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闇鍋ウエスタン

実はコロナに伏していた中、しんどさ凌ぎにと読み始めたのが、
漫画「ゴールデンカムイ」……発熱中、変な夢見ちゃったよ。

少し前に実写映画上映の話題をネットで見て、人気あるね、
いろんな賞の受賞作らしいし、もう完結しているし(重要)、
作者(公式)が病気という噂も聞くし、面白いのかな? と
無料分の配信を見て回りましたが……うん、面白い。でもまだ途中。
凛々しい男前女子と大切な子を守る為にバーサーカー化する男子は
間違いなく大好物なので、杉リパ二次創作も読み耽っちゃったよ。

女子が集まってきゃっきゃ可愛い事をするのが女の子の特権と同様に、
男子が集まってすっげえ馬鹿な事をするのもまた男の子特有の特権で、
それが少し羨ましく思ったりしますが、あのノリを彷彿としますな。

あと、とりあえず土方さんはズルい。
歳サマという存在自体が、既に反則。
それだけで、約束されたカッコよさ。

続きを読もうか、熱が下がった現在検討中。
歳を重ねたオタクは、もし嵌ってしまったら……と先を考え、
一歩踏み出すことに敬遠しがち。いろいろ、体力が持たないからね。

病気と食欲と私

病中、発熱と喉の腫れで食欲がずっとなかったので、
三日ほどは水と薬しか口にしないでおりました。
さぞや痩せたであろうと期待しましたが、
思ったよりも全然減ってなくて、がっかりだよ。全く。

高熱と微熱を繰り返し、漸く症状が落ち着き始めた頃、
なんとなくお腹が気持ち悪くなり、吐き気に変わると嫌だな、
先に薬飲んでおくかと胃薬を探しながら、ふと気が付きました。

「……違う。これ、お腹が空いているんだ」

我ながら驚いた。食欲、本気で忘れていたよ。
咽喉の腫れも少し落ち着き、なんとか飲み込めそうだったので、
久々の栄養補給を持って来てほしいと携帯で母に頼んだのですが。
(感染対策につき、自室引き籠り&連絡は全てスマホのメッセージ)

「なにが食べたい?」
「おにぎりと具なしお味噌汁」

日本人のソウルフードやね。無敵。
普段特にお味噌汁が好物って訳でもないのに、
久々に食べたこのご飯が、本当に美味しくて、びっくりした。

続く高熱よりも

祝・初感染コロナ快気☆

「自分は罹らないんじゃね?」

正直、そう思っていた時期が私にもありました……すいません。
ここまで感染しないで来ることが出来たから、
もう自然免疫が出来てるのかな、この調子なら大丈夫かな、
仕事や外出時には必ず使い捨てマスクを装着しているし、
バスや電車のつり革や持ち手には触らないようにしているし、
仕事場の食事時には消毒剤で机の上や身の回りを拭いているし、
流石に以前よりは手の消毒スプレーの頻度は減ったけど、
帰宅時や食事前の手洗いは必ずしていたし、
自分の衛生対策は存外間違ってなかったのかも……なーんてね。
ハイ、過信してました。油断してました。運が良かっただけでした。

何が一番大変だったかって、咽喉の炎症がマジ辛かった。

元々咽喉が弱いのですが、今回は扁桃腺がかなり腫れてしまい、
ポカリスエットも、水も、唾液でさえ飲み込むのが困難に。涙目。
火傷した咽喉で、いがぐりを飲み込むような痛みだとご理解下さい。
幸い食欲も無くなったので、もういい、これはダイエットだと
栄養の口径摂取は諦め、ひたすら眠ることにしました。
発熱が長引いたのはその所為かもしれませんが、だって無理。ホント。
咳が殆ど無かったこともあってか、なんとか家庭内感染は起こらず。
病院で推奨された隔離期間を、二日増しで引き籠もりました。
元看護婦の母が、そこらへん凄く面倒臭……神経質なのでね。

兎も角、自主隔離を終えて最初にしたのは、わんこさんとのお散歩。
母にお世話を任しっぱなしにして、一週間も顔を見せてなかったし、
久しぶりの再会に愛犬も喜んでくれるかなーと思いきやっ! 
対面早々、普通に朝んぽを拒否しやがりましたよ、いつもと同じやん。
そうだね! こういう子なんだよ!! うちのわんこさんは!!!
まあ、訓練学校の合宿で一ヶ月ぶりの再会でも、そんな感じだったな。
寧ろ、ストレスが無かったようで良かったと解釈しておこう。

