラーは全てスペシャルですが、ピンク色があるんですよ!
恐らく、茶髪ボブのシェリーさんと並ばせる率が高くなりそうです。<予言

とまあ、それはさておき。
ブライスさんの中では比較的珍しいタイプのリアルクローズ系デフォ。
そのファッション故にクールな印象ですが、お顔を見ると正統派美少女。
なにかとオールマイティに活躍してくれそうで、今から楽しみです。

只今桜の森ロス

「ここであなたも耳を二つ失ったのだもの」
「わたくしも、妹とお父様をなくすだけのことよ」
<「贋作・桜の森の満開の下」の台詞より引用



劇場に展示されていた、舞台一幕目のセットの模型。こちらは中休憩ver.

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引き続き、「贋作 桜の森の満開の下」話を。まだ語り足りねえ。

オオアマ、夜長姫、耳男、マナコが中心の本作品。
ポスターでは、夜長姫が「鬼」であるかのように表現されております。
でも自分の中では、ビデオの若松氏の迫力も担ってか、
一番「鬼」に近いのはオオアマだなと思っておりました。
でも今回の舞台を観ていると、やっぱり全員が「鬼」にも思えてきました。

オオアマ→クニ造りに憑りつかれたオニ
夜長姫→オニと思われがちだけど、オニを見ることが出来るヒト
耳男→呪いでオニを生み出した人、芸術のオニ
マナコ→乱暴で人殺しの山賊、世間的に一番典型的なオニ

今回の天海オオアマを見ていると、一国の王たる者としては、
「オニ」になることも、また必要であるのかもしれないかなと。
天海さんは宝塚退団後、初の男役だったのでしょうか?
今回は、余り男役を意識せずに演じているようにも思えました。

毬谷夜長姫はナチュラルに鬼を引き連れていたのですが、
深津夜長姫はちょっと違っていて、奔放さも薄まっていたかな。
人首のおもちゃも無くなったしね。だから「鬼」要素が低くも感じます。
どうしても自分の中での理想の少女像「毬谷夜長姫」と比較しがちですが、
決して深津夜長姫が劣るという訳ではありません。これが役者の個性。

妻夫木耳男は、改めて考えると、ちょっと現代っ子っぽいのかもな。
登場人物の中では一番「普通」に近い配役なので、強烈な個性が無く、
その癖マナコやオオアマと対比される面も多いので、意外に難しい役かも。
ひとつ挙げるなら、「無自覚に流されやすい」というキャラクターを
もちっと醸し出してほしかったかな……って、偉そうな事を言ってみる。

終演後、展示されていた模型は二幕目のセットに変わっておりました。

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実は当日券に並んだのは勿論、3~4時間もチケットに並んだのは初めて。
ええ、全く後悔はしていません。自分以上の猛者もおいででしたし。
当日は、コンビニでお菓子を多めに買って、
お尻が痛くならないようにクッションのある折り畳みマットを持参して、
寒さに耐えられるようにブランケットも持って、
ステンレスボトルにスタバのティーラテを入れて、
絶対退屈するだろうと予測して3DS片手に、万全の態勢で挑みました。
幸い、並ぶ場所も屋内だったので然程の過酷さはなかったし、
黙々とゲームをやっていたので、時間もあっという間に過ぎました。
それでもまだクリアできていませんでしたけどね、ドラクエ11。

・1回目→当日券・三階立ち見
・2回目→当日券・キャンセル待ち券での三階見切り席
・3回目→前売り券・二階最前列、しかも花道上の席
・4回目→当日券・一階前から二列目の見切り席

改めて振り返ると、遠距離、中距離、近距離と楽しむことが出来ましたね。
特に職場の人に協力して貰った三回目の席は、予想外に良くて、
劇場スタッフさんにこの席に間違いないか、確認してしまいました。

「これだけ観たら、満足したんじゃない?」とも言われましたが、
正直足りません! 東京公演にも行きたいなあ……無理だけど。
そして、こっそりと心のこりが二つだけありまして。

