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温泉旅行だもん

更に続いている小ネタ。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普です。
現代パラレル、大学生の菊さんとユールヒェンさん。
そして楽しい仲間達。



夜が開けて翌日。
目が覚めると、何故か目の前には菊さんの寝顔。
おいこらちょっとまて、俺様何も憶えてねえ。
しかも部屋で二人っきりで腕枕されてるって、これなんて状況?
硬直したまま冷や汗をかくユール姐さんの気配に、ぱちりと目を開く菊さん。

菊「…おはようございます、バイルシュミットさん」
ユ「お、おう。その、昨夜の事だけどよ…」
菊「あ…はい(ぽっと判りやすく顔を真っ赤にする)」
ユ「も、もしかして俺様、また何か変な事でもした、とか?」
菊「いえ、そんな事無いですよ(慌てて首を振る)」
ユ「(じゃあ何で、照れる?はにかむ?頬染める?)」
菊「ただ、その、私は学校での貴方しか知りませんでしたから…」
ユ「お、おう」
菊「(にっこり)あんなバイルシュミットさんもいるんですねって思って…」
ユ「(だから何をした、昨日の俺様ーっ)」

以前使ったのと同じネタ、「君○ペット」。
「俺がお前の貞操を守る」発言を言っております、菊さんは。
しっかりされてて優しくて、その上男前なんですね、師匠は。
尚、腕枕は単に引き寄せられて、身の置き所に困ってやりました。
車内で両手を上げるリーマンと同じ、痴漢してませんアピールみたいなもの。
菊さんはユール姐さんのお布団の中には入っておりません。一応、最後の砦。
ただし、畳の上で寝ていたので、身体ががっちがちです。

菊「(腕時計を見て)まだ、早い時間ですね…お風呂行きましょうか」
ユ「へ?」
菊「朝風呂ですよ、折角温泉に来たんですし。ね?」
ユ「でも、こんな早い時間にやってんのか?」
菊「一番風呂に入れるかもしれませんね」

すっきりしますよ。身体もほぐれますしね。菊さんは風呂好きですな。
皆は隣の部屋でぐっすり眠っていたので、起こしませんでした。
荷物を用意して、旅館を出て、二人で外湯へ行きます。あれ、ここ城崎か?
早朝に二人、寝ぼけ眼でからころ下駄を鳴らしながら並んで歩きながら。
ユールさん、ちょっと考えて、考えて、考えて、考えて、決心して。

ユ「なあ………菊」
菊「はい?」

名前を呼ばれて振り返る菊さんに、満足そうにによっと笑うユールさん。
え、どうしたんですか?なんでそんなに嬉しそうなんですか?
クエスチョンマークの中、あ、と菊さんは気が付きます。

菊「えっと…(掌で顔を抑えながら)」
ユ「どうした、菊」
菊「いえ、何でもありません(何だか恥ずかしいですね)」

なんだ、意外と簡単じゃねえか。えへへ…と上機嫌ユールヒェンさん。
「本田」呼びから、「菊」呼びに変わった瞬間。

ユ「お前も俺の事、名前で呼べよ。バイルシュミットって呼び難いだろ」
菊「えっと、ユールヒェンさんですか?」
ユ「さん、はいいよ。名前だけで」
菊「そんな。無理ですよ」
ユ「俺様がいいっつってんだろ」
菊「勘弁して下さい、できません」
ユ「じゃあ…フランシスみたいに、ちゃん付けとか」
菊「善処します」

男のギルベルト「君」なら、女はユールヒェン「ちゃん」になるのか?
この疑問を、どうかどなたか解き明かして下さい。

ユ「ほらほら、言ってみろって」
菊「また今度」
ユ「こら、逃げるな。菊っ」

うわ何この気恥ずかしい感じ。甘酸っぱくて鼻血出そう。
ちなみに、城崎では一日の一番最初に入浴に来た人には、
一番札ってお札が貰えるそうな。男湯、女湯、それぞれ先着一名限定。
菊さんとユール姐さんは無事それをゲットして、皆に披露します。