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家を出ると、お庭の乙女椿のつぼみが開いていて、ちと驚きました。
そういや、蕾ついてたもんね。病気で伏している間に春が着ました。

お手入れと愛着

アウトドアギアのお手入れが楽しい。

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汚れ防止にと木工用のワックスと、そのついでに
木製カッティングボードや食器用のオイルを購入。
まな板、グリドルの持ち手、ペグハンマー、鉈等々、
ナチュラルタイプの木製ギアがやや多めなので、
少しは汚れ防止になるかもと使ってみました。

因みに、同時に犬用の肉球クリームも購入しました。
オイル繋がりで同ショップに取り扱いがあり、
前々から気になっていたので、送料対策も兼ねて。

これがまあ、驚きのしっとり感。肉球クリーム、すげえ。

カチコチだった肉球が、予想以上に柔らかくなって、
えっ、こんなに即効性があるの? と、びっくりしたよ。
気になる方はお薦め。いっそ、人間も使いたいレベル。
問題は、直ぐ舐め取っちゃうところだな。
塗ってる傍からペロペロされちゃう。食べても無害だけどね。
暫くはマメに塗って、慣らせなくちゃ駄目かな。

小春日和なので

暖かくて気持ち良いお天気のわんこさんとの朝んぽ中
唐突&猛烈に「今日はお出掛けしたい!」と思い立ち、
朝食とお洗濯を済ませて、デイキャンプに行きました。

向かったのは、秋にも紅葉を見に行ったキャンプ場。
足が運びやすい距離で、且つお財布にも優しい利用料、
なによりペット可なのが本当に有難い場所なのです。

フリーサイトなので、日当たりの良い場所を探して、
川の向こう側に良いスペースがあるなと向かったのですが、
水が少ないとは言え、途中にあった橋がこれなんだぜ……。

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カフェリードをたすき掛けにして、わんこさん同伴で、
両手に荷物を抱えて、駐車場に停めた車との間を三往復。
「押すなよ~、引っ張るなよ~」と前振りみたいな声を掛けつつ、
わんこさんとぎゅうぎゅうになりながら渡り切りました。

ご飯は、スープ代わりのマグヌードルと。

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そして、冷蔵庫に入っていた肉まんのお手軽ランチ。

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焚火もしました。暖かかったので、小さく少しだけ。

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キャンプとは言え、何かをする訳ではありません。
ランチを作って、食べて、焚火して、お茶して、
日向ぼっこして、わんこさんとお散歩するだけ。

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でも、気持ち良かったー。良いデイキャン日和でした。

暑さが過ぎれば

キャンプギアを購入しました。
アウトドアの基本&ド定番、SOTOのレギュレーターストーブです。

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手持ちのガスコンロは勝手も機能も良くて文句の付け所はありませんが、
それでもやっぱり持ち運びしやすいコンパクトなものも欲しくなり、
限定カラーの販売を発見し、熟考&値下げを見計らい、ゲット。

組み立てのギミックが面倒に感じる層もいらっしゃるでしょうが、
極限まで絞った軽量化と、タイトで潔い機能美は流石に素晴らしい。
ただ、それゆえにカスタムとオプションも求められてしまうのですが、
そんな手間さえも、一部の愛好家からは支持されちゃうんだろうな。

未だ残暑が衰える気配が見えませんが、来るべきキャンプシーズンに備え、
密かに準備&計画を進めております。うふふ。

真夏の幸せ空間

夏の暑い時期だけ、自室にハンモックを出しております。

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理由はわんこさんの朝んぽ。

暑さと日差しを避ける為に、毎朝五時に起きるのですが、
出勤までに微妙に時間が余るし、眠気のままに二度寝するには
外を歩いて汗をかいた体でベットに入るのは少々抵抗がある。
なので、軽い休憩&仮眠用としてセッティングしております。

いやあ、ハンモック、最高ですわ。

メッシュになっているから涼しいし、寝違えの心配もないし、
包まれる感も心地良いし、軽い揺れもリラックスできます。
音楽を流して、扇風機を回して、ハンドマッサージ器を使えば、
プチリゾート気分も味わえる、この贅沢よ。仕事行きたくねえ。

