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ドイツの騎士様

我が家のドイツ騎士団こと、ローブリッターさん、レポ。

<基本データ>
産出国・1936年 ドイツ(コルデス)
シュラブ・一季咲き・微香
小中輪・カップ咲き・ピンク

2017年6月末、我が家に到着した頃は、無知と不勉強も相まって、
兎に角葉っぱが落ちてしまい、どうしようかとかなり心配したものです。

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房咲きなので数も多く、小さな花が途切れることが無く開き続けるので、
開花時期が異様に長く感じられます。花付きは我が家の中でトップレベル。
小振りの花が鈴なりにつく姿は可愛くて、ときめきが止まりません。

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まるこい花姿は、開き切る事無く終了。散り際が汚く見えません。
ピンク色の花弁はハート型をしており、何処までも可愛らしい。
香りは微香。鼻を近づけて、漸くほのかにわかる程度。

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当然、後ろ姿も可愛い。カップ咲きのバラの後ろ姿の愛おしさよ。
半ツルバラのようですが、枝が細くてしなやかなので、誘導し易そう。
ただ、枝が伸びるのは、ちょっとのんびり目かもしれません。

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ローブリッターさんは、株全体を見て楽しむバラなのでしょうね。
一季咲きだからこそ、一気に沢山の花を鈴なりに咲かせる様は見事。
今年は兎に角咲かせる事が最優先でしたが、来年は花を増やしたいです。

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昨年葉が全て落ちた時は、黒点に弱い? とも思いましたが、
マルチングをした今年は現時点で黒点病は見当たらず。
蕾が幾つかうどんこ病になりましたが、葉っぱは健康だったと思います。
ただ、ネット検索からの情報では、夏の暑さには少々弱いようですね。
去年の落葉は、もしかするとそちらが原因かもしれません。

独語で「盗賊騎士」の意味を持つドイツ騎士団ことローブリッターさん。
兎に角見た目が可愛らしく、名前と産出国にピンとくる同士には、
ものっそいお勧めします。愛おしく思えること間違いなし! でしょう。

その昔、とあるバラ園で目にして以来、その可愛い花姿が忘れられず、
恐らくこれかな? という予想の元お迎えした品種。
現在あの頃には無かった偏りのある妄想が附随してしまっておりますが、
それでも文句無く可愛い姿に、とっても満足しております。

香りを伝えたい

ジュードジオブスキュアさん、レポ。
二番目に開花したジュードさん、実は一番最初に蕾を発見しておりました。

<基本データ>
産出国・1995年 イギリス(デヴィットオースチン)
シュラブ・四季咲き・超強香
中大輪・ディープカップ咲き・アプリコット~アプリコットイエロー

2018年2月末、我が家に来たのは、冬剪定されたばかりの小さな子。
でも、枝はしっかりしていて、葉っぱも元気で艶がありました。

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蕾は大きめで、丸みがあって、ころころしい。果物みたいです。
花をつける枝が一本ぐーんと伸びがちですが、花が開くとすぐカットして
部屋で楽しむので、個人的にはは瓶に活けやすくて助かります。

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花付きはそれほどですが、大輪なので一輪咲くだけで存在感があります。
黄色と区分されることが多いですが、寧ろアプリコット寄りの、
ふんわりと優しい独特のニュアンスのある色合いをしています。

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花持ちはそこそこ良く、丸い形は崩れず、花弁は開き切りません。
そして突然、前触れもなくいきなりばさっと花弁が落ちます。
部屋に飾っていた花が突然散った時は、あまりの唐突さに驚きました。

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後ろ姿。ぷっくりうなじも可愛い。なによりも特筆すべきは、その香り。
香りで有名なバラだったのでかなり期待しておりましたが、
噂に違うことなく、白ワインとグァバのフルーツ香が素晴らしい。

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発育は旺盛で枝はやや横張りになりがちですが、
密集することが無いので、風通しも良いのか殆ど病気知らずでした。
病気には強いと思われますが、そのやや大き目の葉っぱの所為か、
我が家で一番の、ヤトウガ産卵場所のターゲットになりました。
春先にはかなりこまめな葉の裏チェックが欠かせなかったです。

名前の由来は、映画化された英国文学のタイトルから。日陰者ジュード。
ネット検索で垣間見た内容は、なかなか重苦しいテーマの模様。
主張する色でなく、開き切らずに、俯いて咲く花姿からでしょうか? 