マ「こんなのあるんですね」
湾「いいなあ、私も欲しかったよ」
ア「二人だけずるいんだぞっ。どうして起こしてくれなかったんだい」
菊「皆さん、ぐっすりお休みでしたので」
フ「次に来た時には、絶対狙わなくちゃね」
ユ「早速次の予定かよ」

ちなみに、残ったメンバーのデジカメや携帯には、
菊さんとユールヒェンさんの寝顔ツーショットが保存済み。
あの後、皆で忍び込んで、こっそり撮影会をしておりました。

ユ「てめーら、なんだよ、その写真はっ」

によによ笑う皆に、ぽこぽこ怒るユール姐さん。
暫くはネタにされそうですな。



だらだら長く続いた割には、この程度の進展って辺りが涙を誘いますな。
いやもう、ホント、ラブ展開が苦手なんですって。
この二人は、ゆっくりくっつくんだと思うんだ<苦しいな、その言い訳

温泉旅館だけに

更に続きの小ネタ。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普です。
現代パラレル、大学生の菊さんとユールヒェンさん。
そして愉快な仲間達。



夜、夕食は旅館のお料理をお部屋で食べます。
和風旅館だけに、お約束的な旅館料理が並びます。

ユ「おー、すっげえ。豪華ー」
湾「日本のカイセキ料理、初めて食べるよ」
マ「美味しそうですねえ」
フ「見た目も美しい、流石日本料理だね」
ア「でも、ちょっと色が地味じゃないかい?」
菊「日本ではこれが普通です」

まあ、ここで宴会になるのは当然か。
菊さんは幹事さんということもあり、今回はノンアルコール。

フ「ユールちゃーん、程々に気をつけてね」
ユ「おうっ、三度目は無いぜ」

ところが三度目をやっちゃうんだな、これが。

ア「もー、ユールヒェン。酒臭いんだぞ」
マ「すっかり出来あがっちゃいましたね…」
菊「まあ、今日はここで寝るだけですから」
湾「大丈夫かな」
菊「このまま休ませて、もう少ししたら隣の部屋に連れて行きましょう」

こっちは野郎共の寝る部屋。隣は女子部屋になってます。
寝てるのか起きてるのか判らないユール姐さんを、座布団の上に横にして。

菊「フランシスさん、そろそろ服を着ましょうね」

兄ちゃんは通常運転です。薔薇スタイルに、最早誰も驚かない。

湾「キクさんって、受け、ね(酔ってます)」
ア「キクってゲイに人気ありそうだな(酔ってます)」
湾「やっぱりそうみえるね?」
ア「日本人の男の子は、ゲイに人気があるって聞いた事があるんだぞ」

ほら。指差す先には、裸で柔道の寝技を掛けるフランツ兄さんと、
押し倒される菊さん。勿論、酔ってじゃれてるだけ。
台湾ちゃん、写メ撮っていそう。で、後で桜さんに送るんだな。
夢うつつで二人の会話を聞きつつ、ぼーっと見てるユールさん。
キクって本田の事か。二人ともあいつの事、名前で呼んでいるんだな。
てか、ゲイって、マジ、有り得そうで笑えねえよ。
そういやあの変態も、色っぽいとか可愛いとかってよく言ってるもんな。
確かに女みたいな顔してるし、細身だし、力づくで押し倒されたら、
ちっさい日本人の男の子なんて、簡単にヤラれるだろうなー。
浴衣肌蹴てるぞ、てかエロいな、おい。