そんな素敵アイテムを通年使わず夏限定にする理由は、
メッシュ素材故に涼しい時期には寧ろ寒くなってしまう事と、
場所を取るので狭い自室では結構なお邪魔になってしまう事。
安定感として必須なのでしょうが、それなりに重量もあるので、
掃除するからちょっと横にどけて……さえ、ちと大変なのです。
もう少し持ち運びが容易なら、アウトドアにも使いたい。切実に。

残暑が厳しいと予想されるこの夏、暑さには流石にうんざりですが、
この贅沢を味わう時期が長くなる所だけは、ちょっぴり歓迎です。

勢いで行ったよ

幾度となくチャンスを逃しつつ、最後のダメ押しとばかりに、
漸く行ってまいりました、夏本番前・梅雨の晴れ間キャンプ。
幸いながらも温度の割には湿度が低めであったので、
これならまだ過ごせるか? と睨んでのチャレンジです。

梅雨の晴れ間キャンプ・1

今回挑んだのは、川辺のキャンプ場でして、自然がいっぱい、
虫もいっぱい、ジブリもいっぱいのロケーションでした。
ファミリー層向けのキャンプ場で、リードフリーサイトがあり、
こちらは是非とも一度利用させて頂きたいと狙っていたのです。

前回の事もあって、今回は当日に空きの確認をしてからの予約。
ニ十サイトほどのキャンプ場ですが、この日は平日だったからか、
自分以外の利用者は御夫婦連れ一組のみ、二組での独占でした。
そんな広々状態なのに、立地条件的にお隣サイトでしたけどね。

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車道沿いにあるキャンプ場ですが、上手い具合に木々に隠れ、
車で利用しやすく、且つひっそり感もあるというこちら。
キャンプ場脇の川も浅くて綺麗で、夏場は子供が喜びそう。
うちのわんこさんも遊ぶかな? と向かってみたのですが、
結局一度も足をつけず……濡れるの好きじゃないからな。残念。

吝かではないが

本格的な暑さが始まる前に、キャンプに行きたかったのですよ。
梅雨の晴れ間なら、まだ湿度が低くて爽やかに過ごせるし、
川の近くのキャンプ場なら、運が良ければ、蛍に遭遇できるかも。
今月は偶然にも平日に連休が二度もあり、どちらか一方を、
お天気と照らし合わせつつ行くつもりで意気込んでおりました。

でも、最初の連休は、入院していた母の退院日と重なり、
流石にそんな時にキャンプに行くのは憚られるので断念。
ならばもう一方の連休を! と、虎視眈々と狙ってました。

なにせキャンプを始めたばかりの初心者で、わんこも一緒だし、
タープも持っていないので、雨は極力避けておきたい。
なので数日前から、アプリで雲行きをチェックしていたのですが、
流石にこの梅雨シーズン、一日単位で曇りと晴れと雨が、
そりゃもう連日、日替わりで目まぐるしく変化しまくり、
予約をするにも足が踏み出せない状態が続いておりました。
踏ん切りがつかないまま、前日の朝、曇りになっていたので、
明日の予報なら外さないよね! と、出勤前に予約を入れました。

キャンプ飯はアヒージョにしようかな、材料は何を入れよう、
帰りにハーフサイズの牛乳パックを買って、あとデザートも。
今度は忘れ物をしないように気を付けて、出発時間は遅めだけど、
寝る前にある程度荷物を玄関先に纏めておいた方が良いよね。
初めての場所だから寝る前にもう一度ルートの確認しておいて、
風呂に入る前にギアの充電をセットして、何着て行こうかな。

そんなうきうき気分で仕事を済ませ、帰宅して、散歩に行って、
お弁当箱を洗いながら、冷蔵庫の食材を小分けするその背後から。

母「もし都合が悪くなければ、一緒に連れて行ってもらおうかな」
姉「明日の天気、雨だけど大丈夫なの?」

ダブルの衝撃に、変な顔になりました。

え、天気って、朝は曇りになっていたのを確認して、予約したし。
つか、一緒? もう予約、大人一人とわんこ一匹で済ませたし。
またお天気かわったの? うそやん、半日でまた変わったの?
一緒に行くって、退院したばっかりなのに? 体調は大丈夫なの?
高齢の母が、コットもなしに寝るとか、無謀にも程があるでしょ。 
せめてチェアが無けりゃ、流石に辛いよ。リラックスできないし。
犬&高齢者連れの雨キャンプって、初心者にはハードル高いでしょ。
てか、母はアヒージョ苦手だよね、夕食のメニュー変えなきゃ。
今からメニュー考え直すって、材料は? 冷蔵庫に何がある?