馴染みやすいニュアンスカラーなので、他の花とも合わせやすく、
なによりこの香りと丸いディープカップ咲きの形は、他に代え難い。
カタログ落ちが多いらしいイングリッシュローズの中、
地味に根強く人気があるのは、そこら辺からなのかもしれません。

白きチェリスト

バラ鉢がひと通り春の一番花を終わらせ、ただいま二番花を咲かせ中。
区切りとして、そして自分用メモとして、一度順番に振り返ってみます。



まず、一番最初に開花した、ジャクリーヌデュプレさん、レポ。

<基本データ>
産出国・1998年 イギリス(ハークネス)
シュラブ・四季咲き・中香
中輪・半八重丸弁平咲き・純白&しべが鮮やかなピンク

2018年2月末。幹がぶっとい大苗を、我が家にお迎えしました。
棘がかなり多く、我が家のバラの中で一番刺々しい苗かと思われます。

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蕾はうっすらピンクですが、開くと純白になります。
真っ白の半八重咲きに、中央のしべが赤く染まる様は、清楚で可憐。
香りは、人によってはつんとするようですが、嫌いではありません。

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房咲きで、我が家ではひと房ごとに順番に花が開く感じでした。
花付きは悪くありませんが、やや蕾をゾウムシにやられがち。
あと、極僅かですが、葉っぱにうどんこ病を発症しました。

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和風の庭にもよく似合う、シンプルかつ優雅な花姿だと思います。
トレリスに添わせていましたが、枝は乱れず、素直に伸びてくれました。
来年はもっと蔓を伸ばして、誘導や仕立てにチャレンジしたいです。

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病気が気になることはありませんでしたが、コガネの食害被害が多め。
しべを主張するような花の開き方をするので、虫的にも目につくのかな。
しかも色姿共に、食害の跡が目立ってしまうんですよね。

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突然見初めて予定外に迎えた品種でしたが、結果的には当たりでした。
我が家のバラの中では一番小さな鉢に植えておりますが、
バラ園等では大きなツルバラ仕立てにして花付きも見事なものが多く、
とても見栄えがしたので、頑張ってそんな成長を目指したいですね。
あと、来年は花数を増やしたいので、ちゃんと蕾をピンチしよう。

尚、名前の由来は、夭折した天才女性チェリストからだそうです。
命名するに当たって、死を目の前に向かえて視力を失った彼女が、
複数ある新品種の中から香りを頼りに選んだのがこちらだという逸話も。

凛とした白さと、それを強調させるしべの色との綺麗なコントラスト。
そして、芯の強さを伺わせながらもそこはかとない色気を漂わせ、
清潔感があり、媚びるようなものではないきりりとした香りもある。
そんなジャクリーヌさんは、不思議と女性に人気が高い品種だそうです。

梅雨に似合う花

梅雨入り宣言の少し前の話ですが、庭の紫陽花の鉢を移動させました。
折角綺麗に咲いているので、目立たない場所では勿体ないもんね。
玄関の一番目に入る場所、バラの時同様、スタメンポジションです。



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紫陽花は4鉢、同じ種類が二種ずつでして、全て母親が植えたものです。
同じように、同じ株から分かれた姫リンゴも、三本あります。
多分、駄目になった時の為の、保険のつもりで増やしたのでしょうね。

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同じ株から増やしたらしいのに、各鉢微妙に色が違います。
貰い物で品種は解らないそうですが、なんだろう、ダンスパーティ?

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紫陽花はガクアジサイばかり。実は丸い紫陽花の方が好みなんだけどな。
バラの時と同じく、何となく紫陽花の管理の仕方をネットで見ていたら、
可愛い品種が沢山あって、つい見入ってしまいました。危険過ぎる。
インターネットの危険性って、いろんな場所に潜んでおりますね。

女王様の風格が

ブライス、マジェスティオブハーツ様の携帯撮影。



フル装備。ドレスもヘッドドレスも、ちゃんと凝っていました。

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オーバードレスを脱いで。ワンピースも可愛い。

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アイは全てスペシャルカラー。スペシャル睫毛がセクシーです。