フ「さあ、お兄さんと楽しもうじゃないの。ハアハア(酔ってます)」
菊「ちょ、やめて下さいよ、フランシスさん(苦しくて顔真っ赤)」

すくっと立ち上がるユールヒェンさん。
そのまま菊さんに圧し掛かる兄ちゃんを、思いっきり蹴り飛ばして。

菊「ば、バイルシュミットさん?」
ユ「こいっ」
菊「はい?(ぐいっと腕を引かれ、両手を握り締められて)」
ユ「お前の貞操は、俺様が守ってやるっ(酔ってます)」

きゅん。

菊「(いやいやいや…何ときめいているんですか、私)」
ユ「こいつは、てめえらには指一本触らせねえからな」
マ「え、僕もっ?」
ユ「お前誰?」
マ「マシューだよっ」

とばっちりマシューさん。
ユールちゃんカッコ良いー!ひゅーひゅー声を上げる外野に
どや顔で親指を立てて、そのまま菊さんの腕を引いて隣室へ。
盛り上がる中、心配なマシューさんがさんざん悩んだ末、
一応女子部屋へ様子を見に行きます。
ノックして、返事を聞いて、そっと中を窺うと。

マ「菊さん、えっと、大丈夫ですか?」
菊「ああ、はい。大丈夫みたいです」

電気をつけずにそっと窺うと、既に敷かれている布団の中、
ユール姐さんはすやすやとお休み中。
その隣、布団には入らず、横に添い寝するように寝転ぶ菊さん。
この人はいつも、酔ってはしゃいだ後は、直ぐ寝ちゃいますから。

菊「ただちょっと、動けそうになくて(苦笑)」

ユールさんの手が、菊さんの浴衣の胸元をしっかり握ってます。
寝かせたは良いけれど、彼女が手を離してくれません。

菊「暫くしたらそちらに行きますから。皆さんにそう伝えて下さい」
マ「あ、はい」
菊「すいません」
マ「(ちょっと考えて)菊さん、もうそのまま寝ちゃっていいですよ」

いろいろ準備とかで大変で、今日も疲れたでしょ?
僕、皆にそう言っておきますから。
そう言って、部屋から出るマシューさん。彼は空気読めます。



てか、なんだ、この恥ずかしい展開は。
だらだらすいません、もちっと続きます。

あるわけねえだろ

昨日の続きの小ネタ。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普です。
現代パラレル、大学生の菊さんとユールヒェンさん。



とりあえず、温泉宿に到着。部屋は勿論男女で別れます。
最近の温泉宿って、着物の貸し出しをしてくれますよね。
当然、このメンバーもそれを利用する訳だよ。ここが正に自分得。

菊「皆さん、とってもお似合いですよ」<管理人の心の声

にょメリカは赤とか青とかオレンジとかのはっきりした原色で、
ストライプとか水玉とかチェックとか、ポップ柄の浴衣を選びそう。
台湾ちゃんは、淡いパステルトーンのキュート系だな。
小花が散ったのとか、金魚とか、蜻蛉とか、ウサギとか可愛らしいの。
ユール姐さんはやっぱ紺、藍色、プルシアンブルー。白とか黒でも可。
シンプル&シックな百合とか菊柄を、大人っぽく着こなして頂きたい。
もうねー、浴衣好きなんですわ。柄物好きなので、見てるだけで至福。
え、男性陣の浴衣?まあ、よしなに。<なに、この性差別

で、それぞれ男女別れて温泉へ。

湾「私、もともと、菊サンのお姉さんとお友達ね」
ユ「え、そうだったんだ」
湾「そこからの縁で、菊サンには良くして貰ってるよ」

台湾ちゃんと桜姐さんは隠れオタ友達。
同じ流れでフランシス兄さんとも、実は仲が良さそう。

ア「私はサークルの機材に詳しいって、菊を紹介されたんだ」
ユ「ふうん…それでこの間のアレか」
ア「いろいろ物知りだしね、すっごく助かってるんだぞ」

ぎこちないながらもやがて打ち解ける三人。裸の付き合いは偉大だな。
三人で並んで背中流しっこしたり、泡風呂で遊んだり、
露天風呂で「日本に来て一番驚いた事って何?」てな長話してそう。
にょメリカ、湯船で泳ぎそうだな。それを止める年長者ユールさん。
んで、お風呂上がり。