「ちょ、待って! まずちょっと考えさせて!!」

ひとまず、状況整理の為、一旦風呂に入ってから返答することに。
頭の中を整理しつつ、お湯に浸かりながら考えたのは。

・人数の変更が可能か、キャンプ場に確認&連絡する
・母のギアは、キャンプ場でレンタルできるかを聞く
・但し、明朝の天気予報で雨だったら、キャンプは中止
・白菜と長ネギと豆腐があったので、夕食はすき焼きに変更

との判断に、母も了承。



そうして迎えた運命の翌日……天気予報は見事「雨」。
しょぼーん。



小振りぐらいなら行こうかとも思いましたが、レーダーを見る限り、
長時間&雨量も多めだったので、キャンセルの連絡を致しました。
実際、その日はやっぱりがっつりな雨量だったし、止めて正解でした。
無理に行ってしんどい思いして、その次に二の足踏むのも嫌だしね。
のんびりじっくり楽しみに、次のキャンプへの準備を整えておこう。

母「今度行く時は、一緒に連れて行ってね」

というかだな、母よ、まさか貴方が参加を言い出すとは……。

行くぜ犬キャン

わんこさんとの初めてのデュオキャンプ・その11

出不精が基本装備の癖に、ぼっち旅行が結構好きでした。
でもわんこさんのお迎えを決定した時から、今後は気ままに
ふらふら気まぐれ旅行なんてできないと、諦めておりました。
そんな中、旅行好きのわんこさんのオーナーさん達は
アウトドアでわんこと一緒にキャンプを楽しむ人が多いと知り、
昨今の流行りに乗じて、今回ソロキャンプを実行した次第です。

とは言え私自身、生まれて今までキャンプは全くの未体験。
精々小学校の林間学校や野外活動程度、それも施設に宿泊で、
テントの設営勿論、触ったことも無かったんじゃないかな。

なので最初は
「いやいや、無理でしょ。不器用だし」
「アウトドア好きの知り合いなんていないし」
「一緒に行く人も、教えてくれる人もいないし」
と、憧れるだけに留めて、かなり及び腰でした。

でも以前、ふとした切っ掛けでわんこさんのシニア期を悟り、
体調を考えずに楽しめる時期ってそんなに長い訳じゃないし、
パピー期みたいにあれこれすればよかったと後悔はしたくなくて。

ならば、いつやるの。今でしょ!

そう自分を奮い立たせ、おぼつかないながらも計画を立てました。
本来なら経験者に同行させてもらい、教えて貰いつつ経験を積み、
段階を踏んでからソロを実行するのが一番なのですが、
残念ながら自分の身の回りに、そんな経験者は思い当たらず。
ならば、こんな時こそインターネット! とあれこれ見て回り、
近年のソロキャンのハードルの低さに便乗することにしました。

幸いうちのわんこさんも、パピー期の溢れる荒ぶる野獣感も、
三歳を過ぎた辺りから落ち着いて随分と手が掛からなくなり、
「駄目、絶対!」を繰り返したら人間の食べ物も諦めるし、
リードを離しても鉄砲玉のように何処かへ行っちゃう心配もなく、
ある程度のコマンドなら言い聞かせられそうなので、
これなら大丈夫じゃないかと背中を押されて踏み切りました。

わんこさんをお迎えして、やらなくちゃいけないこともあるし、
我慢が必要なことも、諦めなくちゃいけないこともあるけれど。
でも、案外どうにかなったり、我慢以上に得る物があったり、
諦めてもその代わりになることを発見出来たりしております。
なにより、わんこさんをきっかけに、わんこさんを通じて、
自分が今まで知り得なかった世界や知識が広がっております。

このマイブームがいつまで続くかは分かりませんが、
新しく知ったこの世界を、一緒に楽しんでみようと思います。

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わんこさんと一緒に楽しめる世界は、まだまだ沢山ありそうです。

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