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半透明肌も、うるうるリップも、ふんわり口角も、髪の色も、
どれをとっても流石は陛下、スペシャルでゴージャスでお美しいです。
ただ、我が家のハーツ様はややガチャ目で左右の視点がややズレており、
写真では目立ちませんが、左右の髪のパーマのあたり具合が違います。
後、スタンドはジェーンさん同様、ドレス仕様の腿で支える短いタイプ。
仕方ないとは思いますが、実は個人的には使い難いので、
即刻別で購入していたアルミ製スタンドへチェンジしました。

公式の写真を見て買い逃したアレグラさんに似ている? と
迷わず抽選に申し込んだハーツ様。メイクの雰囲気も好みだし、
半透明肌も綺麗だし、お迎えできてとっても良かったです。

公式で、今年のアニバブライスさんの発表がありましたね。
そろそろピンクかカラフルな髪の子が来るかなと思っていた中での登場。
ややラベンダー寄りのピンクなのかな? でもとても綺麗な色ですね。
優しいメイクも可愛くて、6月の人魚ブライスさんに悩んでおりましたが、
そちらを我慢して、アニバさんのショップ抽選に申し込みました。
昔、どうしても欲しかったピンク髪のマイメロブライスでは、
個人で申し込める可能な限りの抽選に全て挑んだにも拘らず、
悉く全て外れてしまったというトラウマがあるので、
今度こそピンク髪のスペシャルっ子をお迎えしたいです。切実に。

長い夜の姫君

祝! 「贋作・桜の森の満開の下」再演!!

すいません。のっけから、凄いテンションが上がっております。
今回、キモいほど語ります。心の叫びが爆発しています。ごめんなさい。

とうとう! とうとう!! 再演&大阪上演となりました、桜の森!!!
ありがとう、ありがとうございます、舞台の神さま!!
そしてありがとう、本当にありがとうございます、野田秀樹さん!!

舞台「贋作・桜の森~」は、舞台好きになった切っ掛けであり、
価値観をひっくり返された、ある意味自分の原点とも言える作品。
創作に多大な影響を与えられたのもこちらの作品だし、
同時に自分が目指しているのもまたこちらの作品と言えるでしょう。
自分的死ぬまでにこの目で見たい舞台リストで、微妙に順位が上下する中、
不動の一位を鎮座し続けていたのがこちらでした。
VTRでしか目にしたことが無く、舞台をこの目で見ることが夢でして、
初めて映像を見たのはビデオテープ時代だったにも拘らず、
擦り切れる程に繰り返し見過ぎて、未だに舞台の台詞を殆ど憶えています。
特にヒロイン「夜長姫」に関しては、自分の理想とする女の子像として、
今までも、そしてこれからもNo.1から転落することはないでしょう。

今期のキャスト、妻夫木氏は、正直よく分からないのでノーコメント。
深津さんは、以前にも夜長姫を演じての更なる抜擢なので、
彼女に合っているのかな? とりあえず、その実績を信じます。
そして、荒々しくて姑息なマナコ役の古田さんにはなるほどと納得し、
オオアマ役の天海さんには正直仰け反ってしまいました。
天海さんの王子様なんて、ある意味ずるい配役ですね。
仕事の赤鬼には藤井君が配役されましたが、正直自分としては、
彼が主役の耳男を演じても違和感がなかったような気がします。
でも、妻夫木氏は大丈夫か? 三人三様で比較されるシーンが多いので、
生半可な覚悟じゃ、天海さんと古田さんの存在感に太刀打ちできないぞ。
それにしても、オオアマが天海さんとは……この件に関しては、
叶うことなら是非野田さんとじっくり語り合いとうございます。

出勤中に上演を知ったのですが、職場では流石に自制しておりましたが、
帰宅してからテンション高く母と姉に話を聞いてもらいながら、
興奮のままに感極まって涙ぐんだよ。何事やねん、自分。
こんな調子で舞台を見たら、オープニング早々泣き出しそうだぞ。
そしてエンディングでは号泣しそうだぞ。今から既にそんな予感。
どうしよう……とりあえず、公演までは死ねない。生きていけそう。
舞台を観るのを目標に、暫くはお仕事、頑張れるかもしれない。

だがその前に! チケット争奪戦!!
今回の公演に関しては、当然ながら複数回足を運ぶ所存。
特に野田さんの舞台は、どうにもチケット運が悪いことが多く、
かなり不安なのですが、どうしても、なんとしてでもゲットしたいです!!