湾「ユールさんのそれ、すっごく可愛いね」
ア「わお、ホントだ。それ、コスメかい?」
ユ「ん、ああ」
湾「日本の化粧品、私も欲しいよ」
ユ「ちょっと使ってみるか」
ア「サンキューっ」
ユ「こらお前っ、それ取り過ぎ。量多過ぎだ、馬鹿っ」

菊さんとデートした時に買ったフェイスクリームですな。千鳥模様の。
これぐらいの量をこうしてこうして使うんだとよー…って、
お店の人に教えて貰ったとおり、二人に教えてあげたりしそう。
これを使ってたら、日本人みたいに肌が綺麗になるかなーとか、
今度三人でこのコスメのお店に行こうかって話になったりとか。
割と大学の女の子とつるむ事の少なかったユール姐さんとしては、
なーんか変な感じだと思いつつ、悪くはないとも思っている。

フ「随分遅かったね」
ユ「ゆっくり浸かってたからな」
湾「お湯がぬるぬるしていたよ」
菊「それが温泉成分で、肌に良いんですよ」
マ「ずーっと身体がぽかぽかしますね」
ア「気持ち良かったんだぞっ」

茹でたての六人。なんだ、結構ほのぼのしいメンバーじゃないか。

ア「ちなみにおっぱいの形は、ユールヒェンが一番綺麗だったぞ」
マ「聞いてないよ、そんな事っ(顔真っ赤)」
ユ「お前、そんなトコ見てたのかっ」
ア「でも、大きさなら負けないんだぞ」
フ「詳しい話を聞こうじゃないか(きりっ)」
ア「うん、後ね…」
ユ「お前はちょっと黙れっ」
湾「でもユールさん、ホントにスタイルが良くて…」
ユ「言うなっ」

隠すものではないけれど、公表するものでもないと姐さんは思ってます。
ユール姐さんはモデル体型と信じて疑っておりません。
おっぱいは大きくても小さくてもどっちでも良いけど、
形が綺麗な美乳という一点だけは何が何でも譲れない。私が。
温泉ネタである以上、乳ネタを出すのは使命だと思いました。

菊「流石、師匠です(おっとりとした笑顔)」
ユ「お前、それフォローのつもりか」

もしかしてこのメンバー、ツッコミ役がユールさんしかいないのか?
そのまま皆で温泉卵やソフトクリームを食べながら、足湯に浸かったり、
市内散策をしたり、お土産屋さん巡りをしたりしてて。

ユ「これ、なんだ?」
菊「簪ですね、髪を纏めるものです」
ユ「箸じゃなくて?棒一本で髪なんて纏めることができるのか?」
菊「出来ますよ、ちょっと失礼しますね」

くるくると器用にユール姐さんの髪を纏め上げる菊さん。
桜姐さんの影響で、簡単なヘアアレンジぐらいなら出来ます。

菊「(鏡を見せながら)ね、お似合いですよ」
ユ「お前、ホント器用だよな(まんざらでも無い)」
ア「すごーい、キク、私の髪もアップにするんだぞ」
湾「わ、私もお願いしますっ」

浴衣にはアップが似合いますからね。
女の子がきゃっきゃうふふしてるのって良いよなー。
もうちょっと、だらだら続きます。



そう言えば、以前某有名なお祭りに行った際、
旅館でレンタルしているのでしょうね、浴衣姿の外人さんが沢山おりました。
勿論貸出ってのも理由でしょうが、赤とか水色とか黄色とか、
はっきりした原色系の着物をお召しになっていらっしゃいました。
で、日本人は殆どの人が、くすみ系や深み系、渋み系の色。あと黒か紺。
こんな所にお国柄って出るんだなあ…と思いました。

ぽろりもあるぜよ

相変わらず、小ネタの続き。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普です。
現代パラレル、大学生の菊さんとユールヒェンさん。



