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少し早かったか

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

夕やけ空を眺めながら、電車を乗り継ぎ、そして家に到着。
お疲れさまでした……と言う事で、春(コミ)の青春18きっぷ旅行は終了。
いつもながらの無計画&突然思い立っての旅行となりましたが、
いろいろと回ることが出来て、とっても充実する事が出来ました。

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今回、意外に出費が多かったです。
何故だろう……と振り返ってみると、食事付きの民宿に二晩宿泊と、
バスでの移動があったからなんですよね。盲点でした。

あと、桜がもっと見られるかと思いきや、
残念ながら輪島&白川郷&高山は開花しておりませんでした。
同じ岐阜でも、下呂温泉辺りの駅になると満開でした。

そして、デジカメを壊してしまったのは残念でした……めそ。
次の旅行に行くまでに、早いとこ新しいの買おっと。

つい見てしまう

夏セールのお買い物に行きました。
あまり数は買いませんでしたが、欲しかったものが見つかってほくほく。

ゆるい系の薄手の半そでカーデが欲しくて、あちこち見て回りました。
今年の流行物として大抵何処のお店にも並んでいるのですが、
それでも自分的に気に入った物が無くて、かなり彷徨いました。
色とか、長さとか、形とか、素材とか、傍から見れば差は無いのでしょうが、
そこがどうにも気になる、そんな女のお買い物。
デパートの靴売り場なんかを見て回る時、たまに思うのですが、
あれだけのスペースにあれだけの種類の靴が並んでいても、
結局気になるのって、その内のほんの数足なんですよねー。
色とか、高さとか、形とか、履き心地とか、傍から見れば差は無いのでしょうが、
そこがどうにも気になる、そんな女のお買い物。

散々悩みましたが、半袖カーデは気に入ったものを見つけましたよ。
一緒に探してくれたお店の可愛らしいスタッフさんが、
「お客様、肌が綺麗ですね」と褒めてくれたのは大変嬉しかったのですが、
すいません、そんな貴方の胸の谷間に視線釘付けな破廉恥野郎なんです。

早めのディナー

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

午後、高山駅に到着。ここから帰路へ向かいます。
小さな駅には電車待ちの観光客が一杯で、結構混雑しておりました。
乗り換え時間が結構タイトな予定だったので、
駅に向かう途中で夕食用にと駅弁を買いました。
飛騨高山では有名なのか? 金亀館の「飛騨牛しぐれずし弁当」です。

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電車が込む前に、夕焼け前の空を眺めながらボックスシートで食べましたが、
これが美味しかったです。すごく美味しかったです。
飛騨牛のローストビーフはわさびと醤油をかけて食べるのですが、
高山で飛騨牛のローストビーフを食べなかったことを激しく後悔しましたよ。

涼やかな音色

連日、ムシムシする暑い日が続いておりますね。
少しでも涼を感じようかと、風鈴を引っ張り出してきました。

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去年、有田旅行へ行った際に、体験絵付けで作ったもの。
後日焼き上がったものが自宅に届いたのですが、
残念ながら既に秋の気配が漂うようになってしまっておりまして、
使うのは翌年に持ち越しとなっていたのですよ。

涼しげで透明感のある綺麗な音を奏でてくれるのですが、
風が強い日はちょっと煩くなってしまうのがちと難点。
時々、ぶら下げたポールの上に乗せて、音をお休みさせたりもします。

去年は暑い中、有田に行ったんだよなあ。
また、ふらふらと旅行に行きたくなってきました。

御当地ラーメン

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

ここに来たからには、やっぱり食べておきたいのが高山ラーメン。
少し早めのお昼ご飯として、「しらかわ」にて頂きました。
息子さんとそれを手伝うお母さん、なのかな?
お二人で一生懸命お仕事をされている感じが伝わる、
小さいながらもアットホームな雰囲気漂うお店でした。 

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鰹だしベースのラーメンは、あっさりしているけれど深みのある味で、
ちぢれ麺で、ちょっとびっくりするぐらい美味しかったです。
もしまた高山に来ることがあれば、この店には間違いなく寄ると思う。
大変美味しかったです。久々に大満足したラーメンでした。

さるぼぼキャラ

春(コミ)の青春18きっぷ旅行メモ

散策後、御当地キャラクターひだっちのアンテナショップにて休憩。
店内にはひだっちグッズも沢山販売しておりました。
ココアを頂きましたが、ええ、ビジュアルで選びましたとも。
春咲きとはいえ、まだこの辺りは肌寒かったりするのです。