君達を信じるよ

到着したバラ鉢は、速やかに且つとっとと鉢へと植え替えしました。
何故だろう、ブライスさんのお着替えと同じ感覚で、
とりあえずこれをしないとなんとなくうちの子になった気がしません。
鉢は、やや大き目の9号。7号にすべきかなーとも思いましたが、
到着した苗が思ったよりも大きくしっかりしていたので、まあ大丈夫かな。
苗の生命力を信じます。バラは意外と丈夫らしいしね。超他力本願です。

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米ぬか液と、市販されている病害虫用のお酢スプレーを散布。
梅雨入りしたこれからが本格的な病害虫との戦いです。心して掛からねば。
近所のホームセンターにて、ヤシ繊維のマルチングを売っていたのを発見。
試しに買ってみましたが、新人苗さん達に使ってみて、
調子が良さそうなら他の鉢も取り替えて行こうかな。

正に老舗の底力

イベントツアー2018・その15

昼過ぎには名残惜しくもバラ園を出て、いざ東京駅へ。
駅構内にてお土産と駅弁を購入。なだ万厨房さんのお惣菜セットです。
微妙に中途半端な時間故、あまりお腹は減っておらず、
ご飯いらないおかずだけ欲しい……と思う最中、正にベストなお弁当。
おかずだけの詰め合わせが二種あってかなり悩んだのですが、
店員さんに、こちらが揚げ物が少なくあっさりしていると薦められました。
ちょっとお高めですが、これもまた、旅行中の贅沢なのだ。

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で、新幹線の中で食べて、正直驚いた。すっごい美味しい。
すいません、正直なだ万さんを舐めておりました。申し訳ない。
このお味ならこのお値段も納得。豊富な種類のおかずは、どれも外れナシ。
今後、東京駅で購入するお弁当リストのトップに決定しました。
振り返ると、今回下調べは全くしていなかったのですが、
あまり意識せずに食べたもののヒットが多かったように思います。

新人さんが来た

悩みに悩みに悩み抜いて、やっぱり諦め切れないバラ苗をお迎え。
やって来たのは、あおい、はいから、フリュイ、全部で三種。
意図してなかったのですが、全て和バラをチョイスしてしまいました。

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これでバラ鉢は十個……置き場所に困るのと、何処まで世話ができるか、
既に今から不安たっぷりなのですが、でも一年かけて育てた子もいるし、
とりあえずなんとか頑張って共存していこうと思います。

という訳で、ひとまずバラに関しては、ここまででお迎えはストップ!
…………したいなあ。だといいなあ。できるかなあ。既に弱気です。
いえね、まだまだ未練たっぷりな子がいるんですよ。多いんですよ。
せめて後2株、いや5株……7株だったら、もう欲しい欲しい言わない!
って、全然駄目じゃん自分!!<裏手ツッコミ
何処まで我慢が出来るのか、自分の自制心との戦いになりそうです。
尤も、家の庭のスペースを一人で占領する訳にもいかないし、
和風の庭にこれだけのバラがあるのは景観的にミスマッチなのですよね。
バラは好きですが、庭に関しては洋風よりも和風の方が好きなので、
状況を見つつ、和に合う植え方や飾り方を模索していくつもりです。

実物を目にして

イベントツアー2018・その14

京成バラ園写真、その4。気になる品種。



カフェラテ。なんというインスタ映え感のある花姿よ。

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ディスタントドラムス。絶妙な色味のグラデーション。

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ブラスバンド。元気出そうな、明るいオレンジ色。

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しのぶれど。思った以上に花弁がグルグルしておりました。

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アスリットグレーフィンフォンハルデンベルグ。色良し香り良し名前長し。

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ローズ苗も沢山販売されており、購入に悩んだ品種も並んでおりました。
中には花がついているものも多く、写真のイメージだけしかなかった中、
実物を目の前に出来たのは、なによりも収穫でした。来てよかったです。

でもある意味、こりゃ遠方且つ旅行中で良かったな。
もし近所且つ車で来ていたら、際限なく苗を買ってしまいそうでしたよ。

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