前回の話で綺麗に纏まったのでこのシリーズも終了のつもりでしたが、
菊ユールの需要があるとのお言葉を頂き、嬉しさあまりに調子に乗ります。
脳内のみに留めて、書くつもりの無かった超自分得ネタです。

題して、
「男女六人湯煙道中・どきっvアブないあの子の浴衣姿に(以下略)」
すいません、頭腐ってます。梅雨だしね。

大学にて。フランツ兄ちゃんとユール姐さんと菊さん、三人の会話。

フ「ああ。あそこの銭湯って、皆よく行くよね」
菊「ウチの大学の生徒御用達ですから」
ユ「良かったぜー。でも温泉って、あれより肌がつるつるになるんだろ」
菊「そうですね。水質が違いますから」
ユ「すっげえ。なあなあ、行こうぜ」
菊「良いですね。でも、温泉は同性と行った方が楽しいですよ」
ユ「なんで」
菊「男湯と女湯で別れちゃいますから」
ユ「あー…」
フ「でも良いよね。お兄さんも行きたいな、温泉」
菊「意外に近場にも多いですよ」
フ「ねえ。折角だし、皆で行ってみようか」

という訳で、急遽一泊旅行で温泉に行く事になりました。
メンバーは菊さんとユール姐さんとフランシスお兄さん、
それに菊さんと仲の良い台湾ちゃんに、
先日お手伝いした映画サークルの主宰にょメリカと、
何故かその映画サークルの制作を手伝わされているマシューさん。
男性チームは平和で仲良さげだけど、女性チームは関連性が薄いな。

ア「ひゃっほー、すっごく良い天気なんだぞっ」
マ「もー、荷物を振りまわすと危ないよ」
湾「ホント、晴れてよかったね」
フ「うん、絶好の旅行日和だな」
ユ「おーい、本田。次の電車だぞ」
菊「はい、直ぐ行きまーす」

京都からのんびり日帰りとなると、有馬とか、城崎とかが有名?
城崎なら天橋立経由もできるし、有馬なら神戸が近いし、
どちらも観光も出来て充分楽しめそうですな。温泉だけでも良いけどね。
まあ、自国民の菊さんが幹事になるのは、当然の流れだな。
でも今回は、ユールさんが菊さんのお手伝いしています。

菊「バイルシュミットさんがお手伝いしてくれて、本当に助かりました」
ユ「大した事してねえけどな」
菊「そんな事無いですよ。しっかりされているから、凄く頼りになります」
ユ「…まあ、今回は俺が言い出しっぺだったからな」

電車の中、四人席に座って盛り上がる皆の隣で、
二人席に並んでこの先の予定を確認する菊さんとユールさん。
完璧主義の二人が幹事って、すごく安心出来そうです。

ア「もー、菊っ。そんな所にいないで、こっちに来るんだぞっ」
菊「(無理矢理腕を引っ張られて)はあ、えっと…」
ユ「こら、てめえ。電車の中ではもう少し静かにしろっ」
湾「ユールさん。お菓子持って来たけど、食べるね」
マ「僕、温泉って始めてです」
フ「俺も俺も。で、菊ちゃん。今回の温泉には混浴アリ?」
菊「ナシです」
ア「コンヨクってなんだい?」
フ「この世の楽園だよ」
ユ「殴るぞ、お前」
マ「へえ、流石日本ですね」
ユ「信じるなっ」

この女性陣って、ユール姐さん、最初は結構緊張しそうだな。
だって、一人は菊さんと親しげでお似合いの可愛いアジア人だし、
もう一人はやたら強引でパワフルで、サークル活動も手伝わせる仲だし。
何となく俺様大丈夫かね…と心配する中、ちらりと菊さんを見ると。