ひとつ・花びらを一枚欲しかった

いえね、タイトル通り、桜の花びらが散りまくる舞台でして、
折角舞台に手が届くほど近い席に座ることが出来たので、
記念にこっそり1、2枚ばかり失敬したかったかなーなんて。

ふたつ・お隣の席の方をナンパしたかった

前売り券待ちの列でお隣に並んだ方が、とても気さくな美人さんでした。
チケットをゲットしてシートに座ってから少しだけお話をしたのですが、
まあわざわざ当日券に何時間も待つ方なので舞台がお好きなのでしょうが、
お互いの舞台の好みがめっさ似ていて、すげえシンパシーを感じました。
これ、絶対何処かの劇場ですれ違っていたクチやん! レベル。
野田作品はお好きなようですが「~桜の森」は今回が初観劇だったらしく、
つい「今回は複数回この公演を観た」と口にすると驚かれたのですが、
上演後は「その気持ちが分かった。九州公演にも行きたくなった」と
話されておいででした。私も東京公演にも……<以下略
普段、舞台について語り合える知人が殆どいなかったので、
年齢的にも非常に近そうな方でしたし、本気でお友達になりたかったです。

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劇場では、パンフレットと共に、戯曲本も販売しておりました。
とりあえず購入。二冊目だけどね。歌舞伎版の舞台も見たくなってきたな。
難解だ、よく分からない、との感想を持つ方も少なくない野田作品ですが、
原作ありきの作品や贋作系は比較的理解しやすのではないでしょうか。

読みはニセサク

観劇して参りました! NODA・MAPの「贋作・桜の森の満開の下」!!

変動しがちな「この目で観たい舞台トップ5」内一位を不動に保ち続けた、
憧れであり、舞台に嵌った切っ掛けの作品であり、自分の中での原点。
こちらの作品が好き過ぎて、坂口安吾の原作を読み、戯曲本を買い、
ビデオテープ(の時代でした)を擦り切れるまで繰り返して観て、
作中使用曲をipadに入れ、未だに作中の台詞を殆ど暗唱できます。
本作を生観劇したくて、舞台好きになったと言っても過言ではありません。

すいません。この舞台に関しては延々と熱く語りがちになってしまうので、
あまりにキモ過ぎて他所では口に出来ないので、ここで語らせて頂きます。
以下、激しくネタバレするので、これから観劇する予定の方は要注意。



今回は名作の再演でもあり、豪華すぎるキャストの面々も手伝ってか、
取り難い野田舞台のチケットの中でもトップクラスで取り難かったです。

ポイントカードの特別先行予約(自分と姉の)→アウト
ネットの第一次先行予約→アウト
(父親の)クレジットカードのプレチケット→アウト
ネットの第二次先行予約(職場の人と三人体制)→アウト
ネットの最終プレ予約(職場の人と四人態勢)→職場の人が1枚ゲット!!
一般販売開始→玉砕

そんなチケット運の悪さをここぞとばかりに如何なく発揮しつつ、
運が無いなら努力でカバーすれば良いじゃない! と当日券に並び、
ゲットしたチケット含め、なんとか計四公演を目にする事が出来ました。
もうね、一回目は三時間並んで当日券をゲット出来たのですが、
窓口でチケットを手にした時は、涙目になっておりましたよ。歓喜で。

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さて、ここでまずは簡単に「贋作・桜の森の満開の下」のご説明を。
この舞台は、現在日本を代表する演出家野田秀樹氏の作品であり、
同氏が主宰した伝説の劇団、夢の遊眠社にて1989年に初演された作品。
「贋作」と頭につく通り、元は坂口安吾の同名小説と、
「夜長姫と耳男」という短編がミックスされた内容になっております。
故中村勘三郎さんも惚れ込んだ作品で、歌舞伎舞台にもなりました。
実は再演自体は二度ほどありましたが、一度目の再演の後この作品を知り、
二度目の再演は東京のみの上演だったので、観ることは叶いませんでした。
キャストも新たに満を期した今回、なんと17年ぶりの再演となります。
因みに自分が観たビデオは、一回目の再演のものでした。