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ひとやすみしてお店を出ると、路面が随分濡れておりました。
気がつかなかったのですが、店内で休憩中、結構な雨が降った模様。
傘を持たずに歩き回っていたので、ちょこっとラッキーでした。

天然プチトマト

まだ一歳になっていないかな、乳児を抱っこしたお母さんを見かけました。
小さい赤ちゃんが可愛くて仕方ないんだろうな、
嬉しそうに我が子の顔を覗き込み、あやしておりました。可愛いなあ。
ただ、なにげに気になったのがその赤ちゃん、
前頭葉の辺りの髪の毛だけが妙にふさふさと色濃くて、
丸い顔とも相まってまんまプチトマトみたいに見えたんですよね。
そう見えるようにわざと親が手を加えた訳じゃなくて、多分天然もの。
プチトマト赤ちゃん。すんげえラブリー。産毛のヘタを触りたかった。
そういや、少し前にも、やたら長くてさらさらの髪の赤ちゃんを見たな。
産毛だけどストレートで、なんとなくワンレンっぽい。あれも多分天然もの。
当り前ながら、もうこの時点で、いっちょ前に個性が備わっているんですね。
ちくしょう、小生意気な奴らめ、愛おしいな、おい。

そういや、甥っ子ちゃんが大きくなったなと実感した一番最初が、
産毛っぽかった髪が、人間の髪っぽい触り心地になったと気付いた時だったな。
成長した! というよりも、進化した! って気分でした。
そして同時に軽いショック。だって、あの触り心地、好きだったんだよー。
こうして、子供は成長していくんですね……しみじみ。

違う違うんだよ

少し前に観た、寺山修司映画「上海異人娼館」パロにチャレンジ。

ジャンル違い&ネタバレ要注意。
以下、APH、普日英です。



上海にある、とある娼館へやって来るアーサー卿と菊さん。
経営者の耀さんは、如何にも世間擦れしていない菊さんを預かる事に。

耀「ホントに、本人の意思あるか?」
ア「勿論。そうだろう、菊」
菊「はい……」

本編では、終始はっきりとその理由は明かされておりませんでしたね。
これは「愛の実験」とだけで、後は察しろという訳ですな。
娼館の一室を宛がわれる菊さん。殺風景でがらんどうの部屋の中、
その壁に菊さんはアーサーさんの写真を一枚貼ります。
もの寂しげに窓の外を見つめる菊さんを目にしたのが、
娼館の裏手に住む町の少年、ギルベルト。公国辺りと思って下さい。
役的にはフェリちゃんとかルートさんとか男台湾くんっぽいけど、でも師匠。
キャスティングにやや無理矢理感がありますが、そこは普日領所以のお約束。

毎晩男娼として客を取る菊さんの様子を、窓の外から伺うアーサー。
にこりともせずに男の相手をする菊さんを、恍惚とした表情で眺めます。

ピ「あいつは、快楽に身を落としているです。浅ましいですよ」

一緒に眺める愛人の言葉にも、うっとりと笑って首を振ります。
他の男と肉体関係を持っていても、二人の精神的な愛情は変わらず、
彼の自分への愛は絶対的なものだとの証明のための実験なのです。

耀「また、お前に花が届いているあるよ」
菊「(黙って花束を受け取る)」
耀「みすぼらしい花束あるね」

街の屋台で買ったような、素朴で飾り気のない花束。
大金持ちのアーサーならば、もっと豪華で高価そうな花束を贈ります。
差し出し人は判らないけど、受け取った花を部屋に飾る菊さん。

その内、殺風景な部屋にも、高価な調度品が並ぶようになっています。
でも、倒錯的な愛の実験は終わらず、さらにエスカレート。
敢えて動けないように鎖で縛りつけた菊さんの目の前で、
アーサーさんは愛人との性行為を見せつけたりもします。
これ、意味あるのか? やっぱりSMは良く解らんな。

そんな中、菊の娼館へ足を運ぶギル兄さん。
商品のように並ぶ娼婦に混じる菊さんの姿に、視線を引き寄せられますが。

耀「気に入った子はいたあるか?」
ギ「あいつ……あの、端の奴……」
耀「ああ、あの子あるね。お金はどれ位持っているあるか」
ギ「(ポケットから取り出すのは、小銭程度)」
耀「餓鬼が冷やかしに来るんじゃねえある。とっとと帰るよろしっ」

そんなはした金じゃ、大切な預かり物のあの子の相手はさせないあるよ。
娼館から放り出されるギル兄さん。
菊さんを買うには、相応の大金が必要なのだと悟ります。

ロ「政府の奴らなんかに、任せておけるかよ。ちきしょー」
ア「俺らでなんとせなあかんねん」
フ「でも、俺達でホントに出来るかなあ」
ギ「……俺がやるよ」
ロ「なんだ、突然。てめえ、今まで全然興味が無かったじゃねえか」
ギ「金になるんだろ……だったら、何だってしてやる」