菊「もうすぐ着きますよ、楽しみですね(にっこり)」
ユ「…おう」

とまあ、こんな流れで、もうちょっと続きます。
メンバーが多くてごちゃごちゃしちゃって申し訳ない。
ホント、自分だけが楽しいネタだな。

塵も積もったよ

一年経ったので、別館を改装しました。
とは言え、ちょっと弄って、素材を変えた程度です。
なんか、色が秋冬っぽくなっちゃいましたな。
軽いサイトを目指しておりますが、
多分この日記のページがある限り、軽くならないと思います。
ホント、どうでも良いページなんですけどねー。

そして、菊ユール話が書きたくて仕方無い。
多分、連載の反動。ライトで馬鹿っぽい話が書きたい。
ホント、ここに書いていた大学生ネタ、
ちゃんとした文章にすれば良かったよ。
世間的にこのカップリングの需要があるのだろうか?と、
先日同人通販のサイトを覗いてみたのですが、
見事一冊も発見に至りませんでした。うそー…。
もし今オフで本を作るなら菊ユールだな!と思った
行き場の無いこのパッション、どうしてくれよう。

まずは一区切り

APH長編連載、とりあえず第一目標まで漕ぎ着けました。ばんざーい。
物語の導入部分だけで、7話も使ってしまいましいたよ…やべえ。
このペースを考えると、終わりまでの果てしなさに、鼻血が出そうです。
ここから先が書きたくて、ここから先がしんどい。負けるな自分。
しかしこの回は長かった。書くのも、見直しするのも、この長さでは大変。
多分、読むのも大変だと思う…いやもう、本当に申し訳ないです。

無駄にバトルシーンをつらつら書くのが楽しかったです。
え、躍動感とスピード感って何?

芸能人との願望

今朝見た夢の中で、スマ○プのしんごちゃんと、
広島に旅行に行く打ち合わせをしてました。なんでやねん。
多分、広島にある某ミュージアムに行きたいなーと思っていたから。
でも、なんでしんごちゃん…いや、嫌いじゃないけどさ。

そう言えば昔、藤原○也にプロポーズされた夢を見た時は、
目覚めた時、その居た堪れなさに超脱力しました。どうした自分。
多分、彼の主演する舞台のチケットを取った直後だったから。
でも、なんでプロポーズ…いや、良い役者さんだとは思うけどさ。

自分の知らぬ所で、そんな願望でもあるのかな…と友人に話した所、
「えー、そんなの、私なんて全然いつもの事!普通普通」
と爽やかな笑顔でオッケーサインを出されました。そうだったのか。
ちなみに彼女は、アラシの桜○くんが常連だそうな。

でも、最近の芸能人ってホントに判らないなあ。テレビ離れ激しいです。
今まともに見ているのって「サ○リーマンNEO」だけかもしれない。
あの番組を見る度、某劇団を思い出してしょうが無い。
制作している人の中に、絶対小演劇の出身者かファンがいると睨んでおります。

疲れ目に効きそう

ファイル 671-1.jpg

目に沁み込みそうな。

うばっちゃった

昨日の小ネタの続き。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普です。
現代パラレル、大学生の菊さんとユールヒェンさん。



大学に泊まり込んで、サークルの映像の編集をする菊さんと、
それに付き合ってお手伝いするユールヒェン姐さんのお話の続き。

菊「…あ、すいません。ちょっと外出していいですか?」
ユ「あ?良いけど、何処行くんだ?」
菊「バイルシュミットさんも一緒に行きますか?銭湯」
ユ「…日本人はどんな時でも風呂に入るって、本当なんだな」

タオルはレンタルできますし、ソープもシャンプーも置いてますし、
良い気分転換になりますよ…と誘われて、一緒に行く事に。

ユ「銭湯なんて、行った事ねえや」
菊「それは勿体無い。大きいお風呂って気持ち良いですよ」
ユ「折角日本に来たんだから、温泉って行ってみてえんだよな」
菊「この近くでも結構ありますよ」