野田作品の特徴は、言葉遊びと、めくるめくスピード感が挙げられます。
早い台詞回しに流されがちな言葉が、実はちゃんとそれぞれ意味があり、
無駄に思いがちなあれこれも、緻密に計算されたものだったりします。
なので、一度観た時よりも、二度目、三度目になって初めて意図に気付き、
「そうだったのか!」と新たな発見に鳥肌&驚愕することもしばしば。
この手腕は本当にお見事で、舞台戯曲云々をすっ飛ばして、
自分の中での創作のお手本というか、目指すもののひとつになっています。
本作品でもそんな氏の作品の特徴が、如何なく発揮されております。
舞台上での世界の作り方といい、ビジュアルも踏まえた演出といい、
この人ホントに天才なんだ……と改めて思い知らされました。

因みに氏の言葉遊びには、自分も影響を受けた自覚があります。
昔この舞台を見た直後、余りにも衝撃を受け、いてもたってもいられず、
それを消化する為に書き上げたオリジナル小説もありましたっけ。
(輝夜姫異譚・サイト掲載&削除済み・前はオリジナルも掲載)

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「”耳”に”心”がついた所で、恥と言われるだけじゃないか」
「カニクニを見て、ヒニネニ持つ夢。オニマニ受けて、ムニシニました」
「お礼に奴隷とは綺麗とは言え無礼だ」
<「贋作・桜の森の満開の下」の台詞より引用



さて、本公演の感想を。上記のものは、序章に過ぎません。
一回目の再演との比較がありますので、不愉快な方は要注意。

マナコは、キャストを聞いた時点で自分の中ですとんと嵌りました。
舞台を観ても、その予想に違わぬそのまんま。外れのないキャスティング。
気の小ささや臆病感は、羽場マナコよりも滲み出ていたと思います。
ただ、過剰なまでの動きが特徴の遊眠社の舞台の印象があっただけに、
極端に動きが少なくも感じました。こんな動かない役者だったっけ?

注目の天海さんのオオアマは、違うことなく「ザ・王子様」でしたね。
若松オオアマは天井桟敷仕込みの過剰なまでの身体能力と相まって、
重箱の隅っこが変態な王子様(勿論誉め言葉)でしたが、
こちらは常にキラキラエフェクトがかかっているように見える謎仕様。
あんな人が近くにいたら、王子様過ぎてとても正視できません。
立ち姿が舞台に映え、声を小さくしても不思議と台詞が聞き取りやすく、
もうあれやね、この人。日本の演劇界の至宝ですわ。リアル姫川亜弓さん。

耳男は、なんだか元気で威勢がいい感じ? 決して悪くはありません。
ラストの泣き方は、ちゃんと野田耳男を引き継いでいて安心しました。
個人的に「泣き方」の演技に関しては、「~トトロ」のさつきちゃん然り、
綺麗に涙を流すより、みっともない泣き方の方が胸に来ます。
野田耳男には無かった花びらを掛ける演出も、すごく良かったです。
でも時々、台詞回しに「?」と思う節も見受けられました。
これは、演者の脚本の解釈の違いなのかもしれません。

そして夜長姫は、ヒデキ調の絶叫系かな? 
夜長姫は桜色と呼ばれる二通りの声を出して演じる必要があるのですが、
無邪気な笑い声は可愛らしく、低い声には迫力がありました。
得体の知れない怖さは伝わり、これは何だろう……と考えた結果、
どうも白石加代子さんと被るものがあるように思いました。
深津夜長姫も作品全体から見ると全く問題はないし、充分力が溢れ、
彼女としての夜長姫を全力で演じていたのが伝わり、好感がありました。
ただ、ずっと自分の中にあった「理想の女の子」としての夜長姫とは、
正直、自分でもびっくりするぐらい違っておりました。
毬谷夜長姫の品のある透明感と、何処までも悪意のない無邪気さと、
無垢で奔放な純真さは、彼女でしか成し得ないものなのだろうな。
これはあくまでも好みの問題。
それを深津夜長姫に求めるのは、多分間違っているのでしょう。