世情は革命の気質が高まっておりまして、若い革命グループが、
大きなカジノを経営するアーサーさんに資金援助を求めます。
革命には興味ないけれど、ギャンブルの一つとして援助するアーサーさん。
だけど、結局革命は失敗。アーサーさんは革命グループに逆恨みを買います。

ギルベルトは負傷しますが、それでも大金を手に入れることが出来ました。
片腕を包帯で吊った身体で菊さんの元へ行き、男娼の菊さんを買います。
部屋は派手で豪華な調度品ばかりですが、
場違いなまでに質素な花が飾られているのに気が付くギルベルト。
そっと手を取った菊さんの指には、彼にはあまり似合わないゴツイ指輪が。

ギ「趣味悪ぃ指輪だな」
ギ「俺がもっと良いのを買ってやるよ」

指輪を外そうとするギルを、咄嗟にどんと押し遣る菊さん。
実はこの指輪は、アーサーさんが菊さんにプレゼントした唯一のもの。
まるで菊さんを決して離さない楔とか、枷とか、鎖とか、そんな象徴。
負傷した腕を庇って倒れるギルは、その痛みに唇を噛み締めます。
それに気が付き、慌ててその身体を起こそうと手を伸ばす菊さんに。

ギ「なんで、拒絶すんだよっ」
ギ「俺はお前を買ったのにっ」

無表情のままの菊さんに、違うと首を横に振り。

ギ「俺は……お前に喜んで欲しかったから……だから……」

花をいつも贈っていたのが、ギルベルトだったと悟る菊さん。
項垂れるギルベルトさんを、慰めるように抱き寄せ、ベットへ誘います。
キスをして、抱き合って、もつれ合って、体を入れ替えた時、
二人でベットから転がり落ちちゃいます。
ベットの下できょとんと目を合わせ、つい笑ってしまう菊さんに。

ギ「笑ったっ」
ギ「なあ、もっと見せてくれよ。お前の笑った顔」

頬を手で包み、嬉しそうに顔を寄せるギルと、くすくす笑う菊さん。
その様子を窓越しに見ているのはアーサーさん。
菊さんが彼に心を開いた事に気がつくと、途端嫉妬に狂い出します。

そして、財産を失ったアーサーさんは、町中でギルを見掛けます。
彼の後をこっそり追いかけ、彼が入ったのは革命グループのアジトの部屋。
懐から銃を取り出して、彼が入った部屋の扉をノックします。

ア「話がある。開けてくれ」

扉の向こう、人の気配が近付いて、そちらへ銃口を向けて、そして……。



寺山氏作品は所謂ビジュアル系なので、文章で表現するのは難しいなあ。
彼らしい表現が随所に見られる作品でして、独特な映像がとても綺麗です。

ちなみにこの映画上映企画のタイトルは、
「幻想と詩とエロチシズムの寺山修司◎映像詩展」というものでした。
この映画前売り券を某コンビニにて購入の際、手続き方法が判らず、
レジの高校生ぐらいの若い女の子に手伝って貰ったのですが、
このタイトルはあんまり若い娘さんには見せたくなかったぜ……。

ぱくぱくあるく

春(コミ)の青春18きっぷ写真

立ち食い写真の続き、高山編。
有名和牛が地産の観光地って、御当地グルメの勝ち組だと思う。



朴葉味噌まんじゅう。ご飯が入ってて、ちょっと変わってる。

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五等級の飛騨牛にぎり三種。塩、タレ、軍艦。受け皿は海老せん。

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かりんとう饅頭。少し前からよく見るようになりましたよね。

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観光地としては雰囲気が頗る素晴らしい白川郷に軍配が上がりますが、
高山は食べてみたいあれこれが多いってのが魅力ですよね。

もぐもぐあるく

春(コミ)の青春18きっぷ写真

何故だろう、今回はやたら買い食いしていました。
自分的には結構珍しいです。あんまりしないんですよね。



輪島の朝市にて、えがらまんじゅう。出来たてであったかい。

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白川郷にて、五平餅。注文してから、炭火で焼くのです。

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白川郷にて、飛騨牛肉まん。有名和牛の肉まんとは贅沢ですなー。

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途中で買い食いしちゃうと、お腹一杯になっちゃって、
ランチとか夕飯が美味しく食べられなくなると嫌なので、
基本的には控えるようにしています。
でも、店先に売っているものって、すごく美味しそうに見えるんですよね。

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