男湯と女湯に別れる入り口にて。

菊「じゃあ、針が45分を指した頃に、ここで」
ユ「おう、了解」
菊「判らなかったら、傍にいる誰かに聞いたら教えてくれますから」

大学から近いので、留学生の利用も多く、常連さんは判っております。
普通の町の銭湯なので、中に入ると富士山の絵があったり(お約束)、
天井が男湯と繋がっていたりします。
おーい。本田ー、聞こえるかー…とか、ユールさんは面白がって呼びそう。
なんだ、この昭和じみたほのぼの感は。大好きだけどね。

ユ「すっげえ、気持ち良かったー」
菊「はい、さっぱりしました」
ユ「あー、ここでビール飲んだら美味いだろうなー」
菊「そうですね。でも、今日は我慢して下さいね」

髪の毛、まだ濡れてますよ…とか言いながら、
菊さんが自分のタオルで、ユールヒェンさんの髪を拭いてあげたり。
途中の自販機でコーヒー牛乳飲んだり。
電気風呂に入ったぜ!と自慢げに話したり。

ユ「なんか、シャワーだけよりも、肌がつるつるになった気がする」
菊「そうかも知れませんね」
ユ「特にほら、ここ。(自分のほっぺたを示して)な?触ってみろよ」
菊「…え、いえいえいえ、それはちょっと」
ユ「良いからほら、触ってみろって(無理矢理手を取って)」
菊「ちょ、バイルシュミットさんっ(慌てて振り切って)」
ユ「こら、てめえ。なんで逃げるんだっ」

まて、本田。逃げんじゃねえ。俺様のつやつやほっぺが怖いのか。
言いながら、二人で走って大学に戻ればいいと思う。
青春過ぎて眩しい。鼻血出そう。
でも、大学に戻れば、作業が待っているんだよな。
丑三つ時ぐらいまで頑張って。

ユ「…よーし、こっちは終わったぜ」
菊「お疲れ様です。こっちももう少しで終わりそうです」
ユ「そっか。良かった、間に合いそうだな」
菊「朝までまだ充分時間がありますから、どうぞ眠ってて下さい」
ユ「(欠伸しながら)悪いな、そうさせて貰うぜ」

勧められるままに、ソファに横になるユールヒェンさん。
そして朝、目が覚めると、眠っていた自分の上に、
ちゃんと菊さんのシャツが掛けられているんだな。(お約束)
そっちを見ると、床の上に横になって寝ている菊さん。
うわこいつ、こんな所で寝ると、身体がちがちに痛めるぞ。
てか、雑誌を敷いてるとは言え、流石に床で寝たら風邪ひくだろうが。
起き上がって、自分に掛けられていたシャツを掛けてやるユールさん。
疲れた寝顔を見下ろして、まあ寝顔にキスぐらいはするわな。(お約束)

ぱちりと目を覚ます菊さん。
寝惚け眼でぼーっとしたまま、目の前のユールヒェンさんの顔を見つめて。

菊「(へらっと笑って)ありがとう、ございます」

そのまま、またすぐ寝る菊さん。ずーっと睡眠不足が続く中、
漸く作業も終えてほっとしているので、本気で寝惚けています。
そうとも知らず、どきどきして、そのまま眠れない純なユール姐さん。
え、嫌がら無かったよな、笑ったし、これ、もしかして、こいつも、とか?
菊さんとしては、手伝ってくれたし、シャツを掛けてくれたお礼のつもり。
しかもこの男、憶えてなんかおりません。ええ、これっぽっちも。

菊「ちょ、何で殴るんですかっ」
ユ「うるせえ、俺の純情返せっ」



つーか、いい加減、この二人は進展しても良いと思うんだ。
このまま延々と付かず離れずな関係にしてしまいそうで、
自分のラブ展開の駄目っぷりが、なんかもういろいろと切ないです。
ラブストーリー苦手です。でも、ちゅうシーンは大好きです。