台本も一部変わりましたね。勿体ないと思う箇所もありましたが、
監獄とゆえんちに関しては成程、改変後の方が良かったです。
あとエンマ様の人助けエコーは、なんかすごいツボに嵌りました。
それと音楽が、今回は全て完全オリジナルに変更。著作権の関係かな。
個人的にはクライマックスの「Suo Gan」と「私のお父さん」が好きで、
特に自分の中では「桜の森=Suo Gan」だったので、これはちと残念。

因みに本公演で、最も進化したと感じられたのが、アンサンブルの演出。
これが本当に素晴らしい。遊眠社の頃より、更に洗練されております。
特にテープと紙を使った演出が非常に面白い。「THE BEE」の流れかな?
すっきりしてて、好み過ぎて、自分のツボをグイグイ刺激してくれます。
この手の演出は野田さんならでは。やっぱりこの人、正真正銘の天才だわ。

……と、長々語りましたが、舞台は本当に、本っ当に良かったです。

多分現時点で考えられる、最高に近い形でのキャストではないでしょうか。
憧れの舞台をこの目で観ることが出来て、空間を共有することが出来て、
同世代を生きることが出来た自分の幸運に、心の底から感謝します。
最近少々劇場離れしておりましたが、改めて舞台の良さを実感。

キャストの皆さん、関係者の皆さん、野田秀樹さん、舞台の神さま、
素晴らしい舞台を本当にありがとうございました。

朝日に照らされ

バラ・フリュイさんが開きました。ばんざーい!!

この花は肥料の加減が難しいらしく、多肥だと花が開かないようで、
特に秋の花は開き切ることが無いとも言われているようでして、
控えめを心がけて怖々お手入れしていたのですが、いや、良かったです。
実は秋の一番最初に付けた蕾を、ヨトウムシにやられまして、
上半分をがっつり食べられてしまったのですよね……イラッ。
実験的にそのまま放置しましたが、そちらもふんわり開いてくれました。
ただ肥料が少ない分、やっぱり花数も少なくなりました。
お迎え時は20以上蕾が付いていたのですが……矢張りプロの犯行は違うな。

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我が家では、大体この程度花が開いたらカットして、部屋で楽しみます。
屋外に置いておくと、あっという間に虫に狙われるからです。
なので、バラ鉢は沢山あれど、あんまり庭は華やかではありません。

淡いクリームイエローに赤の覆輪が入る花弁ですが、蕾の時は真っ赤。
開き出すと徐々に色が薄くなりますが、結構開花に時間が掛かります。
バラのショップの写真ではまるこいポンポン咲きっぽく見えるのですが、
我が家では綺麗にロゼット咲きになってくれます。
どちらが正解かは分かりませんが、個人的にはロゼット咲きの方が好き。

正直勢いでお迎えしたのですが、今はかなりのお気に入りになりました。
今年の肥料の量を基準の一つにして、来年はもっと花を増やしたいな。

桃か迷ったけど

倉敷でのお食事写真。
先日、母親に「あんた、食べることばっかりね」と言われました。
仕事場の人にその話をしたら、笑って頷かれました。……えっ。



この日はちょっと贅沢に、和牛定食のランチを。

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岡山とくれば、やっぱりフルーツパフェ。無花果のパフェです。

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そして、見てくれたまえ。このラインナップ……青いです。

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写真にはありませんが、もう一つ注目したかったのが、
バスのサービスエリアで売っていた、塩大福in生クリーム。
行きのバスの休憩タイムで腹ごなしに買って食べたら美味しくて、
帰りのバスの休憩タイムでも見かけたのでお土産に購入しました。

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