頼りにされます

小ネタの続き。
ジャンル違い要注意。
以下、APH、日にょ普です。
現代パラレル、大学生の菊さんとユールヒェンさん。



急遽友人に、映像の編集作業を、頼まれてしまった菊さん。
演劇サークルの販売用DVDとか、映画サークルの予告編とか、そんなの。
仕方ないと引き受けたのは良いけれど、機材が大学にしかないし、
もう日が無いし、家に帰れずそのまま大学に宿泊しております。

ユ「まーた、押し切られたんだろ。ほんっと馬鹿のつくお人好しだな」
菊「はあ」
ユ「仕方ねえな、何か手伝えることはあるか?」
菊「そうですね…あ、いや、やっぱり結構です」
ユ「コラ、言いかけてやめるな」
菊「いえ、流石に女性にお願いするのはちょっと…」
ユ「(むにーっと菊さんのほっぺを引っ張って)良いから言いやがれっ」
菊「その…買い物をして来て欲しいんですよ」
ユ「エロ本?」
菊「違います!下着ですっ」

二日ばかり帰ってなくて、着替えもろくにして無くて。
ユニ黒で良いので、パンツとTシャツ、何でも良いです。お任せします。

ユ「なんだ、そんな事か。つまんねーの」

ついでに、夕食の買い出しもお願いされ、快く引き受けるユール姐さん。
二日ぐらい着の身着のままでも別に死なねえだろうに、潔癖だよな。
そう言えば、あいついつも、割と小洒落た服着ているよな。
ちなみに菊さんの服は、桜姐さんの御見立てだったりします。

ユ「ほら、何でも良いんだろー(買ってきたものを手渡して)」
菊「すいません、恐れ入ります」
ユ「弟達がいるからな。別に抵抗ねーよ、これぐらい」
菊「女の人にこんなこと頼んでしまって、本当に申し訳無いです」
ユ「大袈裟だな…ほら、あとこれも買ってきた」
菊「おおお、これはコンビニ季節限定のスイーツじゃないですかっ」
ユ「お前このシリーズ好きだろ、デザートに食おうぜ」
菊「ありがとうございます、憶えててくれたんですね」

どないやねん!レベルに変な柄パンとか、謎の日本語Tシャツを買ってきそう。
それでも、胃に優しそうなものを選んだコンビニ弁当とか、
菊さんの好きな銘柄のペット緑茶とかを選ぶと思うんだ。
そんな優しさって、疲れた時にはじんわり効きます。

一緒にご飯を食べている最中に、印刷所から郵便が到着。
パンフレットとチラシが出来あがった模様。

ユ「二つ折りにして、チラシとアンケート用紙を挟めばいいんだな」
菊「本当にすいません。お願いします」

普通はこれ、人海戦術で行います。<チラシの挟み込み
一人でやると、ゲシュタルト崩壊おこしそうになります。マジで。

ユ「あとはこれをホチキスで止めれば良いのか?」
菊「はい、本当に助かります」

作業しながら、ちらりと菊さんを盗み見るユールヒェンさん。
こんな真剣な顔も珍しいな、いっつもへらへら笑ってるもんな、
女っぽい顔しているけど、こうして見るとやっぱ男の顔だな。
てか、自分のサークルでも無いし、突然押しつけられた癖に、
絶対手を抜く事はしねえよな…ま、だからこそ頼られたのか。
どうしようもねえ馬鹿だけど、でもこいつのそんな所は嫌いじゃねえかも。

菊「(時計を見て)バイルシュミットさん、もうそろそろ時間が…」
ユ「いーよ、もう。今日は俺様もここに泊まるから」
菊「駄目ですよ、嫁入り前の女の子が」
ユ「俺が帰って残りの作業、お前一人で今夜中に全部できるのか?」
菊「…無理です。すいません」
ユ「謝んな、お前が悪いんじゃねえだろ」



ちょっと思った以上に長くなったので、続く。
サークルメンバーは、皆で撮影合宿にいっているとか、そんな感じかな。
日本人男性の顔は、欧米から見ると女性っぽいみたいですね。
幕末の使節団も複数国でそう言われたようです。

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